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こんにちは!初めまして、プランナーの簡です。
台湾人旅行者の目線を持ちつつ、訪日外国人旅行者向けの提案と自社案件「Trippino HOKKAIDO」の編集を担当しております。普段のお仕事からも学んできた北海道観光知識についてお話ししたいと思います。

東京(羽田)から510マイル、台北から1,682マイル、バンコクから3,158マイル離れた遥かな北の大地では、台北では絶対見たことがない野生動物たちが生息しています。今年の春から札幌の近辺でもヒグマの目撃情報が相次ぎ出ます。北海道では、特有の野生動物と出会うことは、実は難しくないです。ちょっと田舎のほうに行ったら、野生動物と一緒に共存するのも当たり前の話です。

台北出身の僕にとっては、野生動物はとても遠い話でしたが、まさに今は身近な存在になりました。北海道のことをもっと知りたい!と思ったら、まずはこの大地の「住民」から理解しましょう。

今回は北海道に住んで4年目の僕が、北海道最大の魅力の一つである「生き物」をご紹介します。どんな可愛い動物がピックアップされてるのか、見てみましょう!

special thanks… イラストはデザイナーのが描いてくれました。

 

File#01 キタキツネ

Ezo-Red-Fox2

本州の狐より体が大きい「キタキツネ」は、耳の裏と四肢の足首の部分が黒いのが特徴です。北海道の平地から高山帯まで、広く生息しています。ネズミ、ユキウサギ、鳥類、昆虫などを主に食べます。秋には果実や木の実も食べます。

近年、観光客が餌をあげたりする行為が、キタキツネの行動に変化を与えてしまいました。例えば、知床国立公園のキタキツネは観光シーズンの終わった4月前後になわばりを離れ、ウトロ市街まで人間の餌を求めて遠征していることが確認されています。キタキツネは体内に「エキノコックス」という寄生虫を持っています。もし遭遇しても触らないようにしましょう。

 

File#02 エゾヒグマ

Ezo-Brown-Bear

北海道と言えばエゾヒグマですね。エゾヒグマは北海道に分布するヒグマの亜種で、大きいものでは体重は550kgもあり、寿命は長くても35年程度です。エゾヒグマは雑食動物で、草類、果実、木の葉、木の実などの植物から、魚、卵、昆虫、小動物まで、基本的に何でも食べます。しかし、開発による生息地の減少や密猟のせいで、エゾヒグマは国際自然保護連合(IUCN)では、絶滅危惧種としてレッドリストに記載されています。

道東の知床半島には、500頭くらいのエゾヒグマが生息しているのではないかと推測されています。一番ヒグマの密度が高いエリアです。ウトロ港からは知床岬までの観光船では、海からエゾヒグマを観察することできます。

※エゾヒグマの体の色は、褐色から黒まで個体によって様々です。
Trippino HOKKAIDOのシロクマのような色のエゾヒグマがいたらおもしろいな…と思って描いてもらいましたが、本当はいません白色はいません。ちなみにシロクマは北極圏に住んでいるので、鮭を捕まえて食べることもないそうです。

 

File#03 エゾナキウサギ

Ezo-Crying-Rabbit

北海道にしか生息しないエゾナキウサギは絶滅危惧種です。道内でも道央・道東など限られたエリアにのみ分布しています。主に800m以上の高山帯のガレ場に生息して、岩のすき間で生活します。植物の葉や茎、花、実などを食べます。エゾナキウサギは冬眠しないので、夏から秋にかけて冬の保存食作るという越冬準備を行います。

ちなみに、北海道振興機構の観光PRキャラクターの「キュンちゃん」は、エゾナキウサギをモチーフしたものです。ナキウサギはピカチュウのモデルになった動物とも言われて、可愛らしくてファンが多いです。

 

File#04 シロフクロウ

Snowy-Owl

主に北極圏に生息するシロフクロウは、冬は多くの個体が亜寒帯まで南下して、日本でも北海道でまれに見られます。雄は名前の通り、ほぼ純白の羽毛がおおっていますが、雌と赤ちゃんでは白地に黒の斑紋があります。シロフクロウは他のフクロウと違って、日中に狩りをします。小動物や水鳥などを食べます。

冬になると、雪と同化してどこにシロフクロウがいるかわからないぐらい羽が真っ白です。弊社のデザイナー韓の動物はシロフクロウです。

 

File#05 エゾシカ

Ezo-Deer

北海道全域に分布するエゾシカは、二ホンジカの亜種の中では最大級の大きさで、秋になると最も重いもので200kg近くに達する個体もいます。特に草原や牧草地との林縁を好み、夏期には草本や牧草を食べて、餌が不足する冬期にはササ類や樹皮などを食べます。先住民族アイヌの人々にとってエゾシカの肉はとても貴重な食材として、毛皮や皮革は衣類として、ムダなく利用されています。

近年エゾシカの数が増えすぎて、現在は道内全体で推定60万頭以上が生息しているといわれています。畑の作物や植林の木の芽や樹皮を食い荒らすため農林業の被害が拡大したり、自動車や列車とエゾシカの衝突事故が増えるなど、人間の暮らしへの影響も少なくないです。ですので、今北海道ではエゾシカを食肉として活用する取り組みを積極的に展開しています。

 

File#06 タンチョウ

Red-crowned-Crane

世界中のタンチョウの半数以上は北海道に生息していて、特に釧路湿原周辺は主な越冬地です。食性は雑食で、昆虫、カニ、貝類、魚類、鳥類の雛、ネズミ、植物など食べます。頭頂には羽毛がなく、赤い皮膚が裸出して、「丹頂」の名前の由来になります。春から夏にかけては繁殖や子育てのため湿原を中心に、秋から冬にかけては給餌場でエサをついばむ姿や、雪原から気高く飛び立つ姿を観察することができます。道東の「鶴居村」は、タンチョウの生息・繁殖地であることから村名をつけました。

タンチョウは日本や中国では古来深く親しまれてきた鳥であり、昔話でも「鶴の恩返し」などで多く取り上げられてきました。アイヌ語では「サルルンカムイ(湿原の神)」と呼ばれています。

 

 

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北海道は野生動物たちのパラダイスです。今回紹介した6種類以外にも、特有の野生動物がまだまだたくさんいます。都会に住んでいる人達はなかなか野生動物と出会う機会がないですが、北海道に来たら普通に出会えます!野生動物に出会った時に、もちろん写真をいっぱい撮りたいと思いますが、いくつの注意点も事前に覚えておいたほうが良いです。

例えば、生態系を守るために、餌を決してあげないことです。また、キツネ、エゾシカ、タヌキはよく車道に出てきてしまいますので、運転するときにも心掛けましょう。更に、小熊が時々出没する場合もありますが、親が近くにいるので車から出ないようにしましょう。