2018.08.01

G8memo#22 夏の合宿2018 後編

Gear8

今年は『価値の非対称性について考える』アイデアソン。
合宿2日目恒例のワークショップのおはなし。

 

 

 

こんにちは、広報の沖野です。

今回は前回に引き続き、夏合宿レポートの後編をお送りしたいと思います。後編も写真たっぷりに、合宿2・3日目のお話を。2日目はワークショップ実施、夜はみんなでBBQ。3日目は札幌に戻りつつみんなで蕎麦打ち体験といった予定です。

ではさっそく、2日目の朝は台湾人チームが朝ごはんの当番。早起きして慣れないIHコンロと戦いながら大量の”蛋餅”を作ってくれました!2K0A4448卵たっぷりの、おかず入りクレープといった感じの台湾料理。コーンやツナ、ハムなどを何種類か用意してくれたのですが、これがとても美味しい。19人分の食事を作るのはなかなか食堂のおばちゃんのような気持ちになりますが、たくさん作ってくれたのでしっかり全員お腹一杯になりました。
人数が多いと片付けもそこまで時間がかからずに済みます。しばし食休み。

9時半ごろには改めて集合して、いよいよワークショップのテーマやルールの発表になります。ここまでテーマを水野しか知らない状態だったので、今年は何がくるかとちょっとドキドキ。この日も天気が良かったのでテラスでの説明。ちなみに蜂などがぶんぶん飛んでいて虫が苦手な人にはなかなかスリリングな状況です。
2K0A4464 発表になった今年のテーマは、『価値の非対称性について考える』アイデアソン。

もはや生活にすっかり馴染むようになったフリマアプリの普及に続き、昨年には目の前にあるものをキャッシュ化できるアプリのリリースによってお金というものの価値観がカジュアルになりました。さらに記憶に新しいのは、誰もが買い物の際にもらうレシートを買い取るというサービスの登場です。
価値観が多様化する中で、これまでお金にならない無価値だと思われていたものが誰かにとって必要なモノになるという時代にもなりつつある。その価値の非対称性について考えてみようというテーマです。

今回は自由な発想・アイディアをとにかくたくさん出してユーザーイメージを具体的に考えることを重視し、昨年訪日外国人向けサービスを考える課題で作成したような開発体制や予算についてなどの具体的な要素は一旦考えなくてもよいという課題でした。これまでの発想では価値が無かったり、価値を持たせることが難しかったものをサービス化するところまでがメインです。

課題に取り組むチームは2チーム。チームブルーとチームピンクに分かれ、水野は審査員になるためそれぞれ国籍拠点混合の9人ずつのチームとなりました。

2K0A44812棟に分かれ、お互いのチームには発表まで干渉しない状態で課題を進めていきます。10時にアイディアソンをスタート、制限時間内に資料作成までおこない、プレゼン開始は15時。
まずは各チームでリーダーを決め、時間配分に気を付けながら進めていきます。

912C20CC-CB6C-412D-AA69-90137CFB91E4価値の非対称性、価値のないものに価値を見出すということで、最初は両チームともに身の回りの価値がないもの、ムダなもの、無料のものなどをひたすら書き出す作業から始めたようです。発想は近しいものも多々ありますが、最初の1時間ほどのあいだ、それぞれのチームで大量の付箋が張り出されていきました。
『小さいものを買ったのに段ボールに入れられて届いたときの余った空間』『昔習っていたスポーツの経験』『貰ったけど捨てられない祝儀袋や手紙』『真夏の車内の熱気』『子どもの頃のランドセルや制服』『満員電車のストレス』『落ち葉や散ってしまった花びら』などなど、かたちあるものないもの、様々な発想が飛び出します。

2K0A4474そこから付箋にかかれたモノの系統を分類。時間の経過や年齢によって不要になったもの、趣味や嗜好の変化でいらなくなったもの、使い終わったもの、壊れてしまったもの、自然に発生してしまうもの..。さらにサービスとして成り立つ可能性があるか、フリマアプリやリサイクルで解決できるものかどうかなどを指摘しながらアイディアを絞ります。
絞り込んだアイディアをさらに具体的になぜ、だれが、どんなふうに使うのか…と考えながら、最終的にプレゼンするひとつを選んでいく流れに。

2K0A4489最後は絞ったアイディアをもとに、どのようなサービスにしたらよいかを具体的に考えていきます。限られた時間内でサービス名やコピーまで作成する必要があるため、後半は時間に追われる展開に。プレゼンの資料は手書きで書いたものを写真に撮ってスライドとして扱うことになるため、簡単なまとめを急いで作成。あっという間にプレゼンの時間となり、両チーム集まって発表を行います。

2K0A4563チームピンクが選んだテーマは、『片方だけになってしまったピアスやイヤリング』という”価値を失った”もの。女性を中心に多くの人に困った経験があるため、それを解決するサービスを考案するというものでした。残った片方のピアスにあわせてもう片方を制作してもらったり、ぴったりの新しい組み合わせを決めたり、片方だけのイヤリングを売買したりするようなサービス案ですね。

サービス名は『Nicco』、コピーは『もうさびしくないよ』。
Filmによる困った体験の実演なども交えながら楽しい発表になりました。

2K0A4573続いてチームブルー。テーマとして選んだのは夜眠りながら見る方の『夢』です。だれもが体験するものの、起きてしばらくすれば消えてしまう”かたちも価値も無い”もの。これを専用のSNSでシェアすることでエンタメや創作アイディアとして楽しんだり、占いや分析で知識を得ることができるといったアイディアでした。将来的にはAIを交えたり、VRで他人の夢を再現したり、録画したものを貸し借りしたり、なんてことができればいいのに…という夢のある夢の話。

サービス名は『minmin』、コピーは『夢でつながるSNS』
デザイナーのAMによるロゴマークも作成し、途中で『体臭』というテーマに傾きかけたチームだったものの最終的にはまとまったアイディアができました(笑)

両チームとも、アイディアソンの過程も含めての発表をしましたが、後から確認するとほぼ同じ流れでワークショップを進めていたよう。出てきたアイディアもいくつかは似通ったものがありましたが、もちろん自チームでは思いつかなかったものも。リーダーやメンバーによる発表のまとめかたにも個性が出て、チーム戦ならではの面白さを再確認して発表は終了です。
ふだんなかなか一緒に話し合いながら仕事をすることがない他の拠点のスタッフとも打ち解け、考え方や得意なものも確認できる貴重な時間。充実したワークショップになりました。

水野の判定により、優秀賞はチームブルー!

2K0A4633ワークショップの後はみんなで準備して、毎年恒例のBBQタイム。暑いなか脳をフル稼働してぐったり疲れた分、みんなよく食べよく飲みます。

BBQを終えてすっかり外も暗くなったころ、ワークショップと同じチーム分けで今度は須藤が用意してくれたゲームをやることになりました。(合宿の予定にゲームタイム(須藤)と勝手に書いただけなのに、しっかりと備品やスライドを準備してくれる須藤のすばらしさに感動する総務)
2K0A4690ゲームは題して、お絵かき伝言ゲームです!伝言ゲームを、20秒ずつの持ち時間で描くイラスト版でやるというルール。これが単純なゲームではあるのですが、スタッフの画力という技術的な問題と、負けず嫌いが異常に多いという性格的な問題が合わさって大変な大騒ぎと連戦に(笑)
2K0A4762前の人が描いた絵を信じて同じものを描き、それがなんなのかを順番に答えていきます。20秒で描く、さらにそれを一瞬みてまた次の人が20秒で描く…判断力と推理力が試されるゲーム。かなりお手本のような間違い方をしたので、以下ゲーム結果を写真でお送りします。

2K0A5031 ドローンがガーデニングになり、花束になり、母の日になり、バレンタインデーに…

04E0A21E-7B5A-4EA4-93DB-A1184AB72E19 ピアノは正体不明のアイテムになり、推理によって車になり、忖度によってUFOになり…

2K0A5129ついさっき食べたはずのBBQは最終的に囲碁・将棋になってしまいました…。

イラストなので言語の壁が多少あっても問題なくみんなで楽しめますし、相手チームの野次で混乱して人間不信になったり、あとはとにかくみんなの咄嗟に描く絵がどうやっても面白いものになってしまうので大騒ぎ。とてもオススメのゲームでした。他社のみなさんもぜひイベントに取り入れてください(笑)
ちなみにポイント制の勝負に勝ったのは、チームピンク!
そんなこんなで1年分くらい笑った気がする2日目の夜も更けていき、最終日はみんなで札幌へ戻ります。

毎年パークゴルフやジップラインなどなにかしらのアクティビティをやって帰るのですが、今年はみんなで蕎麦打ち。意外にも初体験のスタッフが多く、真剣な体験授業となりました。
2K0A5314最後はみんなで自分たちで打ったお蕎麦を食し、お腹も満足したところで帰路につきます。
企画しているあいだ必死だったのであまり考えが回っていなかったのですが、終わってみると浴衣を着たり蕎麦を打ったりと日本的な文化体験もちりばめられた合宿になっていましたね。ちゃんと日本のスタッフも楽しい、というところがポイントです。

2K0A5350さてさて長くなりましたが、2018年のギアエイトの夏合宿はこんな感じで全行程を終えました!お天気にも恵まれ、けが人も病人も出さずに楽しく真剣に取り組んだ3日間。盛りだくさんの企画はもちろん準備時間もスタッフの協力も必要ですが、人数が増えれば働き手も増えますね。

来年はさらに国籍の違うスタッフが参加しているのか、人数が増えているのか、場所はニセコ…?
IMG_4241Gear8の成長を確かめる時間にもなっている恒例行事。
またスタッフ一同一生懸命一年を過ごして、来年の夏合宿を楽しみにしたいと思います!

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Gear8卒業生による記事です。