目次
1、はじめに
こんにちは、GEAR8の梅木です。興味を持ってこの記事に辿り着いていただいた皆さんどうもありがとうございます。
あらためて、弊社の紹介を簡単にさせてください。
GEAR8の事業内容
GEAR8ではウェブサイトの企画設計、デザイン、開発、ブランディングをメインに企業のサポートを2008年から行っています。また自社サービスとして、北海道の魅力を海外の方々へ伝えるメディアTrippino Hokkaidoを2015年にリリースし、現在まで運営を続けています。
海外展開を2014年から積極的に進めており、2014年にはチェンマイオフィス(タイ)を開設、2016年にはバンコク現地法人設立(タイ)、2018年には台湾現地法人(台湾)を設立いたしました。
カンボジアでの現地法人設立
私たちの3つめの海外拠点としてプノンペン(カンボジア)を検討しています。
カンボジアを3つ目の拠点として選んだ理由はいくつかあるのですが、結論としてはとてもシンプルなのですが、
「面白そうだから」ということです。
もちろん一般的に言われているように、人口減少に伴い日本のマーケットは縮小していく一方で、カンボジアの平均年齢が若く成長の余力があること、GDP成長率が高い等の話がないわけではないですが、そういったもっともな話より、もっとシンプルな理由が根底にはあります。
カンボジアでの事業内容
カンボジアでは大きく2つの事業を展開する予定です。
ひとつ目はこれまで弊社が各国でおこなってきたWeb制作とマーケティング事業です。
カンボジアに関してはGoogle検索がその他の国と比べ普及していないこと、人口も1600万人程度でマーケットとして非常に小さいことから、苦戦が予想されますが今後はモバイル対応のウェブサイトを中心にユーザー数は増えていくと考えられ、競合が少ない今の段階からポジションをつくることで今後の成長のタイミングで優位性を作ることが出来ると考えています。
ふたつ目の事業は、カンボジアの人に喜んでもらえる事業をやりたいと考えています。
カンボジアは様々な社会課題がありますが、その中でも農村部を中心とした貧困問題は大きな社会問題のひとつです。
近年、カンボジアは海外からの投資などにより急速な経済発展を遂げています。しかし、その恩恵はプノンペンなどの一部の都市に限られており、都市部と地方の所得格差は大きく開いて行っている状態です。貧困問題はストリートチルドレン、児童労働など多くの問題を生み出します。
私たちはこの貧困問題を解決するための方法として、これまで社内で50以上の事業プランを考えました。社会問題の解決というテーマだと、ボランティアのような事業プランに収斂しがちですが、私たちは非営利の組織ではないので、きちんと利益を出したうえでこの問題に取り組まなければなりませんでした。
色々と苦戦をしながら、ひとつのアイディアに可能性を見出しました。
それがコールドプレスジュース事業です。
コールドプレスジュースとは、素材に熱を加えず生のまま、強い圧力をかけて、素材が持っている水分を搾り出すジュースのことで、素材の水分だけで作るので大量の生きた栄養を一気に摂取することができるのが大きな特徴です。
現地の野菜やフルーツを使いそこで得た利益を農村部へ正しく循環させることで、地方の主要産業である農業の支援と都市部の方々が抱える野菜不足といった健康問題を同時に解決できると考えています。パッケージやロゴなどのブランディングはもちろんですが、個人にカスタマイズされたジュースがWebアプリ上でサジェストされるなどテクノロジーの要素も付け加えることで、GEAR8ならではのユーザー体験も提供したいと思っています。
この事業を通じて達成したい未来は以下の3つです。
- 都市と農村の所得格差是正の一助となる未来
- カンボジア国産野菜の地位向上が達成される未来
- カンボジア人の健康に寄与できる未来
これまで挑戦したことのない全く新しい分野ではありますが、海外での事業経験やブランディング、マーケティングの知識を総動員することできっと達成することができると信じています。
2、カンボジアの魅力
カンボジアと聞いて皆さんはどんなイメージがあるでしょうか?
世界遺産のアンコールワット、人によっては地雷や内戦など少し暗いイメージがある方もいらっしゃるかもしれません。
確かにそう言った側面もありますが、近年は都市部を中心に海外からの投資が進みショッピングモールや、高層ビルも多く建設されています。
イオンもカンボジアに進出しており、日本の食材を手に入れることも容易になりました。
また医療面でも日系の病院があるため現地で生活するための心配は入りません。
カンボジアに対する魅力は人それぞれかと思いますが、個人的にカンボジアの魅力は人の優しさとまだ未整備で出来上がっていない部分が多い反面、その分チャレンジのしがいがあるといった点が魅力だと感じています。
3、必要とするスキルと経験
新規拠点の立ち上げということもあり、多くのスキルを必要としますが最初から全て揃っている必要はありません。今回のプロジェクトを通してひとつずつ習得していければ良いと考えています。強いて言うのであれば、健康な体、素直な心、諦めない気持ちが必要かと思います。これらの資質を備えていればあとからいくらでもスキルや経験を積んでいくことが出来るというのが私たちの考えです。
下記は必須スキルではありませんが、歓迎するスキルと経験になります。
- カフェ等を経営をしたことがある
- カンボジアが好きでカンボジアに住みたいと考えている
- 英語またクメール語を話すことができる
- ウェブの知識がある
- ウェブディレクションの経験がある
- 長期で事業にコミットできる
- 性格が明るい・ポジティブ・頑固じゃない柔軟な対応ができる
- 会社経営をしたいと考えている
4、期待する成果
カンボジアに常駐される方には、下記の成果を期待します。中々ハードルが高いことは私たちも認識しています。各拠点のメンバーのサポートを受けながら、成果に向かって一緒に頑張ってくれる仲間を求めています。
- カンボジア現地法人の設立
- 優秀な人材の獲得
- ウェブサイトの制作実績をつくる
- Web関連事業において自走可能なチームの育成を行う
- コールドプレス事業において自走可能なチームの育成を行う
5、サポート体制
海外で事業を0から立ち上げて軌道にのせていくことは簡単ではありません。私たちはこれまでタイ、台湾での法人設立と事業運営の経験があります。その中で培ったノウハウについては随時共有し、出来るだけスムーズな事業立ち上げを行いたいと考えています。
具体的なサポート体制と福利厚生については以下のように考えています。
サポート体制
- 週1回の全拠点での週次ミーティング
現在のプロジェクトで困っていることなど気軽に相談できる場を設けます。 - 海外事業立ち上げ経験者のサポート
立ち上げから事業が軌道に乗るまでの数年間については、基本的に海外事業立ち上げ経験者のサポートのもと活動していただきます。※基本的にはリモートでのサポートを想定していますが、2-3ヶ月に1度現地に滞在して直接サポートを実施する予定です。 - 月1回の全拠点での月次ミーティング
月に1回全拠点の売上等を共有します、その中でどのようにして現状の課題を解決していくかみんなで意見を出しながら問題解決を進めていきます。 - 半年に1回の日本への渡航費支給
半年に一度日本への渡航費(上限100,000円)を支給いたします。 - 家賃補助
現地で生活するための家賃補助(上限30,000円)を支給いたします。
6、応募プロセスと締切
- 弊社ウェブサイトのお問い合わせフォームよりお問い合わせください。採用担当者より2-3営業日以内にご返信させていただきます。
- 採用担当者と面談をしていただきます。
- 弊社から出させていただく課題に取り組んでいただきます。
- 課題を拝見させていただき、課題通過の可否をご連絡いたします。
- 最終面接
おおよそ、内定まで1ヶ月から2ヶ月程度の選考期間となります。
応募締切;2023年11月30日まで
7、まとめ
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。カンボジアでの会社立ち上げは私たちにとっても新しいチャレンジです。新しいチャレンジは最初から上手くいくことはほとんどありません。上手くいくまでにたくさん挫折するでしょう。ですが、挫折のないところに成長はありません。諦めず最後までやりきり成功させることに意味があります。
そうして得られた経験は人生にとってプラスになることはあっても、決してマイナスになることはないはずです。足りない部分は補い合って、成功に向かって挑戦していきたいと思っています。
わたしたちと一緒にカンボジアでチャレンジしてくれる仲間のご応募をお待ちしています!
7、お問合せ先
エントリーフォームからお問い合わせください。