2024.07.07

同じ方向を向いてるから見える展望。10年以上の付き合いから学ぶ、緊密な関係の築き方。

Akari Iwata

本日は、すすきのにある海鮮料理屋「三海の華」のWebサイト運用について、対談インタビューをお届けします。(取材・文章 Natsuki Sato)

三海の華から店長の須賀 克己さま(すが かつみ/以下、須賀さん)と、GEAR8 Webディレクター、岩田 明莉さんのおふたりの対談です。三海の華からは、主にSNSの広告運用やウェブサイトのアクセス解析などを通年を通してご依頼があり、毎月定例のミーティングを行っています。

なぜGEAR8に継続して依頼してくれるのか、今後のウェブサイトの展望などをおふたりに対談してもらいました。

今も店内に残る、最初の一歩。

-本日はどうぞよろしくお願いします!

須賀さん:よろしくお願いします。

岩田さん:よろしくお願いします!

▲三海の華、店長の須賀克己さん。
▲GEAR8、Webディレクターの岩田明莉さん。

-GEAR8と出会ったのは、どういった経緯で?

須賀さん:当時の上司とGEAR8の水野さんが知り合いだったんですよね。水野さんがまだ異業種で働いていた頃の同期が、上司だったと聞いています。僕自身は、三海の華がオープンしてから、水野さんの存在を知りました。

岩田さん:どのように知ったのですか?

須賀さん:お店に食べに来てくれていたんですよね。でも、どんなお仕事をされているかまでは知りませんでした。ちょうどその頃、お鮨をお得に食べることができるキャンペーンを始めようという話になったんです。そのためのチラシを作ろうということになり、写真撮影に来てくれたのが水野さんだったんです。

-撮影に来たのが、水野さんだったのですね。

須賀さん:今の水野さんからはあまり想像できないですよね(笑)。おそらく独立したてだったんじゃないかな…。チラシのデザインをするのに写真が必要で、水野さん自らカメラで撮影していましたね。そして、実は撮影用のお鮨を握ったのは、僕です。

岩田さん:このお鮨、須賀さんが握っていたんですね。

須賀さん:そうそう、今もやってるキャンペーンだから、もう10年以上このチラシ使ってることになりますね。なので、水野さんと出会ったのは、このチラシを作った時でした。

▲今も店内で活用してくれているチラシ。水野さんが撮影していたという事実には、驚きです。

-それからも継続的にGEAR8とお仕事を?

須賀さん:そうですね。それから少し経ってSNSが流行り始めたころに、お店でもSNSを始めようという話になったんです。個人アカウントを作るくらいまでは僕もできたんですが、お店のアカウントの設定などを水野さんにお願いしていました。

岩田さん:SNSのアカウントは、設定が複雑ですよね。今のウェブサイト制作も、GEAR8が担当させてもらったと聞いています。

須賀さん:そうだ、2018年頃に依頼させてもらいました。前のサイトが結構古くてスマホ対応とかもしていなかったんですよね。でも、ぐるなびなどのグルメサイトにも三海の華は掲載しているので、そちらが情報発信や予約受付のツールになっていました。なので、「情報をお客さまに伝える」という部分では、あまり困ってはいなかったんですよね。

-それでもリニューアルされたのは、なぜですか?

須賀さん:情報はグルメサイトで伝わるけど、お店の雰囲気や僕たちのお店への愛情みたいな部分は自分たちのウェブサイトで伝えたいよねってなったんです。GEAR8さんにその旨をお伝えして、ウェブサイトをリニューアルしてもらいました。

岩田さん:サイトの棲み分けを行ったんですね。

須賀さん:はい。出来上がったサイトは、イメージ以上に仕上がっていて、さすがGEAR8さんだなって思っていました。

月に1度の訪問は、双方にとって良い刺激に。

-今も月に1️回定例のミーティングを行っていると伺いましたが…。

岩田さん:そうですね。ウェブサイトのアクセス解析とSNS広告の内容確認や提案がミーティングのメインになっています。

須賀さん:アクセス解析に関しては、お店を運営する上で役に立っていますね。どんな言葉で検索して、ウェブサイトに辿り着いたかがわかるので「お客さまが今何を求めているか」の指標になっている部分があります。あとはウェブサイトへのアクセスきっかけがSNS内のURLからなど、アクセス元がわかるのもいいですよね。SNSを更新してくれているスタッフに伝えることで、更新へのモチベーションにも繋がっていると思います。

岩田さん:アクセス解析でわかるユーザーの行動が、実際に来店されるお客さまと全て重なるわけではないですが、「毛ガニ」という検索でのアクセスが多数あれば、「SNSの更新は毛ガニにしてみようか」と言ったヒントには繋がりますよね。

▲実際のミーティングの様子。

-SNSの広告に関してはいかがですか?

須賀さん:岩田さんが毎回広告についてちゃんと考えてくれているというのが、よく伝わってきますね。というのも、このSNS広告って約10年くらい続けているんですよ。だけど、現状に甘んじることなく、いつもチャレンジした広告を提案してくれるので助かっていますね。

岩田さん:最近だと、グルメサイトに多言語化されたメニューがあるということで、「冬の観光シーズンに海外へ向けてSNS広告を打ってみましょうか」と提案させていただいたんです。「面白そうだね、やってみようか」と、須賀さんも一緒にチャレンジしてくれるのも、心強いと感じています。今回は残念ながら、あまり良い結果を出せなかったので、来年は準備期間をもう少し長くとってリベンジしたいです。

須賀さん:いいですね。あと、広告関連は難しい単語が多いけどそれを岩田さんはちゃんと説明してくれるので、「そういうことか!」と発見が多いです。単語を理解できると、僕からもアイディアや意見が言えるようになるので、とても助かっています。

-これからも運用が楽しみですね。

岩田さん:そうですね。アクセス解析の報告の形も、今が最適化されているとは思っていないんです。もっとわかりやすく報告できるように変えていけたらなと思っています。

須賀さん:岩田さん、報告も説明も十分上手ですけどね(笑)。でもそう考えてもらえるのは、嬉しいですね。うちのお店のことをわかってくれて真剣に考えてくれている人に、お店のウェブ回りをお願いできるのは安心できますし、頼もしいです。

-何か今後の計画はありますか?

須賀さん:そろそろWebサイトのリニューアルをしたいですね。6️年前とは、飲食店を取り巻く状況もだいぶ変わりましたしね。

岩田さん:コロナ禍を経て、すすきのに人が戻るかと思ったら、やっぱり少し少ない気もしますよね。

須賀さん:そうですね。集客は飲食店の永遠の課題なので、今後も向き合っていかないといけないなと思っています。岩田さん、これからも力を貸してくださいね。

岩田さん:もちろんです!こちらこそ引き続きよろしくお願いいたします。

-ありがとうございました!

今回の対談インタビューでは、三海の華とGEAR8の信頼関係を深く知れるものとなりました。長くGEAR8に依頼してくれるのは、ただ仕事として単純な広告運用をするのではなく「愛情を持ってお店を良くしていきたい。そのための一つの手段が広告運用」という気持ちが、須賀店長の想いと合致しているからなんじゃないかなと感じました。
また、厳しい飲食業界の中にある三海の華をサポートすることで、GEAR8側もその姿勢から学ぶことが多いと思います。これからもお互いに切磋琢磨しながら、今後も運用が続いていくんだろうなと、希望を感じた対談インタビューでした。

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Akari Iwata

1996年札幌出身です。担当動物はチーターです。大学卒業後はアメリカのWalt Disney World内のキャストメンバーとして一年働き帰国。その後、児童英語教室で先生として務めた際に、教室SNSを担当をしたことをきっかけにWeb業界への興味を持ち、未経験でディレクターとしてGear8に入社。

"Compass of your heart"という言葉と"Reach out your hapily ever after"という言葉を胸に、自分の心に従って生きていくこととその先に自分の幸せを見つけることを大事にしています。

海外渡航が好きで、今後はモロッコ、エジプト、アフリカに行ってみたいです。また、世界各国のディズニーも制覇したいです。