2024.03.06

採用チームと同じ熱意で伴走し、今のサツドラが伝えたいことを捉え、求職者への情報発信を確かなものに。

Tomoki Ishioka

こんにちは!佐藤夏希です。

まだまだ寒い北海道ですが、花屋の店先に桜やミモザが並び始め、少しずつ春の足音が近づいてきているなと感じます。四季がはっきりしている地域だからこそ、春がより待ち遠しいのかもしれません。

さて今回は、株式会社サッポロドラッグストアー(以下、「サツドラ」)の採用サイト運用について、同社採用担当の野村さまとGEAR8ディレクターの石岡朋樹さんの対談インタビューをお届けします。

サツドラの採用サイト運用を、GEAR8でスタートしたのは2015年から。実は今回インタビューをさせていただくおふたりは、2015年以降に入社しており、サイト立ち上げの初期メンバーではありません。先任者から引き継がれて始まった、運用について伺いました。

*****

採用チーム6名で、サツドラ全店舗の採用を担当。

夏希:本日はどうぞよろしくお願いします!

サツドラ野村さん(以下、野村さん):こちらこそよろしくお願いします。

▲サツドラ採用担当の野村さん。採用のお話をするとき表情がキラキラしていたのが印象的でした。

夏希:早速ですが、野村さんが担当している業務を教えてください。

野村さん:サツドラの採用業務を担当しています。現在の従業員数は約3,500名(アルバイトを含む。2024年1月現在)いますが、私を含めて6人で従業員採用を行っています。他には、毎年の採用トレンドに合わせた採用戦略を考えることも私の業務です。

夏希:ありがとうございます。採用にもトレンドがあるんですね。

野村さん:はい。例えば最近だと「在宅勤務可能」な職種が人気であったり、有効求人倍率が高いので「売り手市場」の傾向です。これが毎年少しずつ変化していて、求職者のニーズをキャッチして採用情報に反映するようにしています。

夏希:わかりやすい説明ありがとうございます!ところで、GEAR8が御社の採用をお手伝いして9年目とお伺いしました。

野村さん:そうですね。最初は、弊社の採用担当とGEAR8の待島さんでスタートしたと聞いています。私は2018年から先任から引き継いで採用担当になりました。

夏希:プロジェクトの初期から在籍していたわけじゃないんですね。

野村さん:私は、店舗スタッフから採用担当に異動してきました。店舗で働いてる時に「小売業の楽しさを知ってもらえたら、もっと働きたい人が増えそう」と思っていたので、社内制度のチャレンジジョブ制度(※)を活用したんです。求職者へダイレクトに小売業の魅力を伝えることができるようになり、チャレンジしてよかったなと思っています。

チャレンジジョブ制度とは…サツドラ社内において公募により任命されるもので、日々の仕事の中や会社を見て感じた課題を、自ら主体的に解決するために新しい部署や役割を作りたいという提案を行い、希望する部署や職種への異動にチャレンジすることができる社内制度です。

過去を大事にしながら、「今」をキャッチ。

夏希:先任から引き継がれての業務ということで、なにか大変なことはありましたか?

野村さん:私の場合は、特に思いつかないですね。ひとりで業務を行っているという感覚があまりないからかもしれません。必ず同じ部署の他メンバーと相談もしますし、初期プロジェクトメンバーも社内にはいるので、聞きに行ける環境だからかもしれないです。

G8 石岡 朋樹:僕も同じです。2022年の夏ごろに待島さんから引き継ぎましたが、一緒に動いて考えてくれますし、相談や確認をしたい時に近くにいてくれるので、安心してプロジェクトを進めることができます。

夏希:おふたりとも近くに先任者がいる環境なんですね。

G8 石岡 朋樹:あとは採用という分野なのも、不安がないことに関係あるかもしれません。さっき野村さんがお話をしてくれた通り、採用にはトレンドがあって「今」をうまくキャッチできるかがポイントです。過去から切り替えて「今」の求職者に響くようにアップデートしていくことが大事かなと思っています。

夏希:確かに、それはありそう…。今はどんな運用をしていますか?

G8 石岡 朋樹:ウェブサイトや採用向けに特化した会社パンフレットの定期的な情報更新を行っています。サツドラさんの採用活動の状況や、会社の新しい取り組みといった変化に合わせてデザインの一新をご依頼いただくこともあります。直近では、2022年9月にウェブサイトのリニューアルを完了し、2024年3月にはパンフレットのリニューアルを予定しています。

夏希:リニューアルは、なにかきっかけがあるんですか?

野村さん:採用制度の変更や追加といった部分もありますし、弊社側から伝えたいことや取り組みが変わってきている場合など、様々です。今回の場合は、弊社の新しい取り組みの追加と、パンフレットからウェブサイトへ巡ってもらえるようなデザインの統一とコンテンツ作成がしたかったんです。

G8 石岡 朋樹:そこで巡るきっかけになるように「SATUDORA WAY(サツドラ ウェイ)診断」というコンテンツページを作り、どの職種に自分が向いているかをゲーム感覚で診断できるものを制作しました。

夏希:私も早速診断した結果、赤色でした。ただ診断されるだけじゃなくて、サツドラ内で赤色と診断された人の職種も表示されるんですね。

野村さん:その仕掛け面白いですよね!パンフレットからは、QRコードでアクセスできるんですよ。求職者の方には診断を楽しみながら、自分の働くイメージを持ってもらえたらいいなと思っています。

夏希:こういった案は、どちらからスタートさせることが多いですか?

野村さん:弊社の中で、雑談から始まることが多いです。ぬるっとキックオフが始まるというか(笑)。そこからウェブページのスクリーンショットで撮ったりして、いいなと思ったものをまとめてGEAR8さんに共有します。

G8 石岡 朋樹:採用チームのみなさん、常に採用情報に対してアンテナを張っている方が多いんですよね。なので、様々な情報を共有してくれることが、刺激になる部分もあります。ミーティングをしている時も、たくさんアイディアを出してくれるんですよ。

野村さん:GEAR8さんが、まんべんなく意見を聞いてくれるからですよ!ミーティングでよくある傾向ですが、熱量が高い人の意見にひっぱられてしまって、他の人からの意見がなかなか出ないことってあるじゃないですか。GEAR8さんは喋りやすい空気を作ってくれるので、みんな喋れるんじゃないですかね。

夏希:野村さんの「意見が熱量高い人に引っ張られちゃう」というお話、よくわかる気がします。それだと意見数が少ないから、ディスカッションにならないこともありますよね。

G8 石岡 朋樹:GEAR8だと喋りやすいって言ってもらえて嬉しいです。僕たちもなるべく同じ熱量になるように、事前に情報を集めてお話をさせてもらうようにしています。

野村さん:やっぱり!「今のサツドラが伝えたいこと」をGEAR8さんはよく把握してくれていると感じていました。その上で弊社の採用チームのアイディアをうまくまとめて、形にしてくれている。社内だけだと考えが凝り固まってしまう部分も、GEAR8さんという存在がうまく軟化してくれてるように感じますね。

GEAR8と出会って、ディレクションの形がはっきりした。

夏希:野村さんから見た朋樹くんの印象を教えてもらえますか。

野村さん:事前準備をしっかりしていて、すごく良くクライアントのことを見ているなと思います。最初にお会いした時は、石岡さんは入社したばかりで、個人の「石岡さん」という感じだったのですが、一緒にお仕事させていただくうちに「GEAR8の石岡さん」に徐々になっていく過程をみてきました。それが嬉しかったり、寂しかったりで…(笑)

夏希:複雑な心境だったのですね(笑)。そういったお話を普段されたりするんですか?

G8 石岡 朋樹:それがいつも仕事の話で、ミーティング時間が終わってしまって…(笑)。意図して雑談しないわけじゃないんですよ!

野村さん:石岡さんの動揺は珍しい(笑)

夏希:では気を取り直して、最後の質問をさせてもらいますね。GEAR8と仕事をしてみて何か感じたことはありますか?

野村さん:ウェブディレクションやデザインって勝手なイメージなんですけど「今はこういうのが流行りです」「これでいきましょう」など、ちょっと一方的というか…頑固な職人に近いのかもって思ってました。

でも、GEAR8さんと仕事をして見方が変わった気がします。相手が伝えたいことや作りたいものを汲み取って、それをまとめるのがディレクションなんだなと。そして、確実に良いものにしてくれるのが、GEAR8さんのディレクション力だと思っています。これからも変わらずその力を貸していただきたいです。

G8 石岡 朋樹:ありがとうございます。今後も期待に応えれるように頑張ります!

夏希:ありがとうございました!

*****

サツドラの野村さんとGEAR8ディレクターの石岡朋樹さんの対談をお届けしました。

対談の話を頂いた時に「初期メンバーじゃないおふたりがうまく運用を続けている秘訣はなんだろう…」と、すぐに気になったのを覚えています。

先任者が近くにいる好条件なこともありますが、そのこと以上におふたりとも仕事を楽しめる環境づくりが上手で、課題に対しても力み過ぎずに向き合っているのが伝わってきます。それが結果として良いアイディアに繋がり、運用に反映しているように感じました。

サツドラは北海道内を中心にドラッグストア・調剤薬局などを約200店舗展開、そして今なお店舗数が増え続けています。それは、求人を見て働きたいと思う人が多いからこそ実現できることです。これからも一緒に採用課題を解決していくことで、サツドラで働く人が増えてくれるといいなと思った取材でした。

株式会社サッポロドラッグストアー採用サイト

サツドラ採用サイトの実績詳細はこちら>

制作実績 – 株式会社サッポロドラッグストアー 採用ブース装飾制作

サツドラ採用ブース装飾制作の績詳細はこちら>

Facebook
Twitter

Tomoki Ishioka

1991年9月生まれ。ディレクション業務を主に担当。担当動物はトナカイ。

不動産営業を経験したのち、没頭できるような楽しめることを仕事にしたいと思い2018年1月にWeb業界へ転職。デザイン・構築・ディレクションを一通り経験したのち、ディレクションをより深く学びたい・突き詰めたいと考え、2022年5月にGEAR8へ入社し今に至る。入社前にタイと台湾にプライベートで旅行した過去がありGEAR8とは謎の縁を感じる。

好きなことは食べること。好きな食べ物は寿司・蕎麦・蟹。この順位は数年更新されていない不動のランキング。1週間の疲れを翌週に持ち越さないよう毎週必ずサウナに行くというこだわりがある。