2019年11月30日、約2年ぶりに北海道好きなタイ人約150名を集め
「TrippinoHOKKAIDO FAN Meeting vol.2」を開催しました。
こんにちは。Gear8の山田です。
2017年の第1回開催から約2年、弊社で運営している訪日外国人向けメディア「TrippinoHOKKAIDO」のファン数は3言語トータルで約17万人に成長しました。
旅行情報の収集にはSNSを中心としたオンラインが主流になっている今ですが、大事にしたいのはやはり「ユーザーの生の声」。いいね!ボタンやリーチ数だけではわからない、スマホの奥のファンの想いに寄り添いたいという思いで、パワーアップしたイベント企画を2019年の夏頃から開始しました。
第1回目は約50名を招待、場所はエカマイというエリアにあったコワーキングスペース。第2回はもっと多くの皆さんに会いたい!きっと会えるはず!という思いから、シーロムエリアにあるクラウンプラザホテルのミーティングルームを思い切って予約しました。
ひ、広い・・・
会場設営の時点で、【北海道のことしか話さない】【土曜の午後の2~3時間】【特別な料理などは出ない】のに、大丈夫だろうか・・・と少し心配になりました。
イベントの情報は1ヶ月以上前からTrippinoHOKKAIDOのFacebookページで告知し、アンケートフォームへの記入登録で来場予約が完了、という流れで募集を行いました。イベント前日時点で参加希望は約200名の申込みが。タイ人にとっての北海道人気を再認識しながら、「北海道情報が溢れている今、一番知りたいことはなんだろう?」と好奇心に溢れます。
受付開始直後、会場の外に続々と集まる北海道Loversの皆様!(ホッとしました・・・)いつもオンラインで発信している情報が、北海道と気候も食べ物も異なるこの街の皆さんに届いているという事実を感じる瞬間!
イベント全体は以下の流れを想定。
13:00 開場~各ブース質問タイム
13:30 オープニング MC挨拶
イベント概要・メディア紹介・自治体・スポンサー企業紹介
14:00 インフルエンサートークショー
(MC2名+インフルエンサー)
14:30 ブレイクタイム(北海道からの皆様との交流・ブース質問)
15:00 北海道クイズ
15:20 プレゼント贈呈
15:30 ラッキードロー
15:40 当選者発表
16:00 写真撮影
16:30 終了
旅行博やデパートでのエキスポとは違った、「北海道だけ」の濃厚な3時間半です。
第2回の今回、TrippinoHOKKIDOディレクターのICE(写真右)とSugoishohokkaidoのPOOWANATさん(写真左)がダブルMCとして進行。
MCの二人を中心に、北海道内のおすすめ観光施設やジャンル別のホテル情報などを紹介していきます。
入場時に来場者にお渡しした紙袋の中にパンフレット各種とノベルティをセットにしていたので、パンフレットを読みつつMCの話しを聞きつつ、熱心にメモを取る方も。
お客さまの様子をみていると、「北海道全体地図」あるいは「観光施設近隣エリアの地図」が書かれたパンフレットは長時間見られることが多く人気でした。確かに、次に北海道を旅するときは有名観光地ではない地方に行きたいと思っている方々にとって、位置関係が把握できる全体地図は必須ですね。ピンポイントな街の情報のみパンフレットにするのではなく、北海道地図を入れ込むことも大切だと実感しました。
「函館から札幌まで行く予定だったけど、途中に何があるか知らなくて・・・」
ブレイクタイムでは通訳スタッフを交えて自由に旅行相談ができるようにしました。
北海道内の市町村7エリアの方々にバンコクまでお越しいただき、お客さまとの質疑応答に対応いただきました。
実際に年末の北海道旅行を計画しているご夫婦には、南北海道エリアの皆様から周辺観光情報を丁寧にご説明。年明けに確認したところ、来道された時におすすめされた八雲に立ち寄ってくれたそう!(感動!)
タイ国内からのゲストは2組。
1組目は本イベントのスポンサー企業として参加くださったノックスクート社様。
10月末から3月末までの新千歳バンコク直行便を新規就航したノックスクート社様からは、機内サービスや特徴をご紹介いただきました。タイ国内の各空港との路線が多いノックエアーと、スクート社がノックスクート社となったことで旅行者の可能性はとても広がりました。これはタイ人だけに限らず、私達北海道人にとってもラッキー!春以降の就航継続を願うばかりです。
2組目は旅行メディア「Movearound journey」 を運営するクリエイター、BELLさん。
今までに旅した北海道の様子を写真とMovieで紹介してくださり、来場者の皆様も興味深く見ていました。地元である北海道民が見ても、改めて魅力に気付かされるクリエイティブはさすがの一言。「タイ人の旅好きにささる北海道の魅せ方」としてとても勉強になったMovieの一部をご紹介します。
イベントの後半は大盛りあがりの北海道クイズとラッキードロータイム。
千歳バンコク往復航空券など豪華景品を狙ってみなさん積極的に参加してくれます。
最後は全員での記念写真を撮影して終了となりました。終始あたたかな雰囲気で、時折笑い声もあがりながらの“北海道らしく、タイらしい”時間になりました。
来場いただいた皆様、北海道からサポートいただいた自治体・企業の皆様、本当にありがとうございました!
タイ国内での北海道旅行のニーズは未だ高いものの、「地方誘客にはルート提案・二次交通課題解決・オンライン情報発信」がまだまだ必要です。5回目の北海道を楽しみにしてくれるタイ人を一人でも増やし、様々な楽しみ方を提案できるメディアとして私達もこれからもっと頑張らねば!と気が引き締まるイベントとなりました。
構想開始から6年、アプリのリリースから5年、タイ語・英語・繁体字に対応して3年目。2020年のTrippinoHOKKAIDOも進化し続けたいと思います!