エゾモモンガ(Pteromys volans orii)
齧歯目リス科。蝦夷小鼯鼠、晩鳥、またはギアエイトナット。
アイヌ語ではアッカムイといい、子守の神様という意味だそう。
学名のPteromys volansは翼があって飛ぶネズミ…(oriiというのは日本の鳥獣標本採集家の折居さんの名前から)
エゾモモンガという名前のとおり、タイリクモモンガというモモンガの中でも北海道に生息する亜種です。
平野部や高山帯の森や林に暮らし、エゾリスと同じように円山公園や森林公園など札幌市内でも生息しています。しかし基本的に夜行性で、樹の上で生活を送っているのでなかなかばったりと遭遇するのは難しいかもしれません。
エゾモモンガは目がとてもおおきく、体毛もふわふわとしているので愛らしい外見が人気です。巣穴から顔を出している様子などの写真が印象的。厳冬期にも冬眠はせず、食べ物をさがして過ごします。食べるものは木の芽や葉っぱ、花、果実、樹皮、きのこなどを中心に、雑食です。
モモンガの身体には飛膜があり、滑空することができます。最長で50mほどの距離を移動できるとか。お腹側がいちめん白いので、空飛ぶハンカチと言われたりします(ムササビはモモンガより体が大きいので空飛ぶ座布団とか、ふすまとか…)。
また、モモンガのしっぽはビーバーのような平べったいタイプのしっぽ。ムササビは細長くてもふもふのしっぽです。その他にも顔の毛の色や皮膜の付き方など違いがあります。
* * *
北海道でエゾモモンガに会える動物園は下記のようです(2019年3月現在)
さて、今回とりあげたエゾモモンガも、弊社スタッフのキャラクターになっている動物です。
代表の水野に選定理由をきいてみました。
「小さくて大きな目が似てる。モモンガのように滑空はしないけどバンコク都内をバイタクで動き回っているイメージも近いなと。オフィスではなぜか水野のカーディガンをいつも羽織ってます、飛膜かな?」
一年中常夏の気温のタイですが、オフィスが冷房がキンキンなのでかなり寒いそうで出張の度に日本のスタッフも震えています。代表のカーディガン、あったかいのかな…。
以上、G8動物図鑑をおおくりしました!
このコーナーでは不定期にスタッフのキャラクターになっている動物について紹介していく予定です。
(あくまでも素人が調べられる範囲のものから気になったことをまとめています!正確な情報は専門の方にご確認くださいね。)
▼#1 オウサマペンギン編
▼#2 エゾリス編
▼#3 シマウマ編
▼#4 レッサーパンダ編
▼#5 オオカミ編
▼#6 パンダ編
▼#7 黒豹編
▼#8 シロフクロウ編
▼#9 オランウータン編
▼#10 シロクマ編
▼#11 ハクトウワシ編
▼#12 トラ編
▼#13 カンガルー編