北海道札幌市を中心に、家具のデザインと製作をしている匠龍木工社様のウェブサイトを担当しました。職人でありプランナーでもある代表の松山さんを中心に、主に木材を使用したオーダーキッチンを製作されています。お客様のご要望は勿論、好きな料理やキッチンでの過ごし方など、暮らし方を丁寧な会話から引き出して創る家具は、建築家からも一目置かれています。
今回のウェブサイトを担当するのは2回目で、リニューアル前のウェブサイトも当社でお手伝いしました。新しいウェブサイトでは、仕上がった家具を見せるだけではなく、その過程や、家具作りの考え方をお客様に知っていただき、より納得してもらいたいというオーダーでした。
これまでのウェブサイトでは表現しきれていなかった匠龍木工社の考え方は、「ムダにしないこと。」資源・技術・想い、この3つをムダにせず、お客様に必要とされる家具づくりを追求していることを【かんがえかた】というページで表現しています。
また、同ページにはオーダー家具の製作過程を収めた映像を併せて掲載しており、緻密で丁寧な手仕事により家具が作られていることがよく分かります。音声付きの映像はこちらでご覧いただけます。[ 匠龍木工社PV ]
匠龍木工社さんの家具づくりは最後のひと手間を惜しみません、人の感覚を大切にする手仕事は映像でも登場しています。この昔ながらの道具を紹介しているコンテンツがトップページの最上部にある「手仕事をささえる道具たち」のページです。職人が大切にしてきた5種の道具を印象的な写真とコピーで紹介しています。道具の傷ひとつひとつはこだわりの証です。
大量生産と大量消費の中で、大切に世代を超えて使える家具を創り続ける匠龍木工社様の姿勢はわたしたちの仕事の仕方を改めて考える良い機会となりました。
キッチンを台所を呼び、ムダにしないことを掲げ、ちょうどいいモノを創る。
今回はデザイナーの川島さん、カメラマンの水上さん、コピーライターの池畑さん、エンジニアの須藤、ライターの仲吉と仕上げたウェブサイトです。
