ディレクターの秦野です。ギアエイトではディレクターを中心にみんながスキルアップを目的として、だいたい毎月1回実践形式で勉強会を実施しています、その名も「TERAKOYA8」。その9回目(?)が4月に行われました!
今回のテーマは「ノーコード制作ツールStudioについて」

これまで過去のTERAKOYA8で「作業効率化による業務時間の短縮」を目指してきたギアエイト。作成するクリエイティブの目的によって「Studio」を有効活用するのもアリなのでは?と話していました。
例えば、「社内行事などをWEBサイト化して公開したい。予算もあまりないし、スピードもなる早で・・・」そんな時はノーコード制作ツールを上手に使うのが良いのでは?と。(実際、昨年のギアエイト15周年記念サイトはSTUDIOで作成しました。)
そこで、今回は実際の業務でも使用経験があるディレクター石岡を講師として、そのノウハウのレクチャーをしてもらいました!
講師のディレクター石岡から今日のスケジュールの発表

いつものTERAKOYA8では、メンバーとして参加する側の石岡ですが、今回は講師となり、そのノウハウをみんなにレクチャーする事になりました。いつもはクールな石岡も珍しく、若干の緊張気味。そんな中、TERAKOYA8がスタートしました。
まずは本日のスケジュールについて。平日の13時から17時まで。各メンバーはなんとか通常業務をやりくりしての参加となります。多くの学びを期待するメンバー達でした。
今回はエンジニアやデザイナーも参戦

いつもはディレクターが中心となり参加するTERAKOYA8でしたが、今回は社内開催という事もあり、デザイナーやエンジニアたちも参加。STUDIOでの作成ノウハウなので、ディレクター以外も興味があるようです。大人数でのワイワイと賑やかなTERAKOYA8となりました。
ペアになってワークショップスタート!

概要説明などのプロローグが終わったところで、近くのメンバーとペアになって、いざ実践です。サイトにアクセスして実際に登録をするところまで、ディレクター石岡の丁寧なレクチャーのもと、アカウントの作成からプロジェクトの初期設定までをスムーズにこなすメンバーでした。
基本のUIと操作方法を知る

その操作方法はカンタンだとはいえ、慣れるまでコツをつかむまではなかなか大変です。書籍やネットを見ながらの作業より、レクチャーしてもらいながらみんなで進めると、その場で悩みも解決できて作業効率はアップします。遠方からZOOMで繋ぐメンバーも含めて、みんなで作業を進めます。
差し入れをこれみよがしに掲げる、ボスの水野。


今回は他の業務に追われていて不参加の水野から、ドーナツの差し入れがありました。ワークショップでフルに使った頭&身体に糖分を注入して、続きをすすめます。石岡からはフッターやセクションの追加、セクションの中に画像や文字を入れるところまで、そのコツを交えながらレクチャーがありました。
石岡から出されたお題を各チームクリアして、今回のTERAKOYA8はお開きに。

ドーナツをモグモグしながらになりましたが、CMSについて・実際に公開するにはなど、メンバーが知りたかった問題がクリアになりました。そして、少し踏み込んだ操作になる、重なるレイアウトの作成を各チームで作ってみて作業は終了。最後はSTUDIOの細かい質問タイムを講師石岡にぶつけて終了となりました。
WEBを制作している現場から見るノーコード制作ツール

無事に終了したTERAKOYA8。今回はSTUDIOの使い方について勉強しました。WEB制作をメインとしているギアエイト。ノーコード制作ツールが主流になると、仕事は減ってしまうのでは?そんな心配をしているメンバーもいるかも知れません・・・
しかし、ノーコード制作ツールには(今のところ)まだまだ課題が多く見受けられます。セキュリティ面やカスタマイズ拡張性、そのプラットフォーム依存しないといけないという問題。スピード感や制作工数についてはメリットが多いと思いますが、ギアエイトが得意とする「モノゴトの本質的な良さを明らかにして表現に落とし込む」という事にはまだ役不足かもしれません。
ツールのメリットとデメリットを見極めて、上手に利用していく事が重要だと感じました。
みんなの感想など。

- 「ひとりでもくもくだと、できなくていじけるの私には合っていました!」
- 「やっぱり実践が学びのスピード早い気がする。STUDIOももう少し進化してくれるといいなという期待。」
- 「以前、suidioを自分で触ってみたことがあるのですが、そのときはうまく使いこなせずに挫折してしまった経験があります。でも今回は、みんなで一緒に手を動かしながら進めたり、昔に学習したHTMLの知識をここで使うのか!と仕組みを理解できました。おかげで「もっとできるようになりたい!」という気持ちも湧いてきて、良いモチベーションにもなりました。」
- 「途中、ちょっと難しくて置いていかれそうになる瞬間もあったのですが、隣の方が声をかけてくれたり、助け合いながら学べる空気があって。それがすごくありがたかったですし、大人になるとそういう環境って意外と貴重なんだなと改めて感じました。」
- 「STUDIOを改めて触る機会を設けていただき、とても楽しかったです。自分でデザインしたものをそのままSTUDIOで再現できるようになれば楽しいだろうな〜と胸高まりました」
「難しく考えずにみんなで一緒にとりあえずやってみる」そんなTERAKOYA8のスタイルに、今回もみんなは心地よく思っているようでした!
次回のTERAKOYA8にも期待が高まります。お楽しみに!