2020.01.27

43歳の誕生日をチェンマイで過ごした話

Akihito Mizuno

歳を重ねるたびに、イベント事にどんどんと疎くなっていく「後厄」明けの水野です。

18歳の頃はあんなに楽しみにしていた豊平川の花火大会を、夏の自衛隊演習と間違うくらいですから、1年も早く感じるわけです。

四季を愛でるイベントに意識を向けて過ごそう。そう年始に誓いを立てた矢先、年初の海外出張中に自分の誕生日を迎えるおとぼけをかましました。

初めて海外で迎える誕生日。
これはこれで良い経験だったので、チェンマイの良さと共に備忘録としてまとめたいと思います。

●チェンマイについて

北方のバラと称されるタイの古都チェンマイは、首都バンコクから飛行機で北に1.5時間程度の場所にあります。

700年ほど前、チェンマイを含むタイ北部はランナー王朝として栄えた歴史深いエリアです。なのでタイの中でも独特の文化を持ち、チェンマイで作られるハンドクラフトは世界でも高い評価を受けています。目黒にあるトラベラーズファクトリーさんのトラベラーズノートはチェンマイで作られているようです、嬉しい。

そしてノマドワーカーの聖地としても有名で、お洒落なカフェやコワーキングスペースがひしめきあっています。仕事環境の良さと物価の安さ、それと治安の良さなどから外国人が多く暮らすオシャレな街なのです。

またチェンマイはタイ第2の都市ではありますが、人口は25万人で首都バンコクの800万人に遠く及びません。その代わり空気が全体的にゆったりしており、のんびりと旅行をしたい人にはオススメの場所です。

●チェンマイで行ってほしいところ

さてそんな素敵チェンマイに当社がオフィスを出したのは2014年、初チェンマイから数えて10度目の出張。旧市街と呼ばれる四角いお堀を中心に、街が構成されています。お堀の中の旧市街には古くからあるお寺が多く、見所満載です。日曜日に行かれる方はサンデーマーケットもオススメですが、激混みなので心して向かってください。

下に今回の出張で訪れたレストラン等、是非行ってほしい場所をピックアップしました。

1、Santitham Breakfast&Chiang Mai Pizza
今回宿泊したホテルは、旧市街のお堀を出て北西にあるOYO。このOYOの隣にあるのがサンティサムという普通のカフェレストランです。朝はお粥や欧米風朝食、夜はピザというなんでもありのレストランです。何でもあるからって舐めてはいけません、超美味でした。生姜の効いた朝のお粥は優しさの塊です。ピータンのトッピングも忘れずに。※わすれた写真

2、Huan Muan Jai
ミシュランビブグルマンにも選ばれているトラディショナルな北タイ料理のお店。カオソーイというカレーラーメンや、北タイ料理の豚の角煮ゲーンハンレーなどが美味で、それぞれの量が少ないので少人数で行ってもいろんな味を楽しめます。閉店時間が早いのと、ディナーは混むので予約必須です。

Trippino Chiangmaiのおすすめ:丸いお盆に盛られた、伝統的な宮廷料理も食べられますよ!

3、ワット・プラプッタバート・プラタート・インカウェーン
落ちそうで落ちない岩といえばミャンマーのゴールデンロックが有名ですが、ランプーンの山の上にもありました。チェンマイ育ちの弊社アイスも知らない穴場のお寺。土曜日に行きましたが人が一人もいませんでした笑 静かで綺麗なお寺です、道のりはなかなか険しいのでガイドさん必須です。

4、アカアマコーヒー
タイ北部の少数民族、アカアマ族の村で栽培された豆を使った、オーガニックコーヒーのお店。1杯50バーツで挽きたての美味しいコーヒーが飲めます。朝8時から開店しているので、少し早めに起きて散歩した後にゆっくりコーヒーを飲んで写真や動画整理するのにピッタリです。2日連続で通いました。

Trippino Chiangmaiのおすすめ:ラテアートも楽しんでほしいです。

5、チャムチャマーケット
中心部から東に車で30分ほど走ったサン・カムペーンにある土日限定のマーケット。朝9時から昼2時までの開催ですが、朝張り切って9時に行っても開いてない店があり、昼1時に行くと既に閉まってるお店が多い笑ので、行くなら10-12時ピンポイントで是非、センスいいです。僕はなぜかmade in ケニアのバッグを買いました。

Trippino Chiangmaiのおすすめ:他のマーケットよりもちょっと逸品揃いな感じがします。

6、wat doi suthep
チェンマイ王道の寺といえばステープ山にあるワットドイステープ。チェンマイの街が一望できます。かつてランナー王朝を作る際、王様たちが平野を見おろし、都市計画を立てたと言われる由緒正しき場所。オススメの時間帯は早朝、6時から開いてますので早めに行って日の出を是非拝んでいただきたいです、心洗われます。日中はめちゃ混みです。

Trippino Chiangmaiのおすすめ:せっかくなので赤いトゥクトゥクに乗って行ってほしいです。ブーゲンビリアの咲く11月ごろも素敵です。

7、Baankhum Noodle
チェンマイ最強のカオソーイが食べたいならここです。どローカルな場所にあるので旅行客はほとんどいないはずです。麺は平麺と通常の麺を選ぶことができますが、やはりカオソーイは平麺一択で。ライムや漬物を乗せて自分用にベストな味に仕上げて食べてください、書いてるだけでよだれが止まりません。

Trippino Chiangmaiのおすすめ:空港からも意外と近い場所にあり、一部日本語メニューもあります。

ということで、お前は遊びに行ってるんかと言われる記事になってしまいましたが、もちろんお仕事がメインです。

チェンマイ日本人会に訪問し、現状の確認と今後のアイデアをご提案したり、某旅行会社とTrippino Chiang Maiとのコラボレーションを打診したり、北部工業団地でGear8パンフレット持って徘徊したり。今回も新しい経験が積みつつ、年も1つ増えて無事帰札しました。

今年のお休みはチェンマイに行ってみたい!という方はぜひ当社のTrippino Chiang Maiをチェックしてください。基本情報から過ごし方までご紹介してます。

https://trippino-chiangmai.com/

Facebook
X

Akihito Mizuno

1977年1月北海道札幌市生まれ。2000年に大学を卒業しホーマック株式会社に入社、デジタルハリウッド札幌校での勉強を経て、2004年デザイナーに華麗なる転身をしました。白髪になる前から担当動物はシロクマです。 創業する2008年までは、グラフィックデザイナーからウェブデザイナーそしてウェブディレクターとして濃密な4年間を過ごし、Gear8 Graphicsとして個人事業を開始しました。翌年に法人化し、株式会社Gear8として活動を開始。 大切にしていることは一人の時間。様々な業種や職種の皆さんとお話する仕事なので、森の中で自分と話す時間をなくさないようにしています。最近は月の1週間を札幌以外で過ごすことにしています。