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株式会社サッポロドラッグストアー 様

会社の今と自分の未来が見える採用サイトへ

https://satudora-hd.co.jp/recruit/shinsotsu/

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会社の未来を一緒につくるスタッフを採用したい

株式会社サッポロドラッグストアーさまは、まだ世に「ドラッグストア」という言葉が広がっていない1972年に創業し、現在調剤薬局を含め、北海道を中心に150を超える店舗を運営されている会社さまです。2020年までに300店舗体制を目指しており、新卒採用に今まで以上の力を入れていくため、これまで会社サイトの一部だった新卒採用ページをリクルーティングサイトとして独立させることと、同一コンセプトでの採用パンフレットの制作をご依頼いただきました。

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店舗だけじゃない、多岐にわたるサツドラの仕事

サッポロドラッグストアーさまは、「サツドラ」の愛称で北海道民に親しまれていますが、採用対象となる学生には「ドラッグストアの店舗」という印象が強く、「店頭での接客」以外の職務内容をうまく伝えきれていない状況でした。もちろん接客業務は重要な仕事ですが、その先に広がるマネジメント業務やバイイング業務、スタッフ教育、さらには新店開発など、店舗以外で行われる業務についての認知を広げる必要がありました。

そのため、各職種からスタッフを選出し、現場での取材と写真撮影を敢行。リアルなスタッフの働く姿を明確なキャッチコピーとビジュアルで見せることで、学生にキャリアステップを伝え、会社への志望度を高めることが目的となりました。

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採用プロジェクトを一言化「ここだけのサツドラ」

パンフレットやウェブサイトの制作に入る前に、本件の採用のコンセプトをづくりからスタートしました。今回のプロフェクトチームにはデザイナーを始め、コピーライター、アートディレクター、カメラマンをアサイン。複数回のミーティングを重ね、課題と目標の洗い出しから言語化、より伝えやすいコピーへの転換と進んでいきました。

決まったコンセプトは「ここだけのサツドラ」。まだ世に届いていない本当のサツドラを伝えるために、プロジェクトが走り出しました。

学生が企業に触れる最初のタイミングは、実店舗での接客を除き、大きく分けて2つ。合同企業説明会と採用ウェブサイトです。合同企業説明会には多くの学生が集まりますが、じっくり時間をかけて紹介する時間はありません。そのため、多くの学生に届き、かつサツドラの印象を残すために、採用パンフレットをうまく使い、そこからウェブサイトへ誘導できないかと考えました。

紙媒体のパンフレットは、伝えたい内容を盛り込むのに向いた媒体ですが、すべてのインタビュー内容を掲載するとなるとボリュームが増え、逆に学生に理解してもらうハードルが高くなってしまいます。そのため、パンフレットの役割を制限し、「ここだけのサツドラ」のコンセプトを伝えることと、ビジュアルと端的なコピーに構成を絞ることとしました。学生に「その続き」が気になるように仕向け、ウェブサイトへ誘導するという導線としました。

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よりリアルに、より魅力的に見せる写真と言葉。

全体構成が決まり、取材・撮影日程を組みました。取材先は一箇所ではなく、普段勤務されている店舗、または本社で行いました。札幌市内および近郊の店舗を効率的にまわるため、採用担当者さま、ライター、カメラマンと具体的なスケジュールと撮影内容を事前に共有して当日を迎えました。

取材は、事前に記入いただいたヒアリングシートを元に、ライターがそれぞれの職務内容を紐解いていきます。表には出せないお話もありつつ、やりがいや学生へのメッセージを伺いました。みなさん必ず店頭接客を経験されているせいなのか、元々の企業風土なのか、非常に明るい雰囲気で滞り無く取材は進みました。撮影も自然な笑顔がいっぱいで、カメラマンから「ここは真剣な顔で」と注文が入るほどでした。店舗によっては映り込みしたくない部分を避けたり、ビジュアルが似通った雰囲気とならないよう、現場判断をしながら進行しました

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伝えたいイメージを伝わる形に。

パンフレットからウェブサイトへの誘導には、インタビュー内容を短くまとめたコピーとQRコードを使用。メインビジュアルとキャッチコピーはパンフレットもウェブサイトも同一のものを使用し、できるだけスムーズに読み込みできるよう整えました。

ウェブサイトは学生対象ということで、次々とクリックしたくなるようなアニメーションを施したほか、スマートフォンでの閲覧対応(レスポンシブ)を行いました。具体的なエントリー後の導線は外部サービスを利用しているため制作対象ではありませんでしたが、そこに至るためのENTRYボタンに採用ご担当者の写真を使用するなど、人にフォーカスすることを意識して制作しました。

細かい点ですが、メインメニューのラベルも「サツドラの人」「サツドラの会社」など、店舗名を使うことで固くなりすぎず、会社の学生へ向かう姿勢を表しています。

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継続して成果の出る採用活動をサポート

そうして出来上がったパンフレットやウェブサイトは3月の採用活動に合わせて使用開始。企業説明会では、事前にウェブサイトをチェックした学生から、前年度までは出てこなかった具体的な職種への質問が出るなど、会社への理解と、志望度の向上に繋がっているというお話をいただいています。また、副次的な効果として、社員の部署間での業務内容の相互理解にも役立っているそうで、キャリアアップや社員教育の一助ともなっているようです。

未掲載の職種の追加や、学生インターンへの対応、内定者フォローなど、継続的に採用活動のサポートを行っています。

弊社の社員ではないかと思ってしまうくらい、同じ思いで取り組んでいただきました。

私たちの言葉や思いを丁寧に汲み取っていただき、ウェブサイトという形にしていただきました。 私たちがどうしたいかはもちろんですが、その先にいるサイトを見る学生のことまで考えてくれている。そんな感覚を最初から最後まで感じていました。

はじめはウェブディレクターという名前だけで若干気負いしていたのですが、水野さん、待島さんにお会いしてみるとそんな不安はすぐになくなりました。制作の話し合いでは、たわいもない話も交えながらのコミュニケーション重視であったことで、すぐに信頼関係が結ばれたと感じてます。そんなこともあり、ウェブサイトが出来上がった後も、採用に関する様々なご相談をさせていただいております。

弊社の社員ではないかと思ってしまうくらい同じ思いで取り組んでいただき、だからこそ出来上がったものは想像以上に良いものになりました。学生が見たくなる、欲しい情報が手に入るそんなウェブサイトを作りたい!その思いを水野さん、待島さんが想像以上の形にしていただけたことを感謝しています。