2017年のチャナティップ選手、2022年スパチョーク選手の加入なども手伝い、タイ国内におけるコンサドーレ札幌のクラブ認知度は60％と高い割合で認知されています。
タイでのサッカー人気については、ニールセンが2018年に実施した調査によると「非常に関心がある」「関心がある」人が占める割合は78%と、世界で2番目の高さを誇り、国民全体としてサッカーへの興味が高い国です。
また北海道については、タイ人に人気の都道府県ランキングでは2022年に続き2023年も北海道が2年連続で1位を獲得し、タイ人にとって魅力ある観光地として認知されています。
今回のスペシャルサイトについては、上記のような背景を受け北海道観光に来るタイ人をメインターゲットとした観戦チケット販売促進・グッズ販売促進・認知度の向上の3点を主目的として制作しました。
このプロジェクトの始まりは、北海道コンサドーレ札幌の元選手であり、現在は同クラブの社員として活躍されている横野純貴さんとの出会いに遡ります。2016年、GEAR8がタイ法人を設立した当時、横野さんはバンコクFCに所属しており、北海道に縁のある者同士としてご紹介をいただき、お食事を共にする機会がありました。
その後も、試合を観戦したり、お食事をご一緒したりと、横野さんと交流を続けさせていただきましたが、横野さんがバンコクFCを離れた後は、主にSNSを通じて活躍を拝見させていただくような関係が続いていました。
その後、横野さんが現役を引退し、北海道コンサドーレ札幌の社員となったことをきっかけにご連絡をいただき、弊社にご訪問いただく機会がありました。8年ぶりの再会でしたので、昔話に花が咲きましたが、主な話の内容は「これからの挑戦」についてでした。
横野さんは、これまで日本、タイでの選手としてのキャリアを活かしながら、北海道コンサドーレ札幌の一員として様々な新しい取り組みを進めたいと話していただきました。
その中でも特に、選手時代にプレーしていたタイとの関係を、クラブとしてさらに強化していきたいという思いがあり、タイに現地法人を持つGEAR8と一緒に何か出来ることがあるのではないかとご相談をいただきました。
タイにおけるサッカー人気は非常に高く、ニールセンが2018年に実施した調査によると、「非常に関心がある」「関心がある」人の割合は78%にも達し、世界で2番目の高い数字を記録しています。
国民全体がサッカーへの強い関心を持っている国といえます。
また、北海道もタイ人にとって非常に魅力的な観光地で、2022年、2023年と2年連続で「タイ人に人気の都道府県ランキング」で北海道が1位を獲得しており高い評価を得ています。
北海道コンサドーレ札幌は過去にタイサッカー界のスター、チャナティップ選手が所属しており、現在もタイ代表に選ばれているスパチョーク選手が在籍していることもあり、タイ国内でのクラブ認知度は60%に達しています。
これらの背景を踏まえ、今回のプロジェクトでは、タイ人観光客に向けたサッカー観戦の新しい楽しみ方を提案することにしました。
ウェブサイトでは、サッカー観戦を北海道観光の一環として楽しんでもらうために、ドームでの観戦だけでなく、札幌観光の楽しみ方や試合がない日の練習見学の情報も提供しています。また、タイ人デザイナーの協力を得て、ウェブサイトにマッチしたフォントを使用するなど、デザインにもこだわりました。
今回採用したPrompt Fontは、タイ文字の特徴でもある丸のないサンセリフフォントで全体的にすっきりとした印象があり、雑誌、新聞、ポスター、ウェブなどに適したフォントと言われています。
またPrompt Fontは中性的な印象も持ち合わせおり、性別や年齢を問わず多様なサッカーファンにとって読みやすいフォントであると同時に、北海道コンサドーレ札幌が持つ情熱や俊敏さ力強さも感じさせるフォントであることから採用いたしました。
今回のプロジェクトはタイと北海道への理解と愛情があるGEAR8と北海道コンサドーレ札幌さまならではのプロジェクトとなったのではないかと思っています。
このプロジェクトを通じて、北海道とタイの距離がさらに近づきサッカーを通じて、絆が深まり、多くのタイ人観光客が北海道でのサッカー観戦を楽しんでくれることを期待しています！
