2022.10.11

動画制作事例をご紹介!

Mizuki Yamada

こんにちは!佐藤夏希です。
暑い日が続いていましたが、なんとなく空が秋の雰囲気になってきていよいよ秋が到来でしょうか。

さて、今回は「Gear8が制作した動画」をご紹介します。そしてプランナーの山田さんと初共作でSummit記事を書きます!共作楽しみにしてました〜!
前半は私が担当させていただき、後半を山田さんにバトンタッチさせていただきますね。
では、まず私からご紹介させていただきます。

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株式会社 福山倉庫 様

株式会社 福山倉庫
https://www.fukuyama-souko.co.jp/

福山倉庫さんは札幌市内で倉庫業および不動産賃貸業を営んでいます。大きな倉庫を市内に複数保有し、私たちの生活の物品保管や物流を支えています。担当ディレクターの待島さんに、動画制作当時のお話を伺いました。

待島:Webサイトのリニューアルにあたり、会社の事業を想起させるような動画を取り入れたいというご要望があり動画制作も合わせてご依頼いただきました。

今回の動画制作で福山倉庫さんが伝えたいことが2つあり「主事業である倉庫業と、不動産賃貸業を伝える」と「創業明治24 年という歴史ある企業として、一般の方への認知を高めて存在感を見せていく」でした。

撮影の様子。1回の撮影にたくさんの方が立ち会い撮影に協力してくれました。

待島:撮影する内容から企画・見せ方まで提案することからがスタートでしたので、目的を達成するためのアプローチをどうするかというところからディレクションが始まりました。
一緒に動画制作をしてくれたリアクターの藤森さん・高橋さんと「仕事風景をまとめただけの動画よりも、現場から出る「音」を中心にテーマを以って福山倉庫を体現できるような代物にしよう」というお話になり、事業内容は同時制作となるWebサイトで詳しく説明するので、動画では説明的な要素を極力無くしてメッセージ性を高めることを意識して制作しました。

どういう音が使えるかを、見つけていくのが刺激的でした

待島:予算とスケジュールの兼ね合いもあり、映像の撮影と音声の収録を同時進行で進めました。リアクターのおふたりにかなり頼ってしまったというのが正直なところですが、素材として撮影が必要なシーンも多かったので、抜け漏れなく撮っていくというところに集中しました。

ロケハンでは撮影場所を決めるだけでなく、どういう音が音楽として使えるかを見つけていくステップがあり、かなり刺激的でした。例えばフォークリフトがバックする時の「ピー、ピー」という音みたいなわかりやすいものから、重い袋に入った荷物を「ドサッ」と積み上げる音、ドアノブをまわす「カチャッ」という音などです。

撮影当日はサウンドエンジニアと作曲家の方がひとつひとつの音を収録していき「(撮影現場で撮った音で)ドレミファソラシドが揃った」と言った時は痺れました。
編集ができてからのチェックも複数回行いました。全体の仕上がりは初回からかなり高いレベルのものを出していただいた記憶ですが、福山倉庫さんの会社としてしっかり見せたいところが適切に取り入れられるか、をすり合わせしていきました。

プロの仕事を目の当たりにした、貴重なプロジェクトです。

こちらが実際のクレジット画面。札幌国際短編映画祭2019 北海道コンペティション部門で上映され、対外からも評価される仕上がりとなりました。

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コスモ建設 株式会社 様

のびのびと成長する子どもたちを見守る住まい/コスモ建設
https://www.cosmokensetsu.co.jp/interview/vol1/

毎日新しい発見があり、時が経つほど愛着が深まる家/コスモ建設
https://www.cosmokensetsu.co.jp/interview/vol2/

コスモ建設さんは、札幌・苫小牧・千歳を拠点にしているハウスメーカーです。こちらもディレクター・待島さんが担当されていますので引き続きお話しを聞きました。

待島:お付き合いのあるクライアントからのご紹介で、お問い合わせをいただきました。Webサイトリニューアルのタイミングで、動画を活用したサイト作りをご希望というのがありました。
動画制作内容に関する要望は特になかったため、こちらから提案させていただきました。軸としてモデルハウスへの集客と管理客の育成へつなげられることを掲げ、3種の動画制作をすることになりました。その中の1つが、今回ご紹介させていただいたているコンセプトムービーになります。

異なる暮らしの2家族の特色を、色濃く反映させる動画に。

待島:単なるオーナーインタビュー動画ではなく「コスモ建設さんの家づくりや実際に生活するオーナー家族の豊かな暮らしを見た方に伝える」ことを意図して企画を進めました。

今回撮影させていただいた2軒は、小さいお子さんがいる家庭とご夫婦二人暮らしの家庭でした。家族構成が違うので、求める暮らしに違いがあります。

お子さんがいる家庭では、リビング隣の一間の使い方やカウンターテーブルをなぜこの場所につけたか、などオーナー様への事前ヒアリングと当日もお話を伺いながら撮影しどころを決めていきました。
家で座っているだけでは単調な画になってしまうので、お料理を作るのをお願いしたり、よく行く公園で実際に遊んでいる様子を撮影したりとテンポの良さを意識しました。

ご夫婦二人暮らしのオーナー様のお家はとても個性的で、まさに暮らしを楽しんでいるのが家から伝わってきました。暮らしをそのまま切り取れば素敵だとロケハンの時にも感じたので撮影シーンを決めるのに苦労は少なかったと思います。
家の特徴的な部分をできるだけ自然に、人と家を同じくらいのボリュームで見せるのはカメラマンの腕と編集者の方の力をお借りしました。

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HOUSE HOTEL 様

HOUSE HOTEL
https://househotel.co.jp/ja/

HOUSE HOTELさんは、札幌市内で一棟貸切のホテルを運営しています。担当ディレクターの秦野さんに制作当時のお話を聞きました。

秦野:もともとHOUSE HOTELさんのWebサイトをGear8で制作していて、今回、海外観光客を視野にいれたプロモーションビデオを制作したいと相談がありました。企画の立ち上げ段階からディレクションに入り、動画の構成・撮影・編集・アップまでの作業を担当しました。

今回は「一棟貸だからできる広々としたスペースを紹介したい」「キッチン完備なのでみんなで料理作りを楽しめる様子をみせたい」という、ホテルの雰囲気が伝わる動画を作ることが目的とご依頼いただきました。外国人の方にもホテルの雰囲気を伝えたいというご要望があり、エキストラさんには外国人をキャスティングしました。また、翻訳の問題があったので、テキストはあまり使わずにストーリーで端的に伝わるように作成しました。

ドローン撮影のために国からの撮影許可も取得。万全の体制で挑んだ撮影。

秦野:撮影には、ドローンを使ってHOUSE HOTELさんの全景を撮影しました。ドローンの撮影には実は国からの許可が必要です。ちょうど季節的に紅葉をきれいに撮りたかったので、かなり早い段階から動き出しました。また撮影時、ホテルの駐車場で撮影をしたのですがすぐ横が交通量が多い国道だったので、安全面には十分に配慮しました。

撮影当日は、小さいお子さんもエキストラとして参加していただきました。お子さんなので、その時の気分や環境の変化で予定通りには撮影できない事もありました。カメラマンさんや周りのスタッフでフォローして撮影が終わった時はホッとしました。

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ここからは山田さんからの動画紹介です。

北海道の魅力を世界に発信するため、Trippinoプロジェクトでもいくつかの動画を制作しました。今回ご紹介するのは30seconds Trip様との共同制作の2本

30秒の旅 Trippino HOKKAIDO~札幌編~

「世界の誰かに会いに行く」をコンセプトに、前回の北海道旅行で仲良くなったゲストハウススタッフに会いに行く、5回目の北海道旅行をテーマとした台湾人2名の女子旅ストーリーの札幌編。

初めての札幌とは一味違う、リピーター目線での旅の一こまをイメージして制作いたしました。ロケ地選定やキャスト選定を弊社が担当し、撮影編集を制作チームにご依頼する形で実現しました。

30秒の旅 Trippino HOKKAIDO~道東編~

北海道の大自然を感じていただくためには、やっぱり道東。札幌編に引き続き道東へも撮影へ。広大な自然とそのまちの人々のあたたかさを感じられる30秒に仕上げていただきました。

ラストは、ウェブサイトのメインビジュアルに使用しているこの動画。
サイトを表示したら、タイトルが出てくるまでしばらくゆっくり楽しんでほしいチェンマイの動画です。

https://trippino-chiangmai.com/

タイから北海道への観光客の皆様だけでなく、日本からタイを目指すチェンマイ好きに届けたいという想いでスタートしたメディア、Trippino CHIANGMAI
サイトのイメージはもちろん、チェンマイの街が持つ独特な空気感がぎゅっと詰まった映像に仕上げていただきました。 早く気軽に旅ができる日々が戻ってきますように・・・

以上、クライアント様との共同制作とは違った、旅行者目線での動画をご紹介しました。
今はSNSを中心に縦サイズのショート動画が主流になってきています。今後も旅×動画のスタイルはどんどん進化していくと思うので、Trippinoチームも随時キャッチアップしていこうと思っていますのでお楽しみに!

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以上、山田さんからのご紹介でした!

最後に、実はGear8もオリジナル動画を作ったことがありまして今は自社サイトの404ページに使われています。

当時のメンバーが3日間くらいで札幌・タイ・台湾でシャッフルされ、弾丸ツアーで撮影に行きました。
スマホでたくさん動画を撮りそれを繋ぎ合わせて作られた動画なのですが、かなりかっこよく編集されていてすごく見応えがありますので、ぜひご覧ください!

今回は共作ということもあり、非常に情報量が多いSummit記事になりましたね。他のメンバーとも共作も楽しそうだな~。機会があれば、共作Summit記事が再びあるかもしれません。

次はどんなお仕事紹介になるでしょう?お楽しみに~!

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Mizuki Yamada

1987年札幌生まれ。動物はシマウマ。広告代理店のインバウンド事業部で営業を経験し、北海道の魅力を外国人に発信する仕事の面白さを覚える。 タイ人向けのインバウンドメディア「Trippino HOKKAIDO」のローンチ直後のタイミングでギアエイトに入社。主にインバウンドマーケティング及びSNSやウェブ広告の運用を中心に担当。 プライベートではロードバイクのNPO法人理事を務め、北海道内を中心に自転車での旅を楽しむ日々。自分が実際に経験したリアルな北海道を伝えることを大切にしている。最近の興味関心は「新規事業の戦略立案」と「企業のストーリーブランディング」。好きな街はチェンマイとニューヨーク。