2026.07.30

「GEAR8の強みを、誰でも話せるようになる会。」TERAKOYA 8 Vol.18レポート

Yusuke Hatano

こんにちは、ディレクターの秦野です。

GEAR8では、ディレクターを中心にメンバーのスキルアップを目的とした社内勉強会「TERAKOYA 8」を、だいたい毎月1回のペースで開催しています。本日2026年7月14日、その第18回が開催されました。

今回のテーマは、「GEAR8の強みを、誰でも話せるようになる会。」

技術やツールを学ぶ回が多いTERAKOYA 8ですが、今回学ぶのは「自分たちのこと」。これが意外と、いちばん難しいのです。

Why We Do This — なぜ、いま「自分たちの強み」なのか

GEAR8は、Webサイト制作を軸にしながら、動画制作、紙媒体、キャラクター開発、ブランディング、さらにはバンコク・台北の拠点を活かした海外展開やインバウンド施策まで、本当に幅広いクリエイティブに携わらせていただいています。

ところが。

お客様から「他にどんなことができるの?」と聞かれたとき、メンバー全員がパッと的確に答えて、スッと事例を引き出せるかというと──正直、意外と難しい。自分の担当領域のことは話せても、会社全体の「引き出し」となると、人によってムラがあるのが実情でした。

そこで今回は、GEAR8の豊富な事例をみんなで共有し、提案の流れや資料の見せ方を「体で覚える」ことを目的に開催されました。

狙いはシンプルです。お客様との何気ない会話で生まれる「そんなこともやってるんですね!」という驚きから、次のワクワクする仕事のきっかけを増やしていくこと。

How It Works — 座学ではなく、ロープレ形式で

今回は座学ではありません。ファシリテーターのディレクター北川がクライアント役となって質問を投げ、待島梅木を中心としたディレクター陣が、実際の商談さながらに打ち返していく「ロープレ形式」で進行しました。

ここで大事にしたポイントは2つ。

  • 盛らず、実際の商談のトーンで。
  • 簡潔に、自分の言葉で。

きれいなプレゼンを目指すのではなく、明日の商談でそのまま使える「等身大の説明」を磨く。全体は13時から15時までの2時間で、目的説明のあと70分たっぷりロープレ、残り40分はフリー質問タイムという構成です。

7 Model Cases — 商談の引き出しになる、7つのモデルケース

本編で取り上げられたのは、毎回の商談で話のネタとして出せる「7つの代表的なモデルケース」。「こんなこともできますか?」という質問に、代表事例で答えるためのパターン集です。

1. Website(サイト王道)

「ウェブサイトは、どんなクライアントの実績がありますか?」という王道の質問に対しては、官公庁系、IT系、採用系、土木建設など、業界別に事例を紹介。誰もが知っているような大きな企業様の事例を最初に出すことで、まずは安心感と信頼感を持ってもらうアプローチが共有されました。「御社はまずどの業界ですか?」から会話を広げていくのがコツです。

2. Print(紙もの)

パンフレット、会社案内、名刺などの紙媒体も、Webと世界観を統一して制作できるのがGEAR8の強み。サイトのキービジュアルを紙に展開するなど、ワンストップでお任せいただけるメリットを伝えます。

3. Movie(動画)

商品PRからブランド動画、採用動画まで幅広く対応。過去の動画作成の事例を通して、撮影も編集も自社で対応できることをアピールします。

4. Branding(複合ブランディング)

過去の事例から、ロゴやネーミング、世界観の設計といった上流から、Web・紙・動画まで一気通貫で組み立てられる強みを再確認しました。

5. Goods(キャラクター・グッズ)

キャラクター開発からノベルティ、物販グッズまで。実はLINEスタンプの制作実績などもあり、「ファンづくりの入口」としての提案も可能です。

6. Global(海外)

バンコク・台北の拠点を活かした、現地ならではの制作・進行。日系企業の現地向けサイトや、台湾のメディア系サイトなどの事例が紹介されました。「海外でどんな仕事をしているんですか?」は、商談でも聞かれる頻度の高い質問です。

7. Inbound(インバウンド)

自社メディア「Trippino」を使ったプロモーションや多言語制作など、旅マエから旅ナカまで、訪日客との接点づくりを支援できることを共有しました。

こうして並べてみると、あらためて自分たちの守備範囲の広さに驚きます。そして同時に、「これを全部、自分の言葉で話せるか?」と問われると背筋が伸びる。ロープレ形式にした意味が、まさにここにありました。

Ask Us Anything — フリー質問タイムで見えた、意外な価値

後半40分のフリー質問タイムは、「こんな小さなことでも聞いていいの?」という悩みや疑問が飛び交う時間になりました。

特に白熱したのが、社内ワークショップ(通称・DEGEIKO)の話題です。

DEGEIKO#01 ファームステッド×ギアエイト

DEGEIKO#02 ロフトワーク×ギアエイト

DEGEIKO#03 税理士法人 池脇会計事務所×ギアエイト

デザインやサイトのような目に見えるアウトプットだけでなく、「会社の課題を現場のメンバーと一緒に考え、引き出す」というファシリテーションの力が、実はGEAR8の大きな価値になっている──という話には、なるほどそういう視点か、と考えさせられました。

たとえば採用サイトを作る前の段階で、社内の魅力をメンバー自身が再発見する機会として、このワークショップは非常に喜ばれています。「作る前」から価値を出せる。これも立派な、GEAR8の強みのひとつです。

おわりに — 「引き出し」は、使うほど増える

スライドの最後に、こんな言葉がありました。

「引き出しは、使うほど増える。」

道具の引き出しは使えば減っていきますが、商談の引き出しは逆です。話せば話すほど手に馴染み、お客様の反応というおまけまで付いて、さらに増えていく。

今回学んだ7つのモデルケースと他のメンバーたちのトーク術を自分の中に落とし込んで、まずは直近の商談で、新しい引き出しをひとつ開けてみようと思います。

これからも、GEAR8の多様なクリエイティブにご期待ください!

Facebook
Twitter

Yusuke Hatano

1975年福岡に生まれて、横浜で育って、今は北海道在住です。大学卒業後、PCインストラクターとなり北海道エリアの立ち上げで札幌に転勤してきました。その後、その会社を退職したものの、そのまま札幌に移住しました。 ウェブの世界に興味を持ったので、仕事をしながらデジタルハリウッド札幌校でウェブサイト構築について勉強。卒業後、いくつかのウェブメディア構築運営に携わり2015年に友人に紹介してもらったGEAR8に入社して現在に至ります。 家に帰ると娘2人の父親として奮闘中。最近は自宅のスマートホーム化に目覚め、日々新しいガジェットを研究しています。