2024.11.29

福岡での新たな挑戦 〜START UP KYUSHUで見えたGEAR8の未来〜

Yurina Takahashi

こんにちは。GEAR8デザイナーの髙橋です。
札幌・バンコク ・チェンマイ・台北そしてカンボジアはプノンペン(開拓中)と、国内外に拠点を構える我々GEAR8ですが、実は国内の2拠点目として「福岡」を予定しています。
・・というお話は、Road to FUKUOKA#1でもお話させてもらいました。

今回はそんな福岡の案件を少しずつ始動している中で、デザインを担当させてもらっている私が、人生二度目の福岡へ行って感じたこと、改めてGEAR8が福岡でどのような活動をしているのかをお届けしていきたいと思います。

出張1日目:食べて感じる、二度目の福岡。

この日は通常通り朝から札幌オフィスへ出勤し、夕方から福岡へ向け移動しながらのデザイン業務。

無事に福岡へ到着したのは夜の21:00頃でした。

眠気と闘いながら5〜6年ぶりの福岡に色んな思い出が蘇る・・隙もなく、福岡担当のGEAR8ディレクター秦野と合流し、おすすめのもつ鍋屋さんへ。

前回は1人旅で訪れた博多のもつ鍋でしたが、今回は秦野も一緒ということで、美味しさを共有できる喜びを噛み締めながら、次の日に備え急ぎ足でホテルへ。

出張2日目:大自然と、福岡マインドに触れる。

2日目の朝、博多から電車に揺られ、西へ西へ30分。

私の知る福岡とはまた違う、のどかで暖かい景色を感じつつ。

そうして到着したのは、なんとも素敵な今宿駅。

改札を通ってお目見えする陣屋風の駅舎にすかさず1枚。

余談ですが、普段車通勤の多い私にとって、旅に出ると手ぶらで揺られながら見える景色、駅舎との出会いに心が躍り、つい通りがかりの知らない人に写真を撮ってもらったりしています。

駅から5分ほど歩いて到着したのは、ずっとお伺いしてみたかった海の見えるシェアオフィス「SALT」さん。

SALTさんとGEAR8は、とても長いお付き合い。

というのも、コロナ禍以前にシェアオフィスの一部をお借りし、ワーケーションスタイルでお世話になっていたようです。

いつかお伺いしてみたいと思っていたその場所は、良い意味で想像とは少し違った、それはとても可愛らしい建物でした。

ご挨拶をして館内をご紹介いただいた後は、1時間ほどコワーキングスペースにて通常のデザイン業務や、オンラインミーティング等の作業をさせてもらいました。

札幌オフィスの景色とは真逆の、海のせせらぎとやさしい風を感じながら作るクリエイティブは、また違うものが生まれそう・・とワクワクしつつも、実際の私はこの出張で必要な紙もの印刷のため、機械と向かい合い時間に追われておりました。

そんなバタバタの中、帰り際にSALTの皆さんへ周年ビールをお渡しして、お別れの挨拶を。

次回訪れる際には、ゆっくり座ってクリエイティブに集中するぞという意気込みを残して・・

SALTさんを後に、次に向かった先はクライアントである「JA糸島」さま。

これまでJA糸島さまとは、ディレクター秦野がオンラインでミーティングを重ねてきましたが、デザインを担当させてもらっている私は、今回が初めてのご対面だったため、名刺交換とご挨拶をさせていただき、持参した提案資料をお見せしながら、お打ち合わせをさせていただきました。

最後に周年ビールをお渡しして記念撮影を。

直接お会いして完成形のイメージを共有できたこと、そして糸島の街並みを肌で感じることができたのは、何より貴重な機会でした。

そんな感動を胸に、担当の方とお別れし最後に向かった先は、今回の大きな目的の一つであるスタートアップイベント「START UP KYUSHU2024」。

開催場所は糸島から車で20分ほどにあるキャンプ場、「KRADOMARI VILLAGE」さん。

駐車場から開催場所までの道のりは、車では通れないジャングルのような景色。

どんなキャンプ場なのかと高揚感を膨らませつつ山間を進んでいくと、後ろから可愛らしいトゥクトゥクがお目見え。道ゆく人を乗せて行くなんとも素敵なお迎えスタイル。

こういった些細なおもてなしの中にデザインが散りばめられていることで、来訪客の心を掴むブランディング力の重大さに改めて気付かされます。

今回参加する方々と共に、豪快な山道を揺られて到着した場所は、想像の何倍も壮大なイベント会場。

今回参加したイベントの概要として、「九州各地からスタートアップ、起業志望者、学生や投資家、事業会社、行政などのスタートアップ支援者が集まり、ビジネスと友情の絆を深める。」ということが挙げられています。

私たちGEAR8も、福岡進出にあたり現地の方々との繋がりや、ビジネスパートナーを探すことができるこのイベントで、素敵な出会いや関係性創出を目的に参加させていただきました。

本題に戻りまして、到着後荷物を下ろしてすぐに九州を代表するスタートアップや投資家の方による「トークセッション」、「スタートアップのピッチコンテスト」を拝聴させていただきました。

これから新事業を始める方々の熱量や福岡ならではの強みが垣間見える内容に、改めて深い学びと刺激を受けました。

夜は宿泊型イベントならではの密な交流時間として、参加者同士でバーベキューや焚き火を囲みながら、多くの方と名刺交換をさせていただきました。

事業内容の紹介だけでなく今後どのように関わっていくことができるか等、次に繋がる具体的なお話を中心にさせていただきました。

1人でも多くの方と名刺を交換し、事業内容を知ってもらってその後の関係性に繋げることが、今回の私の個人的ミッションでしたので、体力の限り奮闘。

というのも、海のすぐそばということもあり、夕方から吹きつける強風に道民でも負けてしまいそうな凍える夜でした。

お食事兼、交流時間の後にもトークセッションが開催されており、そちらも参加しつつ1日たっぷりと福岡熱を高め、改めて福岡でやることの意義や、繋がりの強さを再認識させていただきました。

出張3日目:朝の福岡で俯瞰する、GEAR8の未来。

少し早起きして、前夜真っ暗で見ることのできなかった唐泊の海へ。

奮闘していた夜とは真逆の静けさに、一息の癒し時間を過ごしました。

イベント会場へ戻ると、ぽつりぽつりと宿泊チームの方々がテントから顔を出し、「昨夜はどうも・・」という挨拶と共に、冷え切った体に染み渡るあたたかい朝食とコーヒーをいただきました。

朝食をいただいた後は、前夜に知り合った方々と、夜とはまた違ったカジュアルな会話を交わすことで、関係性を深めることができました。

まとめ:福岡の人と、地に触れて。

福岡の温かな人々や壮大な自然に触れた今回の出張は、新たな発見だけでなく学びや刺激が多く大変貴重な体験でした。

地元の方々との会話や名刺交換を通じて、福岡の力強いエネルギーや前向きな姿勢を肌で感じることができ、GEAR8の新たな挑戦への期待がさらに高まりました。

現地で生まれたご縁を大切にしながら、福岡での活動をしっかりと根付かせていきたいと思います。

また訪れる際はSALTさんでワーケーションができますように・・

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Yurina Takahashi

1994年札幌の山間生まれ。幼少期を主にインドネシアで過ごしていた経験から、大人になっても東南アジア好きが止まらず。好きで数回訪れていたチェンマイに拠点を持つGEAR8に親和性を感じデザイナーとして入社。

人生のテーマは「ワクワクを追求し続ける」。そんな思いから、仕事は常に自分をワクワクさせる職に。飲食業をメインとし、特撮好きが高じ"ソフビ販売員" 麻雀好きが高じ"雀荘スタッフ" 60'sカルチャー好きが高じ"古着販売員" 放浪旅の中で出会った"レモン農家さんの元で働く"など。

それらの経験を活かし、デザインだけでなく海外新規事業設立のサポートや、社内の環境整備等も担当させていただいております。
プライベートでは、飲食店のお手伝いや音楽イベントの運営サポート、自主上映グループの運営企画参加など幅広い活動により、人間力向上を意識した生活を送っています。