“情報を見る”文化が習慣化した今こそ、
“ながら”で情報収集できる音声メディアに挑戦してみた
こんにちは。Gear8札幌勤務・プランナーの山田です。今日は、最近始まった弊社の音声メディアについてご紹介します。
ここ数年、ウェブサイトの制作やウェブマーケティングだけではなく、Facebook・Instagram・Twitter等のSNS運用に関するコンサルティングや運用代行のお仕事も増えてきました。(ありがとうございます!!!)その背景としては自社メディアを複数かかえ、実際にSNSの運用の成功も失敗も身をもって経験してきたことがクライアント様のサポートに活用できているからなのかな、と考えています。
FacebookページやInstagramの運用も、実際に自分たちでやってみて「ああ、これはうまくいかないのね・・・」という切ない思いも経験し、日々鍛えられています。メディアやユーザーの変化も楽しみながら、社内スタッフ間の情報交換も頻繁に行いSNSにおける情報発信の知識をアップデートしています。
特に2020年は情報発信について多くの企業・個人が再定義する機会も多かったですよね。 それは弊社も同じで、「これからはすべて動画を作ろう、なのか?」「写真はどんなものが良いのか?」などなど、会社としての情報発信について議論を重ねてきました。その中で、
写真や動画を見る文化が習慣化した今、目で見なくても「ながら」で情報を収集できる音声メディアは、「目から情報を得ることに疲れた・・」というニーズも含め、今後も伸びていくのでは?
という話題が。
個人的には、小学校からラジオリスナーなので、音声メディア自体を新しいと感じるというよりやっと進化してきた!!という感想に近いのですが笑、確かにここ数年で音声メディアは様々な形で増えてきていることは多くの方が実感していると思います。
そこで、「とりあえずやってみる」という弊社の新規挑戦マインドにのっかり、弊社としても音声メディア(今回はpodcast)の配信をスタートすることになりました。
「とりあえずやってみる」と言っても、何でも手あたり次第に初めてみればいいよ!という意味ではなく、新しい知見を貯めるために、わからないものでも挑戦してみよう。というニュアンスに近いかもしれません。この番組が多くの方に届くのはもちろんですが、「自分でpodcastを始めてみる」という経験が今後何かに活きてきます様に…!
では、何をどうやって準備していくのか?
① 企画立案・キャスティング・進行表作り
「耳で聞くウェブディレクションメディア」というテーマで、ウェブディレクションについて弊社なりに語る、インタビュー形式の番組として作成することに。配信は不定期で、キャスティングとしては進行役+社員1名を基本とすることにしました。
時間は約15分~20分。ラジオ局で音楽番組を担当していた経験から、「30分以上音楽無しで1テーマの話を聞き続けるのはあまり集中できない」という感覚があったので、20分弱と決めました。
番組冒頭とエンディングの文言を決め、大まかな質問事項を記載した進行表を作り、収録日前に出演者に共有しトークをイメージしてもらいます。
② 収録
本格的な機材がそろっていない状態でのスタートなため、iPhoneとスマホ接続が可能なマイクのみを準備。収録場所は、弊社の2階で行いました。
③ 編集
収録後の音声を、Adobe Audition に取り込みます。 同時に、BGMを選曲して取り込みます。
④ 編集後のデータをsoundcloudへアップロード
⑤ soundcloudのRSSデータをApple podcastに追加
⑥ 配信設定完了!
Apple podcastでの配信が確認できたタイミングで、内容とリンクしている社員紹介コンテンツ内に挿入しました。もちろんpodcastアプリからも聴くことができます。
KPIやゴールを設定し広告やメディアを運用していくことももちろん重要ですが、このように面白そうだからはじめてみよう、というフットワークの軽さも大切にしながら不定期配信になりますが弊社らしく配信できれば良いなと思っています! お仕事中や移動中のBGMにぜひどうぞ。トークテーマのリクエストもお待ちしています笑 次回もお楽しみに!