MENU

case 6

lia Style 様

機能ではなく明日を語るブランドサイトへ

https://liastyle.jp/

01

認知度に合わせてコンテンツ拡充とデバイス対応を進めたい

FPホームさまの別ブランド、lia Styleの2回目となるウェブサイトリニューアル。「それは会話から始まる家づくり」をコンセプトに掲げ、2010年にブランドを立ち上げてから約4年、認知度が少しずつ上がってきたタイミングでモデルの見せ方や各種デバイスへの対応を含めてフルリニューアルのご依頼をいただきました。

casestudy_liastyle_01

02

lia Styleのスタイルがしっかり伝わることがゴール

認知度が上がるにつれてオープンハウスにご来場いただく方も増えましたが、少ないメンバーで活動しているブランドの為、せっかくご来場いただいたお客様全員にlia Styleのコンセプトをお伝えすることができません。そこで今回のウェブサイトリニューアルでは、スペックだけではなく家づくりに対する考え方やブランドのスタイルをしっかりお伝えし、lia Styleを理解していただくことをリニューアルの目的としました。

casestudy_liastyle_02

03

「家を買う」ではなく「一緒につくる」を感じてもらう

lia Styleには幾つかあるものから選んで買ってもらうという分かりやすい商品はありません。会話を重ねていきながら、少しずつ将来のイメージについて歩幅と距離を合わせていくブランドなので、ウェブサイトの各コンテンツにちりばめるちょっとした言葉をデリケートに扱うことを心がけました。誰も気づかない語尾や雑になりすぎない口語体などは1個や2個ではわかりませんが、100個集まった時にはブランドを形成する重要な要素になると考えています。lia Styleのお客様には「家を買う」ではなく、「家をつくる」と言っていただきたいという想いが込められています。

casestudy_liastyle_03

04

「なんか良い」と「だから良い」をバランス良く

ウェブサイトの各コンテンツには性格と役割が決まっていて、これらを上手く融合させることでお問い合わせや商品の購入に繋げることができます。lia Styleのトップページに大きく配置されているメインビジュアルは、アクセスする5つの時間帯に分けて写真を切り替えています。朝9時にウェブサイトを見たらlia Styleの朝撮影した写真が表示される仕組みになっていて、閲覧している状態に近い雰囲気を感じてもらうことができます。

一方WORKSにあるGALLERYコンテンツは、これまでお客様と一緒につくった家をモデル毎にストーリー性を持たせて見せるパターンと、各パーツ毎にソートして閲覧できるパターンに分けて表現しています。子ども部屋だけ見たい、キッチンだけ見たいなどの要望とlia Styleのこだわりを知ってもらうロジカルなコンテンツとして構成しました。

このように「なんか良さそうだね」と思ってもらうエモーショナルなコンテンツと、「なるほど、だから良いんだね」と考えてもらえるロジカルなコンテンツを配置することで、シンプルだけど厚みのあるウェブサイトに仕上げていきました。

casestudy_liastyle_04

05

「任せます」と言われる心地よい緊張感

lia Styleのプロデューサーとウェブサイトリニューアルのプロジェクトを進めていく中で100回以上言われたセリフが「水野さんに任せます」でした。勿論丸投げの「任せます」ではありません。長くミーティングをして意見を出し合い、想いを語った上で言っていただく「任せます」なのです。

ディレクター冥利に尽きますが、反面責任も倍増するので常に緊張感をもって半年間のプロジェクトを進めることが出来ました。信頼していただけているし、たくさん話し合ったからお任せいただける仕事は当然良いものが出来上がりますし、僕たちも愛着をもって育てていくことができます。

ウェブサイトも家づくりも、会話を重ねていくことで長く愛される上質なものに仕上がることを体現できました。まさにlia Styleのコンセプト「会話から始まる家づくり」に近い仕事ができたと考えています。

06

認知度向上に加え、問合せから成約する確度も向上しました

コンセプチュアルなウェブサイトはデザインに寄りすぎて指標を定めづらい傾向がありますが、lia Styleのブランディングサイトはお客様になりえる方がどんなニッチワードで検索するかを分析したうえでプロジェクトを進めていきました。結果、想定した検索キーワード以外でも検索結果の上位表示を実現でき、且つ確度の高いお客様からのお問合わせをいただけています。コンテンツの拡充についてはlia Styleさまが完璧なコラムを更新していただけているのも大きな要因となっています。

想いをストレートに伝えることができて、且つ分かりやすく表現してくれました。

私が知るウェブディレクターの多くの方は専門用語のオンパレードで何かカッコイイ気がするけど分からない事が多いというのが実情で、本音で話すというより、どうやってディレクターに自分の想いを伝えるかに悩み、ストレスを感じていました。

そんな時に水野さんと出会ったのですが、水野さんは専門用語を一切使わずに、分かりやすくかつ的確に問題を指摘してくれ、対策も明示してくれました。

あぁこの人に全てを任せたら、「自分が言いたいこと」をただ並べたウェブサイトではなく、「僕たちのブランドが想うこと」をちゃんとお客様に伝えれるウェブサイトになるなと直感的に確信しました。あの衝撃的な出会いは今でも忘れられません(笑)

それ以降、lia Styleのブランディングに関する事は、ほぼ全て水野さんに相談させて頂いています。僕の想いを正しく分かりやすく世の中に伝えてくれる仲間だと勝手に思っています。

中には水野さんが創ってくれたウェブサイトを見ただけで、lia Styleに共感していただき、私が何も説明していないのにlia Styleでの住宅建築を決められたお客様が居たくらい威力のあるウェブサイトとなりました。

私の常套句は「水野さんに任せます」。これからもこの常套句を最大の武器としていきたいと思っています。