2024.10.21

Webデザイナーはどんなやりがいがある?実体験をもとにいろいろ詳しくまとめてみました!

Yurina Takahashi

Webデザイナーという職業をこれから目指そうとされている方やご興味のある方は、どんなやりがいがあるのか、続けられる仕事なのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

ということで、この記事では実際に私のWebデザイナーとしての経験をもとに、のやりがいをご紹介します。

またやりがいだけでなく、大変なことやWebデザイナーの目指し方も少しご紹介するので、ぜひご参考にしてください!

Webデザイナーのやりがいまとめ(実体験)

私が感じたWebデザイナーのやりがいは主に次の5点です。

①スピード感のある業界でデザインができる
②様々な業界を知ることができる
③デザインを通して会社やクライアントの役に立つことができる
④シンプルに成果がわかりやすいので目に見えて喜んでもらえる
⑤手に職がつく専門職なので、市場価値を高められる

①スピード感のある業界でデザインができる

「デザイナー」と一口に言っても様々。その中でも「Webデザイナー」を選ぶというのは、Web業界という業界の特徴にやりがいや、面白さを見出しているからではないでしょうか。

Webデザイナーはなんといっても新しさとスピード感のあふれる「Web業界」のデザイナーです。業界では新しいデザインツールは多く開発され、改良され、進化し続けています。いち早く試して実務で活かすことも多いですね。デザインを求める業界も様々で、新しい価値観でWeb上のデザインを必要としています。

そんな成長速度のある環境でWebデザイナーとして挑戦できるというのはとても刺激的で、面白さややりがいにつながりやすいです。

②様々な業界を知ることができる

Webサイトを必要とする企業やクライアントには業界に限りはないので、様々な業界を知りながらデザインをすることができます。知的好奇心のある方にはたまらない面白さですね。

というのも、デザインをするためには前提として業界やクライアントについてよく知った上でデザインを考えることが必要です。そのため必然的に様々な業界を知ることができます。

ただデザイナーの好みで制作するのではなく、ターゲットやユーザーのことを考えたり、魅力をより適切な形で伝えるために商品やサービスのバックグラウンドを理解する必要もありますよね。ひとつふたつ、と実績を重ねるたびに業界の広さや携わる商材の種類と同じ分だけ、視野に広がりを感じるのではないでしょうか。

③デザインを通して会社やクライアントの役に立つことができる

「デザインのおかげでこういった結果が出たよ」と評価していただけると嬉しく感じるWebデザイナーは多いのではないでしょうか。「役に立っている」という実感はやりがいにつながります。

そもそもデザインは見た目を整えるだけではなく、ブランドイメージを向上させたり購買意欲を掻き立てたり、実際の売上や集客に大きく影響するものです。クライアントの求めているゴールに辿り着くための手段として欠かせない要素なので、お客さんにも目に見えて評価していただくことは多いと思います。

もちろん華やかな仕事だけではなく目に見えない小さなデザインもあり、Webデザイナーはまさに縁の下の力持ちとして社会全体や会社、クライアントの役に立つことができます。

④シンプルに成果がわかりやすいので目に見えて喜んでもらえる

制作したデザインは「実績」として残り、社内外から評価されます。形があるものなのでダイレクトに評価されやすく、やりがいにつながりやすいというのがあります。

またデザインは受け取り方が人それぞれな部分もありますが、反応が比較的ストレートに返ってくるので、頑張った分の評価の見返りは大きいと思います。デザインへの反応を「フィードバック」として捉えると、自分次第でどんどん成長もできます。よかったこと・反省点を振り返り、次回に活かしていけるとさらにレベルをあげることができますね。

⑤手に職がつく専門職なので、市場価値を高められる

Webデザインはもの作りととても近い分野で、知識も専門性が高いため手に職がつきます。そのため独立・フリーランスを目指すWebデザイナーも多いのではないでしょうか。Webデザイナーとしてお客様から選ばれるくらいのスキルがしっかりと身につけば、市場価値は比例して高まり自分の力で稼ぐことも可能な職業です。

さらに市場価値を高めたい場合は様々な方法がありますが、そのひとつに、印刷物のデザインもできるようになる、というのがあります。Webデザインは基本的に紙媒体をデザインするときの印刷知識や印刷確認が必要ない分、自由にデザインできますし、パソコン一台で仕事ができるため場所を問わないことも人気のひとつですね。

そんなWebデザイナーが、冊子やパンフレットなど紙媒体のデザインができると、デザイナーとしてさらに専門性が高まります。もちろん印刷物のデザインはWeb同様に専門的でありWebよりも前からある分すんなりとはいきません。その分、近年の傾向としてWebデザイナーでも紙媒体の知識があると重宝されます。会社の規模によっては実際に仕事で必要になることがあるという側面もふまえて、幅広くデザインと関わっていくのがおすすめです。

Webデザイナーはやりがいだけじゃない!大変なこともあります

①アイデアがなかなか出ないときがある

Webデザイナーの仕事の中ではアイデアを生み出す必要があることがほとんどです。ときにはアイデアが出なくて苦しむことがありますが、それは誰しもが必ず経験すること。そんなときに思い出したいのは、自分の持っているデザインアイディアの「引き出し量」です。デザインが進まない大きな要因のひとつにアイディアが思いつかない、というのがありますよね。アイディアは思いつくものではなく、日頃の積み重ねや、要素の組み合わせです。

そんなアイディアの悩みを減らすためには日頃の行動が大切です。例えば、イベントへの参加や勉強会参加など多方面から様々な経験を積むこと。積極的に業界ニュースや最新情報、読書などで情報のインプットを継続して行うことで、気づくと成長しているものです。

実務ではとくに、デザインのルールや勘所をつかめるようになれば悩むことも減るので、悩んでいるときが一番成長しているときともいえます。焦ったり悩む時期を乗り越えると、Webデザイナーとして一歩成長しているはずです。

②納期に追われることがある

制作物は納期があることがほとんどです。緊急対応で明日までにお願い!なんかもあります。同時に進行している他の案件もあったり、なかなかアイデアが出てこなかったりで、納期に追われることもあります。

そんなときは、デザイン力アップはもちろんですが自己管理力や効率化スキルも身につけつつ、量をこなしてスピードアップを目指すのがおすすめです。このように、Webデザイナーとしてのやりがいがある反面、決められた期日に間に合わせる心構えも必要になってきます。

③自分の好きなデザインばかりできるわけではない

かっこいいデザイン、可愛いデザイン、シンプルなデザイン、みんなそれぞれ好きなデザインがあるはずです。ただ仕事として依頼を受けてデザインをする以上、自分の好きなデザインばかりできるわけではない、というのを分かっていてはじめて「プロ」のWebデザイナーです。

時には苦手だと思うデザインも担当することがありますが、偏ったデザインしかできないと、活躍は難しいもの。しかしそんな対応幅の広さ、柔軟性の高さはデザイナーが専門性が高いとされる所以のひとつでしょう。

例えば、シンプルなデザインがおしゃれで好みだけど、ぎゅっと情報の詰まったデザインもできるようになることで、どんな情報量の時にも期待に応えられるようになります。

まとめ:Webデザイナーはやりがいの多いお仕事。興味をもったらぜひ目指してみよう。

ここまで読んでいただいた方は既にお分かりかと思いますが、Webデザイナーは大変なこともあるけれど、とても意義のあるお仕事でやりがいも多いです。

「デザイン」はいたるところにありますし、ここまでスマートフォンが普及した現在、Webサイトを1日で1回もみない人はまれです。そのくらい身近にあるお仕事です。

会社の規模によっては印刷物のデザインまで対応することもあるので、対応範囲の広さによっては覚えることはたくさんあり大変ですがその分、人に喜んでもらえる範囲も広がります。興味がある人は、ぜひWebデザイナーを目指してみませんか?

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Yurina Takahashi

1994年札幌の山間生まれ。幼少期を主にインドネシアで過ごしていた経験から、大人になっても東南アジア好きが止まらず。好きで数回訪れていたチェンマイに拠点を持つGEAR8に親和性を感じデザイナーとして入社。

人生のテーマは「ワクワクを追求し続ける」。そんな思いから、仕事は常に自分をワクワクさせる職に。飲食業をメインとし、特撮好きが高じ"ソフビ販売員" 麻雀好きが高じ"雀荘スタッフ" 60'sカルチャー好きが高じ"古着販売員" 放浪旅の中で出会った"レモン農家さんの元で働く"など。

それらの経験を活かし、デザインだけでなく海外新規事業設立のサポートや、社内の環境整備等も担当させていただいております。
プライベートでは、おでん屋さんのお手伝いや音楽イベントの運営サポートなど幅広い活動により、人間力向上を意識した生活を送っています。