2018.10.31

バンコクからアユタヤ歴史公園まで~日帰り旅の楽しみ方 前編

Wataru Machishima

タイの首都バンコク発、世界遺産アユタヤ遺跡(歴史公園)は
日帰りで楽しめるのか、ぶっつけ本番一人旅に行ってみた。

 

 

こんにちは!ディレクターの待島です。

先日出張でタイへ行ってきました。休みの日を利用して、世界遺産『アユタヤ歴史公園』を訪れたので、ご紹介します。

 

電車でアユタヤを目指す

バンコクからアユタヤを目指すには、いくつかの行き方があります。

  • 現地にある日本の旅行代理店のツアーに参加する
  • ロットゥー(乗合バス)に乗る
  • タクシーに乗る
  • タイ国有鉄道(国鉄)に乗る

ぼくは初めての訪タイだったので、ツアーに参加したいなと思ったものの、当日予約ができず断念。
次にハードルの低そうな、電車で向かうことにしました。

 

タイ国鉄駅へ

バンコクからアユタヤへ向かう電車は、フアランポーン駅から出ています。フアランポーン駅は国鉄だけでなく、バンコク市内に走っている地下鉄(MRT)の駅と繋がっているので、市内に宿泊している方はMRTで向かうのがベストでしょう。

MRTを降りて改札を出ると、Railway Station(鉄道駅)への案内が出ているので、矢印に従って進みます。

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エスカレーターで上がると、タクシー乗り場や売店が見えてきます。まっすぐ進んで右手を見ると、鉄道駅の入り口があります。

ここからが今回の旅の本格的なスタートです!どきどき…

 

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行きしなに調べたところによると、アユタヤへ向かう鉄道には客席にランクがあることがわかりました。

上のクラスの客席だと空調が効いているという情報もあったので、そこを予約しようと窓口へ。

タイ語だけでなく英語の案内も出てますし、カウンターでも英語が通じるので、何とかなります。

 

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鉄道のタイプはOrdinary、Rapid、Express、Special Rapidなど、いくつかある

 

・・と、思いきや、
「ゴートゥーアユタヤ、セカンドクラスシート…」などと伝えますが、カウンターの女性からは「No」とひとこと。英語の発音が悪いのかと、身ぶり手ぶりをまじえ伝えようとしますが、変わらず「No」。

よくよく聞くと、駅に着いた時刻からだと、次の鉄道も、その次の鉄道もすべてOrdinary(各駅停車の普通列車)で、三等客席しかないとのことでした。

クーラーがついているのは二等客席以上なので、小さいお子さんと一緒の方は事前に調べてから行かれるのが良いと思います。

こちらのサイトからチェックできます。
http://www.railway.co.th/checktime/checktime.asp?lenguage=Eng

2020/11追記)サイトリニューアルしたようで、こちらからどうぞ↓
http://www.railway.co.th/WebDestination/#/SearchDestination/EN

 

 

フアランポーン発アユタヤ行きを検索するには、
左の入力欄で「Bangkok」を選択したあと、

 

 

右の入力欄から「Ayutthaya」と選んでください。上の入力ボックスに「Ayut」まで入れると、絞り込みでき便利です。

 

 

 

列車番号、タイプ(普通/快速など)、出発時刻、到着時刻、各駅の発着時刻、料金が見られます。
ちなみに、普通列車の料金はアユタヤ駅までで15バーツ(50円ちょっとくらい)で、めちゃくちゃ安いです!

2020/11追記)スマホでも見やすくなってました!

 

フアランポーン駅構内

チケットを購入したら、窓口の隣にある入り口を通ります。もぎりのスペースは無くて、乗ってから車掌さんに見せる形式でした。

 

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始発駅のため、いろいろな電車が停車していました。ぼくが乗ったのは、オレンジと青のラインの入った普通列車。2人掛けで向かい合って座るタイプの席でした。

 

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地元の人も観光客もいて、それなりに混んでいましたが、この日は発車数分前でも座ることができました。ホームでは果物や飲み物を売っていそうでしたが、金額は出てなかったのでちょっとハードルが高いかも。

そんなこんなで扉が閉まり、出発進行!

 

(動画を再生すると音が出ます)

 

室内はなかなかに快適でした。クーラーは無かったものの、天井に首振りの扇風機がついているので、ここちよい風で、そこまで暑く感じませんでした。
*乗ったのは9月下旬だったので、真夏は結構ツライのかもしれません

建設中の駅で休憩中(たぶん)に昼寝しているおじさんや、寺院らしき特徴的な建物や、木陰で会話を楽しむ女性たちを横目に進みます。

何もない草っ原が続くところもあり、北海道にも似ているなーとぼんやり。

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タイの空気を肌に感じつつ、出発から1時間半ほどで到着しました。

 

 

アユタヤ駅に到着

アユタヤ駅に着くと、ぞろぞろと人が降りるので、着いたこともわかりやすいと思います。ここから北に向かう電車もあるからか、ホームにもたくさんの人がいました。

 

 

駅は比較的きれいで、無料で使えるトイレもあります。

外に出ると、観光客目当てのトゥクトゥクおじさんがたくさん話しかけてきます。観光客価格でふっかけてくる人が多いそうなので、タイ語で料金交渉する自信がある方だけ、トライしてみてください。

 

駅からアユタヤ遺跡まで移動

駅を出て正面にまっすぐ進む道があるので進みましょう。

 

 

振り向くとこんな感じ。(アユタヤ駅正面)

 

 

レンタサイクルもありますが、この先の川は自転車を乗せては渡れないので、ひとまず歩いて進みます。

 

 

数分歩くとすぐ、船着き場に当たります。渡し船(5バーツ)は船着き場の手前で支払ってから乗ります(帰りは戻ってきた後に同じ場所で支払います)。100バーツ札で渡すとにらまれそうなので、多少の小銭の準備があると良いです。

タイ人も結構乗っています。すべてかはわかりませんが、遺跡はタイ人であれば無料で見学が可能なところもあります。世界遺産ですが、大人になってから旅行で初めてくるタイ人も多いようです。

 

 

数分で向こう岸に到着!
さぁ、レンタサイクルに乗ってアユタヤ遺跡を目指すぞ!

…というところで、次回に続きます。

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Wataru Machishima

1985年3月北海道登別市生まれ。小樽、函館を経て13歳から札幌在住。パンダは特別好きではなかったですが、10年も担当動物として一緒にいて今や愛着もひとしおです。

大学在学中のインターン経由で翻訳会社へ入社し営業マンとして外国語のツールやウェブ制作に携わりました。制作会社に移り3ヶ月だけウェブデザイナー、その後ディレクターとなり2年で167件のディレクションを担当し精神を鍛えたのち、2012年からGEAR8でディレクターです。

夏は主にファミキャンで道内キャンプ場にいます。テントはOGAWA(2022年〜)、良さげなギアを見てはポチり過ぎて赤字になります。ディレクションという仕事が好きで、担当するクライアントのためにいろいろ思考を深めます。国内のウェブ系勉強会に参加とたまに登壇も。気軽に声をかけてください!