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オランウータン(Pongo)

ヒト科オランウータン属に分類される、アジア唯一の大型類人猿。英語ではOrangutan、またはギアエイトアイスのこと。

マレーシアのボルネオ島とインドネシアのスマトラ島にのみ生息しています。語源はマレー語で『森の人』を意味することば。オラン(ヒト)・ウータン(森)、なので『オラウータン』という表記は誤りです。ンを忘れずに。
オランウータンとされる前の和名は猩々(古典に登場する架空の生き物にちなんで)。

知能がとても高く、猿よりもヒトに近いと考えられる生きもの。分類もヒト科です。他の類人猿は群れをつくりますが、オランウータンは単独での行動が基本。熱帯雨林の樹の上で暮らしています。眠るときは木の枝や葉っぱを使って毎晩のように新しいベッドを作り、そこで眠ります。
食べるものは森林で確保できるイチジクやドリアンなどの果実を主に、植物や昆虫、鳥の卵なども食べる雑食性。森林なくしては生きられないために森林伐採や火災によって生息地に大きな影響を受けること、展示やペット用として乱獲されたことなどにより生息数が減少しています。

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身体的な特徴としてはまず腕が長いこと。脚よりも腕のほうが2倍ほども長く、身長よりも長いので立ち上がれば地面に手がついてしまいます。枝から枝へぶらーんと移動するときに便利だからですね。
地上を4足歩行する際も、ゴリラやチンパンジーとは歩き方がちがいます。腕を使って、体を振り子のように前後に揺らしながら歩くのです。たまに2足歩行で歩くときはかなりぎこちなく、ジャンプや泳ぎはできません。
足の指は手の指のように長く、ぱっとみると手だか脚だかわからないような見た目。どちらも親指がヒトの手のように他の4本に向き合うかたちでついており、ものを掴んだり枝などの道具を使うことができます。握力はかなり強めで、300kgとも。

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いちばんの特徴はフランジと呼ばれるオスの顔のかたちです。強いオスのオランウータンのみ、顔の両脇が出っ張るように変形するのです。この記事のアイキャッチに使われている写真はフランジ個体ですね。
一度発達するとしぼむことはないようですが、フランジではなかったオスでも闘争の結果などによってはフランジになることはあります。フランジのあるオスのほうがフランジのないオスよりも繁殖期に優位になります。

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体は顔以外を長い体毛に覆われていて、特に毛の長い個体は毛が縺れていたりしてなんとなく赤茶色のモップのような感じ…。

最近までオランウータンはスマトラ島に生息する『スマトラ・オランウータン』とボルネオ島の『ボルネオ・オランウータン』の2種だけと考えられてきましたが、2017年に『タパヌリ・オランウータン』という新種が分類されています。800頭ほどしかいないのですが、既存の2種とは身体的特徴も遺伝子情報も異なる新しい種だそう。大型類人猿の新種としては1929年に発見されたボノボ以来の発見だそうですから、とても珍しいことですね。

ほどんど樹上で生活しているため観察も難しく、オランウータンはまだまだ未知の謎が多い不思議な生きものなのでした。

* * *

北海道でも以下の動物園にオランウータンがいるようです(2018年7月現在)

旭山動物園
円山動物園
釧路市動物園

さて、今回とりあげたオランウータンも、弊社スタッフのキャラクターになっている動物です。
代表の水野に選定理由をきいてみました。

「めっちゃ頭の良い森の住人オランウータン、アイスも植物大好きでたくさんの言語を操る孤高の天才肌なところが似てます。あとアイスの作るゲーンハンレーはどこの店よりも美味い。」

たしかにアイスさんは頭がよい&単独行動が好きな人ですね(笑)
普段はチェンマイの森のようなオフィスにいるのでなかなか会えませんが、今月は合宿で1年ぶりの集合です!

以上、G8動物図鑑をおおくりしました!

このコーナーでは不定期にスタッフのキャラクターになっている動物について紹介していく予定です。
(あくまでも素人が調べられる範囲のものから気になったことをまとめています!正確な情報は専門の方にご確認くださいね。)

▼#1 オウサマペンギン編
▼#2 エゾリス編

▼#3 シマウマ編
▼#4 レッサーパンダ編
▼#5 オオカミ編
▼#6 パンダ編
▼#7 黒豹編
▼#8 シロフクロウ編