2022.03.04

Gear8がパン屋さんに!?体験することで分かる本質的な提案のカタチ。

Ai Ishizuka

こんにちは!外部広報の佐藤夏希です。
無事Gear8のMemberページにも復活を果たし、復帰した感が出てきた私です。
このプロフィール写真ももう撮影して6年も経つのですね・・・今年はWebサイトリニューアルがあるとかないとか・・・?
ありそうだったら、Summit記事で様子をお届けできると良いな~と思っております。

さてさて!本日はWebサイト制作を担当させていただいているどんぐりさまの新規コンテンツ制作風景をお届けしたいと思います。
どんぐりさまは、札幌・江別に10店舗を構えるパン屋さん。たくさんのアイディアパンが店先に並び、いつも良い香りが漂っていますよね!私もファンでよく購入させていただいております。冷蔵ケースにたまに置いてあるクリームがのったフレンチトーストが好きで見つけると絶対買ってしまうほどです。

今回お仕事のお話しをいただいたのは、新規コンテンツ制作について。

この新規コンテンツ、「お客さまにお届けする形がWebなのか紙なのか、はたまた違う方法が良いのか?なにがお客さまにとって最良なのかをGear8に一緒に考えてほしい」と嬉しいお言葉をいただきました。
この新規コンテンツについてのミーティングをさせていただいたときに、担当の佐藤朝香と石塚亜衣へどんぐりさまの担当の方から「購買層に女性が多いので、実際に店舗を見てもらって意見を聞きたいです」とお話しをいただきました。社内でも、どんぐりさまをより深く知らないとお客さまにしっかりとした方法でコンテンツをお届けすることができないのでは?という気持ちが沸々とわき上がっていたため、どんぐりアリオ札幌店さまに店舗見学をお願いすることとなりました!

朝香・亜衣ペアに私を加えての3人で、いざアリオ札幌店へ。
私は別で行き、現地集合で2人を見かけると・・・集合時間の30分前に到着していたようで、お店の人の流れやパンの陳列を細かくチェックしていました。どうしてこの陳列なのか、パンの名前を書いているフォントは誰が考えたのかなど、後から聞きたいことをメモしていました。

待ち合わせ時間になり、今回店舗案内をしてくれる店長の芳尾(よしお)さんと合流。店舗見学に向けて3人とも髪を結び、異物混入になったら困るので必要最低限の物で見学へ・・・行こうと思ったのですが、まさかのどんぐり制服と帽子を貸していただけるということで!

テンション高めに制服と帽子を借りました!(1番テンション高かったのは私)

どんぐり制服に身を包み、少しだけどんぐりさまで働いてる気持ちに近づいて店舗見学です。

製造調理スペースでは、どんぐりさまのパンが美味しいポイントのひとつ<手作りの具材>を作る工程を生で見学させていただくことができました。ザンギは鶏肉をカットしタレにつけてひとつひとつ丁寧に揚げ、カレーパンのカレーの具材である玉ねぎは包丁を使いながらきれいに手で剝き、みじん切りにして炒めて・・・バックヤードや冷蔵スペースには野菜がゴロっとそのままの形で所狭しと置かれていて、家庭の冷蔵庫がそのまま大きくなったような感覚でした。どんぐりさまのパンから家庭の味がするのは、実際にスタッフの方が家庭と同じように具材を手作業で切って、味付けしてるからなんですね~。

この大量のたまごを全部スタッフの方が手で割ります。すごすぎる・・・

店長の芳尾さんから、こだわりの製造方法やスタッフの人たちについて現場を見ながらお話しを聞いていきます。

この時朝香が聞いていたのは、「朝4時に早番のスタッフが来て、生地は1日15回ほど小麦から練って作っています。毎日この工程を行っていますよ」とのことでした。生地製造工場はなく、毎日粉からパンをつくるのがこだわりのひとつとおっしゃっていたのですが、それが大変という言葉が1回も出てこなくて皆さんパンづくりが好きなんだなと感じました。さっき出てきた具材を作っているスタッフの皆さんも楽しそうで笑顔だったのが印象的でしたね。

最後に店頭でパンづくりについて芳尾さんに聞きました。

「まずは自家製の具材にこだわっています。見学していただいた通り、素材からパンの具材を作り、かぼちゃ餡などはかぼちゃを蒸すところから作っています。食べてくれる人がひとくちめで美味しい!と言ってもらえるように、端っこまで具材が入るようにしてどこから食べても美味しいと思ってもらえるパン作りを心がけています」

・・・確かに、どんぐりさまのパンってどこを食べても具材が入っているんですよね。
ちゃんと作り手の想いが、食べる人に伝わっていると感じた瞬間でした。
店舗見学をさせていただき、どんぐりさまのパンにかける想いや情熱を肌で感じた私たちはそのままミーティングの席へ。

提案する内容は予め用意はしていたものの、店舗見学をさせていただき
「この方法だと、お客さまがレジに並んでいるときに見てもらえるのではないでしょうか」
「この方法よりは、もう一つの方法のほうがお客さまに受け入れてもらえそう」
「バックヤードに貼ってあった社内用の広報チラシはお客さまが読んでも楽しそう」
など、店舗見学をさせていただく前にはなかったアイディアが次々と浮かんできます。

亜衣が自身のどんぐりさまのイメージや今日の店舗見学で感じたことを、キラキラした目で話していて、その姿を見たときに水野さんが前から私たちに話している「クライアントさんの案件で実際に体験できるものがあれば、1回でもいいから体験したほうがいいよ。そのほうがいろいろわかるから」と言っていたことを思い出しました。

今回の店舗見学で、朝香と亜衣の2人にとってどんぐりさまへの新規Webコンテンツアイディア案が、見学前と後で提案内容に柔軟性がうまれたのではないかなと感じました。
実際にこの新規コンテンツが形になるのはまだまだ先になりそうで、今も絶賛ミーティング中です。どんな形で皆さまにお届けできるのか、私自身も楽しみに待っていようと思います。

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Ai Ishizuka

1995年札幌市生まれ。2018年に北海学園大学人文学部を卒業後、制作を学びたいと思いデザイン業界へ。グラフィックデザイナー、イラストレーターとしてデザイン会社等に数社勤務後、デザイン×ディレクション業務に興味を持ち、"ディレクションチーム"を謳うGear8に2021年入社。 主にWebサイトのディレクション・運用サポートと、デザイン業務を行う。イラストやデザインの経験からデザイン視点多めのディレクションが得意です。 人生のテーマは、自由でハッピーなこと!アートと文学、運動や旅行に関心が高めです。 休みの日には走ったり、絵を描いたりもしています。本は高校時代から好きで、ダニエル・デフォーから始まりました。