2024.09.14

ホームページを多くの人に見てもらうには?アクセス数を増やす具体的な方法まとめ

Tomoki Ishioka

事業の立ち上げ時にホームページを頑張って作り、いざ公開!まではうまくいったものの、「思ったよりもアクセス数が伸びてない・・・」「もっと多くの人にサイトを見てもらうためにはどうしたらいいのか、方法や対策がよくわからない」というお悩みをお持ちの方も多いのではないかと思います。

実際に弊社でも新規事業立ち上げにおけるウェブサイトの制作や、既存サイトのリニューアルプロジェクトを担当させていただきますが、制作・公開がゴールではなく、その後届くべき人にしっかりと情報が届き、サイトの閲覧者の増加とサイトからのお申し込みや問い合わせが増えることがゴールなので、そこにむけた対策をしっかりしましょう、とお話しさせていただいています。

本記事では、GoogleやYahoo!の検索エンジンで上位表示されるための基本ポイントを解説いたします。

ホームページのアクセス数を増やし、サイトを見てもらうための方法

ホームページのアクセス数を増やすための具体的な方法、基本ポイントは以下の6点です。

  1. Googleにサイトを登録する
  2. SEO対策をする
  3. ウェブサイトの情報を拡充する
  4. SNS等の外部からサイトへ誘導する
  5. サイトクリック広告を出稿する
  6. ウェブメディアに取り上げてもらう

方法①:Googleにサイトを登録する

ホームページが完成し、サイトが表示されるようになっても、それだけではGoogleにどのような情報が掲載されているホームページなのかを認識してもらうことができません。

Googleにサイト登録(検索エンジン登録やホームページ登録、URL登録)を行うと、Googleの検索エンジンにクロールされやすくなるというメリットがあります。サイトのアクセス数を増やすためにまず確認すべき基本的な方法です。

つまり、公開したばかりのページは被リンクや内部リンクが少ない可能性が高いので、サイト自体をGoogleが発見するまでに時間がかかることが予想されます。サイトが発見されるまでに時間がかかるということは、その間ユーザーがサイトに関するキーワードを検索しても、Googleの検索結果ページ一覧にサイトの情報が出てこない、ということになります。(これをインデックス登録がされていない状態)その結果、検索流入の機会損失につながります。

よって、制作側自らGoogleに登録し、発見までの時間を短縮し、クローラビリティを向上させるということが重要です。

ちなみに、Googleにサイト登録をするとGoogleのSEOとなり、自然とYahooのSEOにもなりますので、流入増が期待できます。

Googleにサイトを登録する方法

Googleサーチコンソールの機能を活用して
・インデックス登録をリクエスト
・サイトマップを送信
を行うと、サイトを登録することができます。さらに、ビジネスプロフィールの登録も合わせて行うと良いでしょう。

Googleに自社のサイト情報を掲載し内容を早く覚えてもらいましょう!

方法②:SEO対策をする

2つ目のポイントは、自社のサイトに掲載されている内容を見直し、SEO対策を実施することです。適切なSEO対策を行うことで、検索結果の上位を獲得できるようになるので、「キーワード検索をして情報を求めている人に特にアプローチしなくても検索結果の表示という形でアクセスしてもらいやすくなる」というメリットがあります。

SEO対策と言っても方法は様々で、「確実に結果が出る具体的な方法」は公表されていない、というのが現状です。まずSEO対策の一歩として、自社サイトに掲載されている内容が「ユーザーの検索意図」を無視したものになっていないか・関連性の低いコンテンツが多くないか・内部リンクの最適化がされていないか、などを見直しましょう。質の低いSEO対策だと、せっかく対策をしてもページやサイト自体の品質向上にはつながっていないため、Googleに評価されにくくなります。

SEO対策に本格的に取り組む場合は、自社サイトですでに検証経験のある知見がある人をアサインする、またはクライアントのSEO対策を請け負った実績のある会社に相談・依頼することをお勧めします。

方法③:ウェブサイトの情報を拡充する

方法②で紹介したSEO対策とつながるものではありますが、ウェブサイトの情報を拡充するというのは、現在公開しているページのテキストをSEO観点で調整し直すのがSEO対策だとしたら、ウェブサイトそのものに「情報を拡充できる箇所」を見つけ、ページの掲載内容を変更したり、ページ自体を増やすことを意味します。

Googleの検索結果で上位表示される特徴として、「ユーザーの役に立つ記事・ユーザーの課題を解決する記事」が評価され、上位に表示される傾向があります。

よって、改めて自社サイトの掲載内容・ページ構成を見直し、検索結果からたどり着くユーザーとってコンテンツが弱くないか?を検証しましょう。

コンテンツが弱いと感じたら、改めて自社のサイトにアクセスしてくるターゲット像を明確化し、そのターゲットが何を知りたくてキーワードを検索しているのか・何を求めて自社のサイトへ来ているのかを考え、ニーズに合った情報を掲載するようにしましょう。

この方法は検証とコンテンツ制作に時間がかかるというデメリットはあるものの、長期的視点で自社サイトにもたらす効果は大きいと考えるため、SEO対策と合わせて取り組みたい部分です。

方法④:SNS等の外部からサイトへ誘導する

サイトへのアクセス・流入を増やす方法はGoogleのキーワード検索に関する対策だけではありません。外部からの流入を増やす基本的なポイントとして、関連するSNSアカウントのURL入力欄にサイトURLを貼り付け、SNSからサイトへと誘導する方法もあります。

多くのSNS(Facebook/Instagram/LINE/youtube/Twitter/Linkedin/TikTok)では、投稿内にリンクを貼り付けサイトに誘導することができます。(Instagramはストーリーズ投稿にリンク追加で誘導可能)

それ以外にも、各アカウントのプロフィールページにURLを入力することができるため、ハッシュタグ検索やおすすめ表示から投稿を見つけ、アカウントを知った方をSNSからウェブサイトに誘導することができます。

また、SNSの投稿を積極的に継続することで、より自社のサービス等を魅力的に伝えることができ、新規顧客獲得や顧客のコアファン化も見込むことが出来ます。

SNSアカウントの運用に関しては、投稿コンテンツを作成し継続運用するのに時間とコストがかかってしまうこと、アカウントを開設しただけで更新が滞ってしまうとマイナスプロモーションにつながってしまうこともあるので注意が必要です。

方法⑤:広告を出稿する

短期的に集中してアクセス数を伸ばしたい場合や、自社のサイトにどのようなユーザーがアクセスするのかなどマーケティングデータが必要な場合には、有料での広告出稿も有効です。GoogleやYahoo!の検索広告(リスティング広告)を出稿したり、SNSプラットフォームを活用したサイトトラフィック広告を出稿し、アクセス数を増やすことができます。

基本的な設定や適切な広告テキスト・コンテンツの作成スキルが必要になりますが、即効性がありアクセス数だけでなく今後のサイトリニューアルに参考となるデータを入手することができます。(広告経由でクリックしサイトに流入した人の地域属性・デバイス属性など)競合他社が多く存在するキーワード広告の場合は広告費用がある程度必要になる可能性がありますが、期間限定のキャンペーン等では集中的に活用し効果を得られる場合が多いです。

SEO対策同様、自社での運用経験のある人を担当者としてアサインするか、広告運用実績のある会社に依頼するのもお勧めです。

方法⑥:メディアに取り上げてもらう

自社の情報を拡充しSEO対策を行い、予算が確保できる場合は広告で流入を増やす、という方法以外に「第3者のウェブメディアやアカウントで取り上げてもらう」という方法も流入を期待できます。

自社の事業のターゲット層が明確であれば、ターゲットがよく見ているウェブメディアに記事広告として出稿することで、信頼性と知名度が上がり、直接キーワード検索でサイトに入ってこない見込み顧客へのリーチが可能です。しかし、多くの場合は有料広告であるため費用が発生すること・費用が発生しないまとめ記事のようなメディアでは、校正が無い場合が多く掲載に関しても不確定要素が高いため配信される可能性が高くないと言えます。メディアやインフルエンサーに掲載してもらうのはBtoCのサービス業サイト等が特に効果的と考えられます。

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上記①~⑥の基本のポイントを理解し、自社のサイトの現状に最適な対策を行い、アクセスが増えたら、そのあとからが一番重要です。単純にアクセスが伸びるだけがゴールではないので、「ホームページのアクセス数が伸び、そのあとユーザーがどのような行動をとることがゴールなのか」を明確化させましょう。

資料請求なのか、問い合わせなのか、商品購入なのか、店舗来店なのか、提供事業によりコンバージョンは様々です。つまり、アクセス数が増えたけれど、本来の目的である問い合わせ数が少ない・・となる場合も予測されます。よって、サイトのアクセス増を見込んだ対策とともに、サイトの見直しも必要と言えます。

例えば、スマホではお問い合わせボタンが押しにくい場所に設置されていないか?文章が長すぎて離脱率が伸びていないか?など、「アクセス数が多いサイト」ではなく「結果が出るサイト」へと育てていく必要があります。

ユーザーが使いやすく、知りたかったことを知ることができて、他のサイトよりも見やすく、印象的なデザイン・・・とこだわるポイントが多くあることがわかります。

上記のような観点からサイトのリニューアルを計画する場合は、短期間でスピーディーな衣替えのようなリニューアルだけではなく、綿密な打ち合わせと分析による企画・設計をコアとしながら、デザイン性やユーザーにストレスを与えない機能や仕組みを構築する必要があります。時間と費用はこだわりに比例します。しっかりこだわり、しっかり向き合うこと・サイトを訪れたユーザーが、本来の目的であるアクションをシームレスにとることができること、そんなサイト制作をギアエイトでは目指しています。

短納期・低コスト、という魅力には欠けるプロジェクト体制ではありますが、その分丁寧にお客様のお客様、つまりはキーワードを検索するユーザーの視点をいれながらサイト制作を行います。

制作フローや過去の実績、お見積もり等のお問い合わせはメールフォームよりいつでもお待ちしております。

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Tomoki Ishioka

1991年9月生まれ。ディレクション業務を主に担当。担当動物はトナカイ。

不動産営業を経験したのち、没頭できるような楽しめることを仕事にしたいと思い2018年1月にWeb業界へ転職。デザイン・構築・ディレクションを一通り経験したのち、ディレクションをより深く突き詰めたいと考え、2022年5月にGEAR8へ入社し今に至る。入社前にタイと台湾にプライベートで旅行した過去がありGEAR8とは謎の縁を感じる。

好きなことは食べること。好きな食べ物は寿司・蕎麦・蟹。この順位は数年更新されていない不動のランキング。趣味はキャンプ。最近油絵を始めました。