カンガルー(オオカンガルー:Macropus gigantues)
カンガルー形亜目カンガルー科、カンガルー亜科、カンガルー属。
オオカンガルーは別名ハイイロカンガルー、オーストラリアでは単にルーとも、ギアエイトではイシヅカのこと。
カンガルーという生きものは、広くは大型のものをカンガルー、中型のものをワラルー、小型のものをワラビーと呼び分けるが、この3種には分類学上は違いがない。
生息地はオーストラリアの半砂漠や草原など。オオカンガルーは名前の通りカンガルーの中でも体が大きく、さらにメスよりもオスの方が大きい種類です。大きなものだと体重50~60kg、80kgほどになる個体もいるそう。別名をハイイロカンガルーといわれるように、基本的には毛並みが灰褐色です。オオカンガルーにも赤みがあるものもいるし、アカカンガルーにもグレーっぽいのがいるのでちょっと曖昧ですが、しっぽの先が黒っぽくなっているのがオオカンガルー。
大きな足でジャンプするイメージが強いカンガルー。特徴的なしっぽをうまく使って歩いたり跳んだりします。走ると時速60㎞が出るほど脚が速いのですが、普段はしっぽを杖代わりにのんびり歩いて移動します。腕っぷしが強く、ボクシング(に見える、上半身をつかっての取っ組み合い)をすることでも有名ですね。
コアラやカンガルー、ワラビーなど有袋類はほとんどがオーストラリアに生息しています。お母さんとなるメスがおなかに育児嚢という袋を持っていて、その中で乳を与えて子育てをする哺乳類です。
カンガルーの赤ちゃんは1gほどの非常にちいさな体で生まれてきます。超未熟な状態でなんとか袋に向かって這っていき、中に入って乳を吸えるようになればそこで育つのです。母体は負担が少ないのですぐに新しく子どもを授かることができますが、袋の中の赤ちゃんが育つまではその成長を止めておくことができます。袋が空室になるころに生まれてくるようにコントロールができるのです。便利だ…。
ちなみにカンガルーがポケットのような袋なので、有袋類はそういうものかと思いがちですが、コアラやタスマニアデビルの育児嚢はポケットを逆さまにした向き、つまり下向きに袋の口が開いていたりと色々です。
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北海道でカンガルーに会える動物園は下記のようです(2019年2月現在)
オオカンガルー
・円山動物園
アカカンガル―
・おびひろ動物園
さて、今回とりあげたカンガルーも、弊社スタッフのキャラクターになっている動物です。
代表の水野に選定理由をきいてみました。
「五感が異常に優れているカンガルーと、石塚君の周りの雰囲気をよく見ている感じが被ったので。実は白亜紀から存在している超珍しい有袋類固有種なのです。」
今回調べた中では見つけられなかったのですが、カンガルーは目や耳もよいらしいです。気配りのできるイメージからだったのですねー、いざというときは強そうな感じもぽいです。
以上、G8動物図鑑をおおくりしました!
このコーナーでは不定期にスタッフのキャラクターになっている動物について紹介していく予定です。
(あくまでも素人が調べられる範囲のものから気になったことをまとめています!正確な情報は専門の方にご確認くださいね。)
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