2023.09.25

大自然の中で「祭り」と「地方観光」を考えるアイディアソン合宿

Mizuki Yamada

こんにちは。今年の酷暑、北海道とは思えない日々が続きましたね。やっと秋を感じる日々になりました。今回は、今年の弊社の夏の終わりをお届けします。

毎年恒例の「ギアエイト合宿」。今年は9月上旬に、苫小牧にある「イコロの森」様にご協力いただき実施することができました。

札幌オフィスのメンバー全員参加での3日間、アイディアソンの様子をレポートします!

DAY1-morning-

午前中に札幌を出て、快晴の中苫小牧の森の中へと向かいます。自由な羊を横目に自由な発想を薪と焚火が見える最高の場所

天気にも恵まれ、最高のロケーションです

羊や馬、にわとりなど動物たちがのびのびと暮らす中にたたずむ研修棟が今回のギアエイトのアイディアソン会場。とっても素敵な雰囲気のロッジです。到着後、いざ合宿スタートへ。

今年のテーマ「未来から考えるアイディアソン」

ギアエイトのフィロソフィーとしている「知らないは、楽しい。」これに基づいた未来から考えるアイディアソン・・と、水野からテーマの発表。

4チーム(4名一組)に分かれて、「北海道の地方観光」をアップデートするアイディアを「祭り」をキーに考えます。

アイディアソンの目的は、「知らないは、楽しい。」を体現すること・チーム力を高める・深く考えてみる・アイディアを重ねていくこと。

「地方観光促進の要として注目される、地元ならではのお祭りを新しく作る!」がミッションです。

昨年のアイディアソンは「北海道の地域課題を解決するアイディアを、ゲーミフィケーションの要素を取り入れてデザインせよ!」というアップサイクルのアイディアが飛び交いました。今年は、新しい祭りを作るアイディアを練ります。制限時間内にまとめあげ、翌日のプレゼンまでに各チーム資料をまとめます。発表スタイルはPCを使っても・使わなくてもOK。

今年のチーム編成はこちら。チームライオン(須藤・山田・匠・小松田)チームオオハシ(北川・シュンヤ・亜衣・優里菜))チームトナカイ(待島・橋本・石岡・沖田)チームチーター(秦野・梅木・岩田・渡邊)

それぞれのチームのやり方で、アイディアを出しあっていきます。今回はこのアイディアソン以外に、同じチーム編成でレクを楽しむということも発表されたこともあり、チーム力が重要????団結力アップのためにひたすらお菓子を食べながらブレストを開始するチーム、早めに場所を変えて大自然の中で話し合うチームなど様々。アイディアのメモも、大きなホワイトボード派もいれば、デスクに付箋を張り付けていく派も。

1日目のアイディアソンはあっという間に時間が過ぎていき、タイムアップ。最後のまとめと発表準備は2日目の午前中に集中して取り組もう!ということで、ここからは美味しいごはんとテントサウナ、レクを楽しむ時間へ。

DAY1-afternoon-

イコロの森の美味しいごはんと、仕事中とは一味違ったメンバーの表情から、楽しさが伝わるのではないかと思います。どんなレクで盛り上がっていたのかについては、ここでは秘密にしておきます笑

DAY1-night-

焚き火を囲んで語り合いながら夜は更けていき・・

DAY2 -morning-

合宿2日目の朝。ラジオ体操でスタートです!

午前中の時間を使って、各チームのアイディアをブラッシュアップ。15分の発表時間に盛り込む内容を決めていきます。

以下の内容の抜け漏れがないか・もう少し考えを深められるところが無いかを探るまとめの時間です。

  1. 地域のお祭りやイベントについての考察
  2. 北海道内の市町村または地域の選定理由
  3. お祭り(イベント)のタイトル
  4. お祭り(イベント)の概要
  5. このお祭り(イベント)を選定した理由
  6. お祭り(イベント)のポイント
  7. 地域と旅行者との関係
  8. お祭りによって得られる経済的・人流的な効果

アイディア自体の質・着眼点・オリジナリティもさることながら、限られた時間で発表内容をまとめられるかもアイディアのクオリティにつながります。今回はプレゼンを聞いて全員での投票を行い、その得点で優勝チームを決めるとのことから、「伝える技術」も重要。

プレゼンタイム!「知らないは、楽しい」を体現する「新たなお祭り」のアイディアとは?

チームライオン 「長万部」で行う「粉砕!爽快!WANPOホタテ祭」

チームオオハシ 「音威子府」で行う「バーニングおといねっぷマン祭」

チームチーター 「夕張」で行う「ゆうばりfloating festival」

チームトナカイ「YUKAR HINNA FESTIVAL」

チームトナカイだけ、諸事情により発表中ではないテンションの写真になってしまいましたが・・・笑、プレゼンはしっかり!と行われました✨

長万部・音威子府・夕張・阿寒、とエリアもテーマも見事に分かれた(打ち合わせ無し!)発表となりました。個性的な「祭」のアイディアと、その町について深堀した情報が共有されます。商工会に電話問い合わせをして情報を得たチームや、画像生成AIを使ってイメージ画像を作り上げたチームも。人口減少による直近の地方の課題を目の当たりにし、「祭りのアイディアで何ができるか?」を考えた結果が皆出ていました。オーバーツーリズムや環境配慮にもどう対応していくのかというプランニングがあったチームも印象的でした。このお祭りの企画に至ったビジュアルのまとめ方にも個性が出ます。

全チームの発表後は、個人でチームへの投票とコメントをフォームに入力し、後程の結果発表を待つことに。約1日半のアイディアソン、お疲れ様でした!!!!!!

午後はランチと動物たちとの触れ合いを楽しみ、イコロの森を大満喫。

DAY2-afternoon-

イコロの森にある「チセ」でランチハヤシライスもタコライスも絶品午後は馬と仲良くなり羊とも仲良くなれました

DAY2-night

いよいよ、アイディアソン結果発表の時・・・・

2023年合宿アイディアソン、優勝チームは・・・

チームオオハシ「バーニングおといねっぷマン祭」!

チームオオハシ おめでとうございます!????????????

初日の夜のチーム対抗レクでも優勝を勝ち取っていたチームオオハシ。圧倒的なチーム力と高いスキルで今年の合宿のスターでした!

チームオオハシのアイディアに寄せられたコメント一部

  • とてもインパクトのあるイベントで、巨大な雪だるまがどれだけ大きいのか、実際に足を運んで観に行きたいと思いました!
  • 海道イチ小さいまちで世界一大きい雪だるま⛄はインパクトがあり、社会貢献の意味でもアリだなと思いました。人を集める難しさを一度にいくつも美味しい、でイベントを集中させるアイデアは秀逸でした。
  • 他のチームには無い既存イベントにお祭りを重ねていく方式で、なるほど!と思いました。 巨大雪だるまを燃やすところを見たことがないので見てみたいです! 

改めて、チームオオハシおめでとうございました!

他のチームにも多くの愛とアイディアあるコメントがあり、客観的に自分たちの企画をとらえる良い機会になりました✨

普段と異なる環境で一つのテーマと向き合い、自分たちのフィールドである「北海道」を様々な角度から知るきっかけとなったアイディアソン。

大自然の下で、メンバー同士新たな一面を見つけることもでき、たくさん考えたくさん笑った2泊3日となりました。

DAY3 -morning-

来年こそは、台湾・タイ、そしてカンボジアの全員集合の合宿を目指して。来る15期のスタートに向けて気合が入りました!

お世話になったイコロの森の皆様、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします!

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Mizuki Yamada

1987年札幌生まれ。動物はシマウマ。広告代理店のインバウンド事業部で営業を経験し、北海道の魅力を外国人に発信する仕事の面白さを覚える。 タイ人向けのインバウンドメディア「Trippino HOKKAIDO」のローンチ直後のタイミングでギアエイトに入社。主にインバウンドマーケティング及びSNSやウェブ広告の運用を中心に担当。 プライベートではロードバイクのNPO法人理事を務め、北海道内を中心に自転車での旅を楽しむ日々。自分が実際に経験したリアルな北海道を伝えることを大切にしている。最近の興味関心は「新規事業の戦略立案」と「企業のストーリーブランディング」。好きな街はチェンマイとニューヨーク。