2024.11.25

DEGEIKO#03 税理士法人 池脇会計事務所×ギアエイト - 未来から考える、北海道をリジェネレーションするアイデア

ディレクターの秦野です。ギアエイトでは社内勉強会の他に、さらなるメンバーのスキルアップの為、他の会社さんと勉強会を行っております。その名も「DEGEIKO(デゲイコ)」。1回目は「株式会社ファームステッド」さん、そして、2回目は「株式会社ロフトワーク」さん。その3回目が2024年9月11日に行われました。

3回目にお相手としてお願いしたのは、「税理士法人 池脇会計事務所」さん!北海道の会計事務所として最大規模を誇る大きな会社さんです。WEBサイトのリニューアルを担当させていただきましたが、今回はDEDEIKOでお互いのスキルアップを目指すことになりました。

「DEGEIKO」では恒例行事!総勢20名の大名刺交換会!

DEGEIKOのスタートを告げる、「大名刺交換会」。今回は池脇さんとギアエイトのメンバーを合わせると総勢で20名程となるので、名刺交換も時間がかかります・・・とはいえ、ここでの雑談は今後のワークショップをスムーズに進める布石となります。地元が近かったり、趣味が同じだったりとお互いに距離を縮める両社スタッフでした。

「北海道リジェネレーションする」をテーマにしたアイデアソン

大名刺交換会も一通り終わると、いよいよワークショップがスタートです。ファシリテーターを務める水野から課題が発表されました。今回チームとなって取り組む課題は「北海道リジェネレーションする」という、いつもながら壮大、そして答えがなかなか導き出せない難問です。日常の業務とは少し離れている課題となり、いつも使っていない思考をフル回転しないと・・・

「交通・教育・観光」の3つ課題解決に挑戦するワークショップ

「北海道をリジェネレーションする」という課題に対して、各チームメンバー同士、様々な意見交換をしていきます。毎度のことながらおおよそ半日という短時間で、「調査」→「課題解決」→「資料まとめ」→「プレゼン」とモリモリの内容をこなさないといけない、このDEGEIKO。ただしギアエイトのメンバーは今回で3回目となります。だいぶスピード感も上がってきたいい感じでワークショップは進みます。

思考を巡らせ、アイデアを交わすチーム毎のランチタイム

お昼はチーム毎に会社の近くの飲食店などでランチタイムを取りました。ここまでの振り返りや、それだけでなくプライベートな話まで。できればもっと時間が欲しい所ですが、早々に切り上げてワークショップに戻ります。

午後のワークショップを終えた後はいよいよ、プレゼンタイムです。発表者が一人で発表するチームや、全員で順番に発表するチームなどチーム毎に色があるプレゼントなりましたが、どのチームも本気で取り組んだ跡がありました。

Aチームのテーマは「交通」。人口減少と高齢化の進む地方交通インフラを解消するアイデア

Aチームが選んだテーマは「交通 人口減少と高齢化の進む地方交通インフラを解消するアイデア」でした。人口の減少が進む日本。北海道の人口も2050年には1/3になると予測されています。過疎エリアが多く、都市間の距離も離れている北海道。高齢化と人口減少の著しい地方都市における交通インフラ問題を解消するアイデアに取り組みました。廃線となった駅を中心にして、移動型の拠点を設ける「ステーション」の仕組みを発表しました。

Bチームのテーマは「教育」。地方と大都市で広がる教育格差を均等にするためのアイデア

続いてBチームが取り組んだテーマは「教育 地方と大都市で広がる教育格差を均等にするためのアイデア」でした。大都市と地方都市の教育格差はこれまでにないスピードで加速しています。地方に居住している子ども達の学びを促進するためのアイデアについて取り組みました。小学校からの一貫教育施設を地方都市の廃墟を再利用して作るというアイデアをかなり具体的にまとめていました。

Cチームのテーマは「観光」。オーバーツーリズムと地方分散を実現するアイデア

最後のCチームは「観光 オーバーツーリズムと地方分散を実現するアイデア」というテーマに取り組みました。増加する外国人観光客。北海道経済にとって好ましいことですが、もともとお住まいになる住民の方との問題や、観光公害など課題も見られます。その解消と旅行者の地方分散を促進するアイデアについて取り組みました。「シンニホン」と名付けられたプロジェクトは地下都市を作るなど壮大かつ面白いアイデアで他のメンバーの関心を集めていました。

非日常のテーマで脳を鍛えた1日、代表の池脇さんと水野から講評。

各チームの発表が終わったのち、池脇さんと水野からそれぞれ講評がありました。北海道の経営者として鋭い指摘。チームによっては実現性が高いアイデアもあり、夢が広がります。そして、各メンバーからも感想や意見などが活発に飛び交い、無事に3回目DEGEIKOのワークショップは幕を閉じました。

「未来から考える」が共通言語となり、異業種を超えたチームに

会計事務所として事業継承や組織再編、M&Aなどの業務に取り組む池脇会計事務所さんと、ブランディングなどクリエイティブな業務を行うギアエイト。まさに異業種なので、混合チームとしてまとまるのかとても心配でした・・・

しかしその心配はワークショップのスタート1時間でなくなりました。池脇会計事務所の皆さんはとてもフレンドリーで気さくな方ばかり。企業の成長と継続を支援しなら未来を創っている池脇会計事務所さん。「未来から考える」というミッションの元、活動するギアエイト。両社とも未来を見据えて関わる地域に貢献するというスタンスは同じなのかも知れません。

そしてそんな想いを持つ会社に集まるメンバーなので、最初から自然と距離が近いような気がしました。池脇さんと水野。同じ想いの代表同士、なんとなく雰囲気も似ているなー・・・と感じた今回のDEGEIKO#03も無事に幕を閉じました。

ギアエイトメンバーの感想

  • 全く業種の違う方々と短い時間で難しいテーマに対して、各チームごとに解決策を発表するという取り組みは初めての経験でしたが、これまでのTERAKOYAや DEGEIKOの経験がいきて何とか形にすることが出来ました。
  • 絶対解がない課題に対してどのように向き合うかの練習になる良い機会でした。
  • 池脇会計の皆さんはクリエイテビティを発揮しながらもロジカルに物事を考えていらっしゃったので勉強になりました
  • 池脇会計の担当者の方はみなとてもフレンドリーで話しやすく、ワークショップでのディスカッションもとても盛り上がりました。税理士、社労士集団とのことでかっちりきっちりした議論を求められたらどうしようかと緊張していたけど、実際のアイデアの着想はアニメやハリウッド映画などエンタメからで、業界も業種の壁も何もなくアイデアを出しあえました。
  • 会計事務所×Web制作会社という中々無いコラボでした!お互いクライアントの立場に立って仕事をする業種なので吸収できることが多く、池脇会計さんのチームが見せてくれた、短い時間の中でアイデアを引き出してプレゼン資料にまとめている姿は真似できるように頑張りたいと思いました。

今回DEGEIKO#03にご協力いただいた会社さん

税理士法人 池脇会計事務所さま https://www.itac-g.com/

北海道を代表する大規模会計事務所。M&A日本最大級のネットワーク保有・事業承継、相続対策・行政事務コンサルティング・人事・労務コンサルティング・医療・福祉・経営コンサルティングなど、幅広い分野で税務・会計を行う。

ギアエイト実績 税理士法人 池脇会計事務所 コーポレートサイトリニューアル

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