2020.09.11

G8memo #52 夏の合宿2020

Gear8

SDGsを理解してビジネスにつなげるアイデアソン。
札幌メンバーだけで過ごした2泊3日の合宿のお話

 

今年も行ってきました。毎年恒例、Gear8の夏の合宿です。先日のsummitで予告していたとおり、今年の舞台は2年ぶりのニセコ!
ニセコ白雲荘さまを貸切で利用させていただき、Gear8だけの自由で実りある3日間を過ごしてきました。本当なら全拠点のスタッフ集合!としたかったのですが、今回は断念。札幌メンバーだけの合宿の様子をたっぷり紹介したいと思います。

 

初日:暑さと強風の中、楽しくおいしくBBQ

1日目はバス移動+BBQの予定なので比較的みんなリラックス。お天気にも恵まれ、気分も高まります。途中スーパーに寄って買い出しをしたのですが、制限時間30分以内に全員が買い物し終わるという優秀ぶり!経理の橋本がしっかり事前準備したおかげですね。

 

スーパーからは10分ほどで白雲荘に到着。部屋に荷物を置いてランチタイムです。近くのレストランに行ったところ、そこにはいつもお世話になっているカメラマン古瀬桂さんの写真が飾られていました!うれしくて思わずパチリ。

ランチタイムのあとはしばし自由時間。わたくし仲吉は誕生日会のために予約したケーキを、往復40分かけて一人で取りに行こうとしたのですが……朝香・がついてきてくれました。アイス食べたりお茶飲んだりして、おかげで楽しい自由時間となりました◎
他のスタッフもお散歩したり、お先にビールを飲んでいたりと満喫していたようです。

インターンの匠くんも参加。先輩方とお散歩してました

 

そんなこんなで夜はお待ちかねのBBQ。
事前に役割分担していたものの、屋外の準備はアウトドア上級者の水野や待島、秦野にほぼお任せしつつ、調理組はせっせと食材を切ってくれました。綿密なタイムスケジュールを組んだはずが、例年以上にみんながテキパキと動き、スタートはまさかの17時!夕日を眺めながらの食事はとても気持ちよかったです。

水野着用の「さけT」はARAMAKIさんのもの。愛用しています。近日中にコラボのお知らせが…!

 

2日目:2チームに分かれてみっちりアイデアソン

翌日は合宿のメインイベント、終日籠ってのワークショップです。
この日は朝からどしゃ降りで「昨日じゃなくてよかったね」なんて会話からスタート。

今回のテーマはSDGsのゴールを取り入れた新しいビジネスアイデアを考える」
SDGsとはご存知の通り、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)のことで、
2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成されているのですが、今回はその中から日本の重要課題となっている目標5「ジェンダー平等を実現しよう」目標12「つくる責任 つかう責任」をピックアップ。2チームに分かれてビジネスアイデアを考えます。

2030年なんてまだまだ先と思っていましたが、もう残りたったの10年。おそらくあっという間に過ぎてしまう、企業としても個人としても今こそきちんと考えねば!ということで、さっそくチームごとにアイデア出しを始めました。

こちらは目標5に取り組むチームA。

 

一方、目標12に取り組むチームB。

 

ちなみにGear8アイデアソンにはルールがあります。普段の仕事にも通ずるものがある気がします。

ファシリテーター・議事録担当を決めて進めます
ファシリテーターは発言の偏りを避けて進行します
議事録担当は付箋を使用し、発言を可視化できるようにします
意見は違っているのが当たり前、否定しません
上下関係はありません、比較や評価もありません
発言を繋げます、会話からアイデアを探ります
持っている技術の範囲だけでなく広範囲にアイデアを探ります
みんなで学ぶ気持ちでアイデアを出し合います
ボケる勇気、拾う気遣い、突っ込む優しさを持ちます

 

終了予定時刻を少しオーバーしましたが、それぞれアイデアをまとめてプレゼン準備が完了。チームB→チームAの順番で発表を行いました。持ち時間は約15分。相手チームの発表を聞きながら、同時に心の中で自分たちの反省もしつつ、別の目標に取り組んだからこそ見えてくるものがありました。

チームAの提案は【性別がわからない面接採用ツール「くもりなきまなこ」】
志望者の顔と声をリアルタイムで中性的に自動変換することで性別の判断をなくし、性別での就職の不平等を解決するというもの。経済参画のジェンダーギャップをなくそうとさまざまなアイデアを出したそうで、男女差のわからない制服リメイクサービスやメイクサービスなど、他にも気になるものがありました。

チームBの提案は【コーヒーの飲み残しを減らすサービス「Drin-Dong」】
目標12の中でも食品ロスに寄せており、クライアント来社時にコーヒーの有無を確認するための仕組みとして、タブレットで自動スキャンできるコースターを導入。本当に必要な個数だけを社内の人間に通知することで、不要なコーヒーや飲み残されるコーヒーを減らそうというもの。ニッチではありますが、実体験に基づく内容となりました。

今回は特別に順位をつけず、お互いの健闘をたたえ合う結果となりました。

 

お楽しみの夜ごはんは、もはや定番と言っていい大量のピザ。そして水野考案のゲーム大会を開催!ゲーム中の写真は大人の事情により載せられませんが(笑)最終結果だけ大発表!

「Teamくもなき」とはいわゆるチームAのこと

ゲーム01「かぶっちゃダメよ」 ※最後の1問だけ「かぶらないとダメよ」
ゲーム02「ジェスチャーゲーム」
ゲーム03「お絵かき伝言ゲーム」

ご覧の通り、ジェスチャーゲームでは素晴らしい結果を残したのに、お絵かき伝言ゲームは散々です(笑)。チームくもなきが1問目を獲得できたのは、完全に北川の閃きのおかげと言っていいでしょう。それにしても接戦でした。勝利したチームくもなきにはメンバー全員に賞金が贈られます!うらやましい!(私はチームB)

そういえば2日目の夕方はこんな幻想的な景色を見ることができました。美しい~

 

最終日:登ったり下ったり、汗だくのパークゴルフ

楽しかった合宿もいよいよ終わり。札幌出発前の天気予報では雨やら曇りやら心配なお天気でしたが、驚くほどの快晴となりました。むしろ予想以上に気温が高く、そこかしこから「暑い…」「暑すぎる…」と悲鳴のような声が聞こえていました。

白雲荘を出発し、向かったのは真狩村のふれあい広場パークゴルフ場。アクティビティに何をするかはギリギリまで悩みましたが、結局パークゴルフに落ち着きました。
ここでは4人1組のチーム戦。優勝したチームには豪華なディナーチケットがプレゼントされるということで、みんなの気合は十分!偶数ホールから回る組と奇数ホールから回る組に分かれたのですが、そのせいでアップダウンが激しく、日頃パソコンと向き合ってばかりの運動不足ボディは相当なダメージを受けました(そして週末は筋肉痛で苦しむことに)。

ちなみに優勝は朝香率いるチームレッサー、おめでとうございます!素敵なディナーをごちそうしてもらってね!

 

こうして無事に札幌へと帰ってきたGear8の面々。大いに盛り上がり、特にトラブルもなく、コツコツ準備をしてきた者としては本当にホッとしました…よかった…。反省点もいろいろ見えたので来年に活かしたいと思います。次こそは、海外メンバーも集まれますように。

 

Facebook
X

Gear8

Gear8卒業生による記事です。