2025.12.18

旅行コンテンツをインバウンドにどう伝える? - F VILLAGE Snow Park タイ向けPR取材体験記

Akari Watanabe

北海道の冬を象徴するコンテンツといえば、雪とウィンタースポーツ。

中でも近年注目を集めているのが、北広島市に冬季限定でオープンしている 「F VILLAGE Snow Park」 です。
スキーやスノーボード、そり滑り、バギーなど、雪に慣れていない地域からのインバウンド観光客でも楽しめるアクティビティが揃い、雪遊びスポットとして海外からの期待も高まっています。

今回私たちは、タイ人スタッフのデルさんと一緒に現地取材を行い、インバウンド向けPRコンテンツの制作をお手伝いさせていただきました。
本記事では、その取材の背景と、実際に現地で見えた 「外国人目線ならではの気づき」 をご紹介します。

タイ人と行く、初めての雪体験

今回の取材で重視したのは、
「雪が日常にない国の人が、Snow Parkをどう感じるのか」 という視点です。

デルさんとの取材前の会話では、

「スノーボードに一度だけ挑戦したことがあるけれど、うまくできなかった」
「もっと簡単に体験できるアクティビティがあればいいな」

といった声が聞かれました。

小学生の時からスキー授業がある道民にとっては、当たり前になりがちなポイントですが、
実はインバウンド向けの情報発信において、非常に重要な視点でもあります。

現地で見えた「伝えるべきポイント」

実際にF VILLAGE Snow Parkを体験してみて、デルさんからは次のような感想がありました。

「スキーウェアなども一式レンタルできるので、手ぶらで来られるのは安心」
「スタッフが近くにいてくれるから、初めてでも怖くない」
「すべてのアクティビティが遊び放題のプランがあって、内容がわかりやすい」

こうした声をもとに、今回制作したコンテンツでは、

  • どんな体験ができる場所なのか
  • どんな人に向いているのか
  • どれくらいの時間・料金で体験できるのか

といった点を、できるだけ具体的に伝える構成を意識しました。

単なる施設紹介ではなく、
「インバウンド旅行者が実際に訪れたら、どんな1日になるのか」 が想像できることを大切にしています。

インバウンドPRにおける私たちの役割

Gear8 / Trippino HOKKAIDOでは、今回のように 実際の外国人メンバーと一緒に取材・体験を行い、その視点をコンテンツに反映すること を大切にしています。

  • 外国人目線を取り入れた現地取材
  • 多言語でのWEB・SNS発信
  • SNS広告やプロモーション設計まで含めた一気通貫の対応

事業者側の「伝えたいこと」を大切にしながらも、
「インバウンドが知りたいこと」から逆算して設計するPR を行うことが、私たちの強みです。

現地のリアルを、世界へ

今回のF VILLAGE Snow Park取材は、
インバウンド向け情報発信において
「外国人と一緒につくる」ことの価値 を、改めて実感する機会となりました。

北海道には、まだ十分に海外へ伝わっていない魅力がたくさんあります。
それらを、正しい視点と方法で届けていくこと。
それが、私たち Gear8 / Trippino HOKKAIDO の役割です。

「自分たちの施設や地域も、インバウンド向けに発信したい」
そう感じた方は、ぜひ一度ご相談ください。

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Akari Watanabe

1997年、東神楽町生まれ。大学時代3カ国に留学。初めての留学先であるニュージーランドで、アジア圏のクラスメイトと親交を深め、近隣国に対する理解を深めたいと感じるようになり、韓国や中国へも留学。

学生時代、たまたまプログラミングの授業を受けたことがきっかけでWEB制作に興味を持ち、卒業後は東京のIT企業で法人営業を経験。その後、カナダのカレッジでWEBデザインと英語を集中的に学び、帰国後、北海道の魅力を世界に発信するという目標を持ち、Gear8に入社。現在は自社メディアTrippinoHOKKAIDOの業務を中心に担当。