オウサマペンギン(Aptenodytes patagonicus)
別名キングペンギン、またはギアエイトオキノ。
ペンギン目ペンギン科コウテイペンギン属
オウサマペンギンは、世界で二番目に大きなペンギンです。
では一番大きいのはというと、あとから見つかったコウテイペンギン(エンペラーペンギン)。
オウサマより大きいのでコウテイと名付けたとする説もあるらしいですが、本当のところは不明。
コウテイペンギンは南極で繁殖し暮らすことができますが、オウサマペンギンは南極では繁殖しておらず、もうすこし温暖な亜南極の島々に住んでいます。
この2種は外見が似ているので、混同されがち。見分けるにはいくつかポイントがあります。
まず、前述の通りサイズ感に違いが。オウサマペンギンは人間の身長のように立ち姿の感覚でいうとおおよそ80cm前後、コウテイペンギンは90~110cm…くちばしの先から尾羽の先まで体長として書くと130cmくらいだそうです。
ちなみにオキノは身長155cmほど。
かんたんに絵に描いてみました。
…個体差もあるとは思いますが、かなりおっきいですよね。
続いて、頭や首もと、足首の模様や色でも見分けられます。あと足首の見え方も少し違いますね。
そして衝撃的に見た目が異なるのが、ヒナの様子。
みなさんが思い浮かべる、かわいらいしいグレーのペンギンの赤ちゃん…は、
コウテイペンギンのヒナです。
ではオウサマペンギンのヒナはというと、先ほどの図に追加するとこんな感じ。
ヒナというよりは、キウイフルーツか亀の子束子に見えるような…。
いや、毛並み(?)はテディベアっぽいと言えなくもないかも…。
そしてこれまた大きさが気になるところですが、必死で栄養を摂る+フワモコな分、親より大きくなるそうです。
可愛さはさておき、これでもうみなさん見分けられますね。
オウサマペンギンには、北海道なら下記の場所で会えます。
私の出身の関東だと、
などもおすすめ!
今までペンギンにあまり注目したことがないという方は、ぜひ、ペンギン目当てに水族館へ行ってみてくださいね。
* * *
ペンギンの他にも、弊社スタッフに割り振られている動物たちは、代表の水野が決めるのですが
せっかくなので選定理由をきいてみました。
「得意分野だと仕事が早く、不得意または未知の分野だと慎重になるところが、泳ぎは得意だけど歩く時よちよちなペンギンの姿になんとなく似てたので。あと見た目。」
…だそうです。
最後に、ペンギン好きが高じて見た目も似たのか、キャラクターにもペンギンを与えてもらった私ですが…
いちばん好きなのはフンボルトペンギンなのです。
小脇に抱えられそうなちいさいペンギンを愛でるのがすき!
以上、G8動物図鑑をおおくりしました。
このコーナーでは不定期にスタッフのキャラクターになっている動物について紹介していく予定です。
(あくまでも素人が調べられる範囲のものから気になったことをまとめています!正確な情報は専門の方にご確認ください。)