年次有給休暇の取得が義務化されてそろそろ1年。
これまでとこれからの過ごし方を考えるお話。
こんにちは、広報の仲吉です。
今回のテーマは「年次有給休暇(以下、有給休暇)」。みなさん、ちゃんと消化していますか?
昨年7月末に入社した私は今年1月にようやく有給休暇が付与されました。先日さっそく半休を取得したのですが、行き先は病院でした…。かなしい。
さて、みなさんご存知の通り、2019年4月から有給休暇の取得が義務化されました。対象となるのは年10日以上の有給休暇が付与される労働者で、すべての企業は年5日の有給休暇を確実に取得させなければなりません。いくら有給休暇の申請が労働者の当然の権利とはいえ、社内の雰囲気や仕事の状況によって、なんとなく『休みづらいな』と思っているうちに有給休暇が消滅していた…という人も堂々と休めるようになったわけですね。
義務化されてからの約1年、ギアエイトの面々がどのような有給休暇を過ごし、また休む際にはどのようなことに気をつけていたのかアンケート調査しました!なかなか興味深い内容となりましたよ。
【この1年間の有給休暇はどのように過ごしましたか?】
◎おうちのこと
子どもの学校や保育園の行事、祖母の介護、帰省
◎ヘルスケア
風邪、通院
◎旅行・おでかけ
土日とくっつけて国内または海外へ、週末だと混む美術館へ、北海道旅行に来た友人と遊ぶ
◎勉強
アロマテラピー検定1級を取得するため教室へ(無事合格!)
▼広報メモ
特別な理由がなくても、週末はどこも混むからと平日にお休みを取って行くのはアリですよね!行列のお店もスルッと入れちゃったり。勉強のために有給休暇を使うのは尊敬します…。
ぼーっとするためにお休み取ったっていいじゃない。 ※画像はイメージです。
【有給休暇を取得する際、気をつけていたことはありますか?】
◎タイミング
仕事が比較的落ち着いている時期を選ぶ、
観光シーズンじゃない時期を選ぶ、
他のスタッフが休みor長期出張の時期を避ける
◎仕事面
前後の仕事やアポの調整が必要なので休暇希望日の2か月前にはカレンダーに入れるようにしている、
スケジュール管理と同僚への早めの告知、
少ない確認で済む仕事を依頼するようにしている(海外出張時も同じように)
◎メンタル面
休暇に集中できるように仕事を納める!
申し訳なさそうにしないでしれっと取る!
▼広報メモ
メンタル面は意外と大事。周りへの配慮は大切ですが、遠慮してばかりだとずーっとお休みできないですからね。要望出しつつ、相談しつつ。
気軽に相談し合える空気づくりも大切。 ※現在は撮影時より人口密度が増しています
【有給休暇の取得前後で困ったことはありましたか?】
◎仕事面
引継ぎ相手を探すこと、スケジュール調整、休暇中も社内外問わず何かしらの連絡がくる
◎メンタル面
入社したてのころは取得しづらい雰囲気があった(最近はみんながどんどん休んでる印象!)
▼広報メモ
「困ったことは特にない」「みんながフォローしてくれるのでありがたい」といった声もありました。
【ズバリ、2020年4月~の有給休暇はどのように過ごす予定ですか?】
・普段だとなかなかできてない趣味の時間にしたり、家族とまったりできるといいかな。
・子どもたちとキャンプや旅行したいなと思ってはいる。
・旅行から帰ってくる翌日に午前休をもらって体を休めるとか、うまく使っていきたい。
・子どもが大きくなったので、自分のための時間を作りたい。
・定期的に毎月消化して、平日にできる勉強やサードプレイスの構築に使いたい。
・旅行したいし、家でゆっくり過ごしたりもしたい。
・ヲタ活。
・運動不足を解消したい。
・旬の食材を味わいに行くとか…。
【休暇を有意義にするコツはありますか?】
・年末年始やお盆以外にも連休と合わせて長期休暇にするのは、心身ともにリフレッシュできていいかなーと思いました。(平日だと飛行機代や宿泊費が安いし!)
・「毎月第3水曜」など自分の中で定例化すると、それに合わせてスケジューリングできたりするので良いかな。土日休みと違った使い方をしよう!と思えます。
・家から出る。人と会う。
・休暇に集中する。仕事を忘れたほうが仕事に活かせることを得られると思います。
・まずは早起き。身の回りのことを早めに終わらせて、自由な時間を確保する。
▼広報メモ
みなさんいろいろ考えたり、工夫したり。仕事のようにきっちり決める必要はないかもしれませんが、ある程度のマイルールを持っておくと、お休みを存分に楽しめそうですね。
カヌー体験はまたやりたいなぁ…(個人のつぶやき)
最後に自由記入欄を設けたのですが、ここが一番伝えたいところかも?と思うほど、いろいろな意見が挙がりました。
取得が義務化されたとはいえ、ただ休めばいいってものでもない。ギアエイトはこれからどのように有給休暇取得を促していくべきか。みんながどんな意識で休めたらいいのか。今後の休み方を考えるきっかけになりそうです。
・単純に使いましたか?YESorNOではなく、タイムマネジメントの能力評価基準として見ていけるといいかもしれません。誰かが完璧に消化するために誰かが苦労して消化できない、というのを防ぎたいので、もしかしたら社全体で誰が消化できていないか把握しておくのは必要かも?
・有給休暇を取りやすいように“空気”を作った方が良いと感じます。もちろん、有給をとる時に同僚への配慮と仕事に対する責任感も大事なので、このあたりの教育も必要だと思います。
・若い会社が積極的に有給休暇の取得を促して、見本となれたらいいですね。多くの企業はまだまだ休暇を申請しづらい雰囲気だと思うので。
・良い休暇はインプットの質を上げる!
▼広報メモ
予想以上に真剣なコメントが多く、ふむふむ…と納得しながら読みました。手前味噌で恐縮ですが、ギアエイトは休みを申請・取得しやすい会社になってきていると思います。もちろん時期によっては難しいときもありますが、仕事をより楽しくするために休みをどう使うか?をもう少し深く考えていけたら良いのかもしれません。ちなみに、「お誕生日休暇とかあってもいいですね」なんてゆるい要望もありました(笑)。
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今回はじめて社内でアンケート調査をおこないましたが、当初思い描いていたよりも興味深く、おもしろい結果となりました。また次回、実施してみたいと思います。有給休暇の取得をはじめ、よりよい働き方については今後もみんなで考えていきたいものですね。