2024.11.11

北海道に住んでいる外国人はどんな人?数字とインタビューから見えるリアルな姿|北海道インバウンド観光トレンド#4

こんにちは!渡邊です。

札幌で生活していると、外国の方とすれ違うことが増えてきた今日この頃。ふと、「この方たちは観光で来ているのか?それとも留学や仕事で住んでいるのか?」と気になりました。今回は、そんな「北海道に住む外国人はどんな人たちなのか?」というテーマで、実際のデータやインタビューを通じて探ってみました!

どのような理由で北海道に来たのか、そして実際の生活はどのようなものなのか。GEAR8の外国人インターン生にも話を聞き、リアルな視点で北海道での暮らしを紐解いていきます。ぜひ最後まで読んでみてください!

数字で見る|北海道にいる外国人はどこから来たの?

まずは、数字から北海道に住んでいる外国人を見てみましょう。北海道内に住む外国籍の方の数は5万人以上で、その多くがアジアから移住してきた人々です。特に多い国籍トップ5は次の通りです。

  • ベトナム:12,313人
  • 中国:9,755人
  • インドネシア:5,555人
  • 韓国:4,357人
  • フィリピン:2,987人

このデータを見ると、ベトナムインドネシアからの移住者が特に目立ちます。

北海道来訪インバウンド旅行客のデータと比較すると、「旅行」としては韓国中国からの来訪者が多い一方で、「住む」となるとベトナムやインドネシア、ミャンマーといった東南アジアの国々からの移住者が多い傾向があるようです。

数字で見る|北海道に住む目的は?

彼らが北海道に住む目的は様々ですが、在住外国人が増えた背景には、技能実習や特定技能の制度があります。

技能実習は、高度な技術を学び、母国に持ち帰るための制度。特定技能は、日本の労働力不足を補うために導入され、より広範な仕事に就くことができます。特に、上位トップ3に入っているベトナム、インドネシアの方々はこれらの資格を得て来道する方が多くいらっしゃるようです。

  • 技能実習:14,257人
  • 特定技能:8,303人
  • 永住者:6,526人
  • 留学:5,289人
  • 技術・人文知識・国際業務:5,114人

出典:出入国在留管理庁 「北海道在留資格別在留外国人数(令和5年末)」

実際に住んでいる方へインタビュー|どうして北海道を選んだの?

実際に北海道に住んでいる方に、北海道に来た理由を聞いてみたい!ということで、GEAR8が運営するインバウンド向け旅行情報メディア「Trippino HOKKAIDO」の運用をお手伝いしてくれているインターン生たちに、どうして日本に来たのか、どうして北海道を選んだのか、を聞いてみました。

今回インタビューに応じてくれたのは、インド、タイ、インドネシア出身の3名です。

渡邊:「今日は、皆さんがどうして日本に来たのか、どうして北海道を選んだのか。また、実際来てみてどう感じているのかを聞いていきます!まずはシヴァさん、日本に興味をもったきっかけはなんですか?」

シヴァさん(インド出身):「僕は、ずっと日本のアニメや歴史に興味がありました。特に日本語の文法が面白いと思っていて、もっと学びたいなと思ったんです。でも、その当時僕は日本語があまり得意ではなかったので、日本国内で英語で授業を受けられるプログラムを探しました。そんな中、北海道大学のプログラムを見つけ、北海道の自然にも惹かれてここに来ることを決めました。」

渡邊:「北海道を選んだのは、自然の魅力だったんですね!でも、南インドは雪が降らないですよね?最初は驚きませんでしたか?」

シヴァさん:「めちゃくちゃ驚きましたよ(笑)。雪を見るのは初めてだったので、感動しました。でも、寒さにはまだ慣れていないです…」

渡邊:「寒さは確かに慣れるのに時間がかかりそうですね(笑)。ソムさんはどうして日本、そして北海道を選んだんですか?」

ソムさん(タイ出身):「私はタイのバンコク出身で、ずっと日本食が好きだったんです。特に海鮮が大好きで、新鮮な魚が食べられる北海道に興味を持ちました。自然も豊かだし、日本の四季を感じられる場所として北海道はぴったりだと思ったんです。」

渡邊:「北海道の食べ物がきっかけだったんですね!実際に北海道の海鮮を食べてどうですか?」

ソムさん:「最高です!新鮮で種類も豊富ですし、毎日でも食べたいくらいです(笑)。でも、バンコクは1年中北海道の夏くらい暑いので、私も寒さにはまだちょっと慣れていません…。」

渡邊:「やっぱり北海道の寒さに適応するのは難しいですよね。では、ジェレミさんはどうして日本、そして北海道を選んだんですか?」

ジェレミさん(インドネシア出身):「僕は、日本文化が好きで、特に「初心」という言葉にずっと興味がありました。」

渡邊:「初心というのは、最初の想いとかの意味の「初心」ですか?」

ジェレミさん:「そうです。初心という考え方がとても面白いなと思って、そのような日本人の信念のようなものにも興味がありました。」

渡邊:「日本の文化や、日本人の潜在的な考え方に興味を持っていたんですね。私も日本人として普段「信念」について改めて考えたことがないので、そこに興味を持つというのは外国人ならではで面白いですね。日本の中でも留学先に北海道を選んだ理由はなんですか?」

ジェレミさん:「日本という国に惹かれていたんですが、北海道は自然が豊かで、生活するにはぴったりの場所だと感じてここを選びました。インドネシアには四季がないので、雪景色や四季折々の自然が楽しめるのは素晴らしい経験です。毎日新しい発見があります。」

渡邊:「3人とも、それぞれの理由で北海道を選んだんですね。これからもTrippino HOKKAIDOでの活動、楽しみにしています!」

北海道で広がる多文化の交流

こうして見てみると、北海道には様々な国から、多様な背景を持った外国人が集まっています。それぞれの目的や興味から北海道に惹かれ、ここで生活を送っています。北海道は、その広大な自然とともに、多様な文化が共存する素晴らしい場所となっているのです。これからも、さらに多くの人々が北海道に集まり、多文化交流が進んでいくことを願っています!

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