こんにちは、佐藤夏希です!
本日はGear8 Thailandに入社した福村 美奈さんの新入社員インタビューをお届けします。
5月にこっそり登場していた福村さんですが、Summitに正式に登場するのは今回が初めて!海外に住むことになった経緯や、Gear8 Thailandとの出会いなど教えてもらいました。
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福村さん、お久しぶりです〜!今日はインタビューよろしくお願いします。
お久しぶりです〜!よろしくお願いします。
服の色がタイ感ありますね!それでは、お名前と出身地をお願いします。
あ、これ日本で買ったものです〜(笑)福村 美奈、和歌山県出身です。
ごめん!(笑)日本で買ったのね。そして、福村さんは和歌山県出身なんだね。
そうです。高校まで和歌山で、大学は大阪の大学だったので、和歌山から大阪まで通っていました。大学で情報メディアを学んで出版関係に行きたいなって思ってたんです。なので最初目指していたのは、全然Webじゃないんですよね~。
カメラで撮影することの楽しさを覚えて、走り続けたら異国の地にいた
Photo by Mina Fukumura
おお、結構いろいろある感じなのね。
あります(笑)順を追って話していくと、大学時代にウェディングの動画制作会社にたまたまアルバイトで受かって、そこの会社で4年間動画・写真の撮影担当で働いていました。そこで動画を知って、記録することの楽しみを覚えました。
うんうん。あ、じゃあ動画撮影の仕事に?(せっかちな私)
いえ、その後にカメラでの写真撮影に目覚めて。動画よりも写真の方がエモくて、その魅力に取り憑かれてしまいました。
え!じゃあ福村さんってフォトグラファーだったの!?
そうです(笑)大学卒業後は就職しないで、東京の写真専門学校の夜間学校に通いました。日中は働いて、夜は学校みたいな生活を2年続けて、卒業後は出版社の写真部に就職しました。
出版会社は2年ほどで退職して、その後はフリーになったんですけど、フリーになったら海外に住みたくなったんです。
待って、目まぐるしく変わりすぎてついていけてない!(笑)
ですよね(笑)まずなぜ海外かというと・・・専門学校時代に内定をもらった後、少し時間ができてそこで初めて海外旅行に行きました。行き先はインド!写真を撮る人ならインドは、気になる国なので行きたいと思っていました。インドは独自文化がめちゃくちゃ強くて、建物・人・民族衣装すべてがフォトジェニックに映るので、フォトグラファーたちにとって魅力的なんでしょうね。
インドは色彩豊かでエネルギッシュなところが魅力だと、目を輝かせて教えてくれました。Photo by Mina Fukumura
確かにインドってギュッと文化が濃縮されて、渦巻いてる雰囲気がある。魅力あるかも。
学生時代の友達でワーホリや世界を旅している子が多かった影響もあり、海外の文化に触れる機会も増えていき、インドの他にもアジアの国を何ヵ国か旅をしました。いろんな国籍の人との交流もあって、海外での生活に憧れるようになりました。
あ、やっと話が読めてきた。そっかそっか、そこで海外移住が出てくるのね。
そうです!結局フリーのフォトグラファーでしばらく日本で仕事をした後に、タイの北部にあるチェンマイへ行くんですよね。フォトグラファーと言いつつ、フリーなのでタイでは無職なわけで(笑)チェンマイののんびりな感じは、無職にはちょうど良くて半年たったら違う国へ移動しようかな〜と考えていたらコロナが始まってしまって・・・
ここでコロナ禍になるんだ。
はい・・・ただ悪いことばかりじゃなくて「日本からチェンマイへ毎年学校の先生を呼んでいたんだけど、今年はコロナで来れなくなった」とタイ人の友だちが言っていて、ここに何もしていない日本人がいるよねっていう話になり・・・(笑)無職が役に立つときがきて、チェンマイで高校の先生をすることになりました。
写真からも伝わるように、チェンマイはゆったりとした時間の流れが魅力的です。Photo by Mina Fukumura
学校の先生ってそんな簡単になれるものなの!?
多分コロナ禍だったっていうのもあるんでしょうけど、なれましたね。高校生たちは可愛くて、仕事もおもしろかったんですが毎日が忙しく大変で。授業も授業準備も、日々追われている感じでした。そこでもう日本に帰ろうかなと、悩んでいるときに友だちに犬が生まれまして・・・
まさか・・・犬を・・・
譲り受けて、飼い始めました。2匹。
犬を飼ったのもあって、帰国せずにやっぱりタイで何かクリエイティブなことがしたいなと思っているときに、相談した友だちが偶然田澤さんの知人だったことから、「Gear8 Thailandで人募集しているよ!」と教えてくれて、初めてGear8 Thailandを知ります。
かわいいわんちゃんズ。左が大ちゃん右が福ちゃんだそうです。ちなみに福村さんから「顔の丸い方が大ちゃんです!」と言われたのですが、私にはわからなかった!(笑)ごめん!福村さん!
タイでクリエイティブなことがしたい、型にハマらないでクリエイティブな場所を探してみた
ここでGear8 Thailandに出会うんだ。
はい、なかなかタイでクリエイティブな仕事に出会うきっかけを作れずにいたのでタイで面白そうな会社を見つけて安心したのを覚えています。転職エージェントとかも使ったんですけど、これだ!と思う業種や職種に出会うことが出来ず、難航していました。
今までWeb関係の仕事を全然したこともないし、それでもクリエイティブなことに関わりたくてWebディレクターに挑戦してみようと面接を受けました。
日本人が現地で仕事を探すってやっぱり大変なんだね、クリエイティブ系ならなおさらなのかな。その時の面接エピソードってなにかある?
転職活動時に勤めていた学校の制服を着て(タイは教師にも制服があります)、教室を借りて授業がない時間に面接を受けていました。先輩や同僚の先生が応援してくれて嬉しかったです。職場で転職活動をしている同僚を応援する、というのもタイらしいなと思いますね。
晴れて入社が決まって働いてみてもう1年くらい経ったけど、Gear8 Thailandはどう?
未だに、デスクワークに慣れていません(笑)フォトグラファー時代は、デスクに座るのが現像・レタッチ、メールを送るときくらいだったので、今はオフィスワークしている感がすごくあります(笑)議事録をとったり、Webサイトで使うテキスト作成など細々したオフィスワークを新鮮に感じて楽しんでいますね。今後は、やっぱりカメラスキルを活かしてGear8 Thailandで撮影の仕事を受けたいのとアジア10拠点(Gear8はアジア10カ国に法人設立をすることを目標にしています)の各拠点と一緒に仕事が出来たらいいなと思います。
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福村さんの新入社員インタビューをお届けしました。
終始笑いが絶えず、福村さんの明るい人柄を感じるインタビュー時間でした。海外で生活していることが特別なことじゃなくて、ただ自分の興味を追っていったらそれが海外だったとさらりと話してしまう福村さんの強さとポジティブさはきっとGear8 Thailandの大きな強みになるのではないでしょうか。
海外チームも動物を与えられるので、水野さんから選定理由を聞きました。福村さんの動物はゾウです!
「ゾウは群れで暮らすことのできる社会的な生き物。温厚な性格で自分からケンカを仕掛けることはないけど、仲間を失ったりケガをさせられた時は一目散に戦いにいきます。福村さんもおおらかな性格だけど、やる時はやるっていう隠れた強い意志を感じたので通じるものを感じた。あとはタイ人がゾウに親しみを持っているように、福村さんもGear8 Thailandで愛される存在になってほしいです!」
そうだったんですね・・・ゾウは仲間意識が強いし、観察力も高いと聞いたのでそれが理由かなと思っていたのですが、さらに上をいっていました。
Gear8 ThailandにはGear8ネーム(入社すると大体の人がつけられるあだ名のようなもの)がないらしく、ナットさんがかろうじて「ミナさん」と呼んでくれると言っていました(笑)ちなみに札幌オフィスの一部では「ふくむ」という呼び名が生まれ始めたという情報も。私はインタビューの後から、美奈ちゃんって呼んでます。
私たちも細かくまでは知れないGear8 Thailandの社内様子レポートなども、今後はSummitになっていってほしいな~と勝手に思ってます。(福村さんと田澤さんの共作なんてどうでしょうか?ぜひ!)福村さんは個人的にタイで写真展を開いてみたいと話していたので、その様子もみてみたいです。楽しみがいっぱいですね!
新しく加わった仲間の福村さんとGear8 Thailandを今後もよろしくお願いします。