こんにちは、佐藤夏希です!
本日はGear8 Taiwanに入社した林 岳柔(リン ユェロウ)さんの新入社員インタビューをお届けします。
いきなりですが、リンさんはRose(ローズ)という名前でお仕事されています。
「あ!Gear8ネームってやつかしら?」とSummit愛読者の方々は、心の中で思われるかもしれませんが違います。実は、ビジネスシーンで使う’英語名’なんですよね。そして、英語名は本人が自由に決めることができます。
台湾の方全員がそう、というわけではないのですが、外国企業や外国人と仕事をする方は比較的英語名でお仕事をしている事が多く、Gear8 Taiwanの3人も英語名でお仕事をしています。
海外チームと話していると、なかなか知らない細かい異文化を知ることができて楽しいですよね。
冒頭がすっかり長くなりましたが、早速Roseちゃんの新入社員インタビュースタートです!
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しっかりお話しするのは初めてですね、佐藤夏希です!よろしくお願いします。
こんにちは〜!Roseです。ほぼ初めましてですね。よろしくお願いします。
ね、1対1で話すの初めてだもんね。今日はいろいろ聞かせてください。まず学生時代がすごい勉強量だったと聞いていますが・・・
あー(笑)はい。多かったですね、9-21時まで授業を受けて21時から図書館に通って勉強して、また次の日がくるという生活をしていました。でも自分が学びたいことだったので、楽しんでやっていました。
専攻は広告で、ダブルメジャーでデジタルコンテンツの勉強もしながら、副専攻で日本語を選択し語学を学んで、日本へ1年間交換留学へも行きました。
授業以外でも、友だちとチームを組んでUXのピッチに出たりしていたので・・・学生時代は、ほぼ勉強の記憶しかないです。
学生時代は、広告・デジタルコンテンツ・日本語を学び、自分が何に向いているのかを楽しみながら模索。

UXのピッチ会場での1枚。笑顔ですが緊張しているのが伝わってきます。
この勉強量の中でUXのピッチ!結果を聞いてもいい?
約100チームある中で、準決勝まで残りました。順位的には4位だったのですが、7チームくらいが入賞していたので、そんなには・・・1年くらいかけて行われたピッチなので、そんなに切羽詰まった感じではなかったですよ。
100チームの中で4位だったら充分すごいよ!そっか、Roseちゃんは学生時代に広告・デジタルコンテンツ・日本語を学んで過ごしていくうちに、UXへ興味が出てきたんだ。
デジタルコンテンツの授業で多種多様なUI/UXに関する授業があって、いつかUI/UXに関わる仕事をしたいと思い始めました。その授業がきっかけで、先ほど話したUXのピッチにも参加したんです。何に向いてるかを模索していたので、少しずつ見えてきた頃でした。
UI/UXへの興味のきっかけは、その授業だけだったのかな?それとも他にもなにかあったのかしら。
授業とUX関連のインターンシップの経験もありますが、日常的に使用していた色々なスマホアプリの良し悪しも大きいです。「こうしたらもっと伝わるのに」「こうすればもっと良くなるんじゃないかな?」とユーザーの立場で考えることが多く、しっかりとユーザーに伝えることの重要さに改めて気づいたんですよね。
UI/UXに関わる仕事で卒業後の仕事は探したの?
日本に関わる仕事もしたかったので、日本と関わることができるUI/UXの仕事を探しました。だけど、台湾では日本語のUI/UXの仕事はあまりというか・・・ほぼなくて。日本語を選ぶかUI/UXを選ぶかで悩んで、両方の企業にも応募しました。だけど、両方なかなかうまくいかなくて・・・UI/UXも求人の段階で採用条件が厳しく、経験者がほしいと言われてしまいました。
そうなんだね、聞いててちょっと心が痛くなる。でも、Gear8は2社目って聞いてるから、卒業後の就職先は?
はい、クラウドファンディングに特化したコンサルティング会社に就職しました。日本市場のプロジェクトスペシャリストを担当して、プロジェクト管理・業務開発・マーケティング企画、コピーライティングなどを担当していました。
ものすごく忙しい職場だったのですが、仕事の仕方やテンポの速さ、自分はこの仕事のスペシャリストだと誇りを持って仕事をする姿勢など学ぶことが多かったです。日本語もいかせる職場だったので、ビジネス日本語も学びました。
もし時間を戻すことができたとしても、就職活動でまた同じ選択をすると言い切れるくらい良い経験をさせてもらいましたね。
当時の仕事風景の写真も持ってきてくれました。仕事の中にはInstagramでインフルエンサーに直接日本語でDMするという業務もあったそう。日本語が鍛えられたと笑いながら教えてくれました。
うんうん。日本語が活かせる職場だし、話を聞いてると活躍していたのが伝わってくるけどこの後転職するってことはUI/UXのことが忘れられなかった?
そうですね、転職を決意してGear8 Taiwanの求人に応募するのですが、実は4年前の就職活動の時にGear8 Taiwanの求人を1度見ていて(笑)その時は台湾拠点のマネージャーを探している状況で、経験もないし一気にマネージャーは柄でもないなと応募しませんでした。ただ今回は前職で社会人としての経験もついたし、ディレクター募集だったので応募してみようと。

台湾オフィスでの仕事風景
Gear8 Taiwanに入社して、マルチタスクが自分には向いていると再認識。
4年越しの応募だったんだね。応募してくれてありがとう!面接のときに、台湾メンバーや水野さんに会ってみた時の事って覚えてる?
最初は、台湾のAnnさんと面接だったのですがカジュアル面談に近くて、転職動機や社風などいろいろな話をしました。その後に日本の水野さんと梅木さんと話したのですが、緊張しすぎて記憶が薄いです(笑)水野さんは、一般的なボスじゃなくて親切な人という印象だったのは覚えています。課題をプレゼンして、入社内定がもらえてやっと緊張がほぐれた感じです。

台湾出張中のふくみさんと。
入社してみてのGear8 Taiwanはどう?
Web制作が中心かと思っていたら、SNS運用・ブランディング企画・マーケティングなど幅広くトライできる職場でした。今はユーザーインタビューにも挑戦しています。私の性格的に様々な案件に関われる方が合っているので、1つのアプリのUI/UXだけの環境というよりも楽しく仕事ができそうです。Gear8は、デジタルを通してクライアントが一番伝えたいことや商品の正しい情報を届けることができる会社だと、入社して改めて感じているところです。
また入社してまだ日が浅いですが、日本のGear8メンバーとチームを組んで何かお仕事をしたいとも思います。
あとは、ソフトウエア開発にも興味があるので、今後実際に開発する場面があるならどのような流れなのか、ノウハウ・注意点などを身につけたいです。プロジェクトマネジメントだけではなく、プロダクトマネジメントもやってみたいです。
やりたいことがいっぱいだね!個人的にも挑戦したいことってあるかな?
コーディングを勉強してWebサイトを作ってみたいのと、個人のオウンドメディアに挑戦してみたいです!ただまだ方向性が決まってないので、いつかって感じですが(笑)どんなに忙しくても何かに挑戦して興味を持つことは、これからも大事にして仕事をしていきたいです。
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Roseちゃんの新入社員インタビューをお届けしました。
謙虚な中にも学ぶことへの情熱が会話の端々から伝わってきて、やりたいことをキラキラと話すのが印象的でしたね。
さて、恒例の動物選定理由の紹介です!Roseちゃんはフラミンゴです!
水野さんからの選定理由
「フラミンゴの名前の由来って「炎」っていう意味があるんだけど、Roseさんの静かな中に仕事への情熱がある感じが似てると感じたのが選んだ最初の理由です。フラミンゴは環境に対して合理的な対応能力が高くて、あの特徴的なクチバシは餌を食べる時に水面と平行になるように上クチバシが真っ直ぐになっているんだよね。他にも片足立ちは冷たい水から身体を守るために体温調節の役割もあったりと、全ての行動が合理的になっている。Roseさんも合理的に行動してくれることが多くて、そこもフラミンゴとリンクした部分かな。」
Roseちゃんの静かで優しい雰囲気の中にある、仕事への情熱を私も感じました。直接会ったことはないですが、画面越しで感じるあの熱い気持ちを水野さんは最初から感じ取っていたのですね。さすがです。
ただ気になっているのは、水野さんに選定理由を聞いた時に「フラミンゴはやたらとモテるらしい。」と言っていて(笑)確かにフラミンゴはピンク色が濃ければ濃いほどモテるらしいが、これはどう言う意味なのか・・・確認が取れ次第、またSummitでお伝えしますね。
新しく加わったRoseちゃんとGear8 Taiwanを今後もよろしくお願いします。