2024.01.18

15年目を迎えて。

Akihito Mizuno

G8 Summitの編集

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15年目を迎えて。

新しい年が始まりました。

ここ数年続いていた新型コロナウィルスの脅威が少しずつ薄れ、新しい日常に慣れ始めた2024年1月1日、能登半島を中心とする大規模な地震と、翌日にはそれに伴う羽田空港の航空機衝突事故が起こり、大変な年明けとなりました。改めて被災や被害に遭われた方へ、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。

厳冬期を迎える1月に発生した能登半島地震で被災された方々は、北海道ブラックアウトを経験した私たちとは比較にならない辛い日々を過ごされていると思います。寒い中で心細く不安な思いをされている皆様が一刻も早く安心した暮らしを取り戻せるように、できる限りの支援をさせていただきます。

このような厳しい幕開けとなった2024年に、Gear8は設立15周年を迎えます。思い返すと2008年の創業時は、サブプライムローンをきっかけに起こったリーマンショックで、国際金融市場が大きく動揺した年でした。「波乱の年に起業した会社は強い」という伝説を盲信してこれまで歩んできました。



よく社名の由来を聞かれます。

Gear8。我ながら何か意味ありげなネーミングだと思います。しかしこの社名も当時のビジネス環境に起因しています。不況の真っ只中で独立することが不安すぎて「不況に強い社名」と検索した時に出てきたのが「濁点」と「母音」の付く社名は潰れないというコラムでした。藁にもすがる思いとはまさにこのことです。

げんを担いだおかげかどうかは分かりませんが、これまでお仕事をご依頼いただく皆様に恵まれ、外部の素敵なブレーンに恵まれ、何より一緒にプロジェクトを進めてくれるGear8のメンバーに恵まれ、ほとんど楽しく15年目に突入することができました。もはや口癖になっていますが、つくづくラッキーな会社だと感じます。

今では創業時の不安は札幌のプレゼンスを上げるためのエンジンに置き換わり、地元から海外を目指すウェブディレクションチームとして、チャレンジを続けています。3坪の小さなオフィスからスタートし、資金の余力も、強力な人脈もなかった当時の自分には想像もつかない世界で活動でき、続けることの大切さを心から実感しています。



知らないは楽しいということ。



おそらく何も無かったし何も知らなかったからこそ、新しい世界に無心で飛び込むことができたのでしょう。「少し知っている、だから多分こうなる」のような仮説をたてることで、躊躇するということもありませんでした。ただ新しいことを吸収できる喜びをダイレクトに感じて毎日生きていたと記憶しています。

この思いは15年経った今でも大きく変わっていません。過剰に準備しすぎると一歩を踏み出すことに迷いが生じてしまう、だからスモールスタートでも大胆にチャレンジすることを心がけています。打たないシュートは100%入らないので、外すことを気にしすぎず、まずはボールを蹴ってみることにしています。

そして設立して15年目のタイミングで、これらの思いを価値観として言語化できました。Gear8の各拠点同士でそれぞれの文化や価値観が交わり、感性が磨かれること。知的好奇心を探究心に昇華させて、新しい表現を生み出すこと。久しぶりの自社サイトリニューアルで、ようやく今とこれからをお伝えすることができます。

未来から考える。

正解の積み重ねで見えてしまう未来よりも、とんでもないアイデアから生まれる未来をどう実現していくかを真面目に面白く考えて動いてみる。このチャレンジを繰り返すことが、誰かを今よりも少し幸せにしたり、社会をよりよい場所にしていくと考えています。15年目を迎えたGear8の第二章にご期待ください。

お読みいただきありがとうございました。

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Akihito Mizuno

1977年1月北海道札幌市生まれ。2000年に大学を卒業しホーマック株式会社に入社、デジタルハリウッド札幌校での勉強を経て、2004年デザイナーに華麗なる転身をしました。白髪になる前から担当動物はシロクマです。 創業する2008年までは、グラフィックデザイナーからウェブデザイナーそしてウェブディレクターとして濃密な4年間を過ごし、Gear8 Graphicsとして個人事業を開始しました。翌年に法人化し、株式会社Gear8として活動を開始。 大切にしていることは一人の時間。様々な業種や職種の皆さんとお話する仕事なので、森の中で自分と話す時間をなくさないようにしています。最近は月の1週間を札幌以外で過ごすことにしています。