デザインも、ルールも、日常も。見慣れない違いが楽しい
こんにちは、デザイナーの渡邉愛梨です!
(社内ではみんなからアイリと呼ばれています!)
✏️初めて海外に行ったデザイナーの旅ログ#01からの続きの記事になります。
(途中から見ても楽しい!)
タイに到着!

初めての入国審査。何か聞かれたらどうしよう…とドキドキしながら列に並びましたが、指紋登録と写真撮影を終え、日本語案内もあってひと安心。
基本的に、怪しいことがなければあまり構えなくても大丈夫そうです◎
外の空気と、街のはじまり
空港を出ると、湿度たっぷりのあたたかい空気に包まれました。
まるでプールサイドに立っているような感覚。「タイに来たんだ」と一気に実感が湧きました。
電光掲示板には日系企業の広告が流れ、セブンやスタバなど見覚えのあるお店も。
海外にいるはずなのに、なんだか不思議な安心感があります。
植物も緑が濃く、いきいきとしています。植物の元気に負けない彩度で広告も目立ったいる印象です。
空港の中でタクシーを待つ券を取って出発進行です!
ホテルにチェックイン

ホテルでは「ドリアン持ち込み禁止」のサインが!
とてもタイらしく可愛いサインですね。
ペット・タバコと並んで罰金付き。噂には聞いていたけれど、あらためて“においの威力”がすごいのかなと想像します!
そしてお部屋に入ると、トイレには見たことのないホースが。

これがタイ版ウォシュレットらしく、なんと水圧がすごい。
水圧が洗浄機レベルで驚きです!
シャワールームには大きな窓。窓を開けっぱなしで寝た夜。
猫のケンカと、初めて聞く種類の鳥のさえずりが響いてきて、「明日はどんな一日になるのかな」とわくわくしました。
街を歩いていてふと気づいたのは、カラスの姿が見当たらないこと。
その代わりに、茶色や白っぽいハトがのんびりと飛び回り、
スズメも、日本より少し色が濃くて、なんだか珍しくて、かわいらしく見えました。
夜ごはんは「Best Beef」で焼肉!

この頃のタイはもうすぐ“ソンクラン”というお正月の時期。街の雰囲気もどこか華やかです。
屋台を抜けてたどり着いたのは、開放的な焼肉レストラン。
日本だと珍しい大きなエビにスパイシーなソース。
暑い国で飲むアイスビールの美味しさは格別で感動しました!
トイレを探していたらお客さんが案内してくれたり、火傷に気づいた店員さんが薬を分けてくれたりと、やさしさの連続に感動しました。
横断歩道の“呼吸”



帰り道、タイの交通はなかなかの混雑。
信号はあるけれど、実は“アイコンタクト”が渡るタイミングの合図なんだとか。
車の流れを見て、ドライバーと目が合ったら、すっと一歩を踏み出す。
そんな“ローカルの呼吸”がそこにはありました。
(私はというと…怖かったので、先輩たちにぴったりくっついて渡り切りました!)
タイのコンビニ、知っておくと安心なこといろいろ!

街中でよく見かけるセブンイレブン。
ちょっと寄ってみるだけでも、日本との違いがたくさんありました!
- 美容グッズの棚がとにかく充実!
化粧水やパック、ヘアケアアイテムなどがずらりと並んでいて、思わずじっくり見たくなるラインナップです。 - ドリンクの種類も豊富!
お水のボトルは日本よりサイズが大きめ。
そして、見たことのないジュースのサーバーが置いてある店舗もあって楽しい! - 緑茶には要注意(?)
甘く味付けされていることが多いので、初めての方はミネラルウォーターが無難かも◎
⚠️ 支払いまわりのちょっとした注意点
- タイのセブンイレブンではクレジットカードは200バーツ(約900円)以上の買い物からしか使えません。
「ちょっとだけ買いたいとき」は使えないこともあるので要注意!
(タイのセブンイレブンでは、クレジットカードの利用は200バーツ(約900円)以上の購入に限られていますが、Big Cでは少額の買い物でもクレジットカードが利用可能だそう。)
- 大きいお札(500・1000バーツなど)は、おつりがないからと断られることも。
→ コンビニや屋台では、なるべく100バーツ札やコインを持っておくと安心◎
コンビニ以外でもカードや大きい現金に関しては、注意が必要みたいですね!
お店によっても違うので、買い物する前に確認が必要でした。

最後はローカルグルメ!




カオマンガイに、パッタイ、グリーンカレー。
大好きなタイ料理をたっぷり味わって、幸せすぎる時間でした。
フードコートでは、先にカードにお金をチャージして使う仕組みも新鮮。
そして何より驚いたのが、食べ終わったお皿を置いたままでOKということ!
ちゃんとスタッフさんが片づけてくれるそうです。
日本では「置きっぱなし=マナー違反」とされがちだけど、タイではそのまま置いていてOK。
しばらくすると清掃員さんが綺麗にしてくれました!
文化の違いが仕組みに表れていて納得と発見がありました!
次回は、カンボジアへ!
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!

タイで気づいたことのひとつが、植物の緑の濃さでした。
それに負けないくらい、街中のデザインも彩度が高く、パワフルな印象です。看板やイラスト、オブジェなども、気分が高まるような色使いやモチーフが多く、
まち全体がちょっとした美術館のようで、歩いているだけでも楽しくなります。
道路沿いには、50mおきに同じ広告がずらりと並ぶこともあって、
「どれだけ目立つか」が勝負の世界なんだなと感じました。




日本では、背景や町並みに馴染ませるような控えめな広告や、ブランドイメージを重視した表現が多い印象ですが、
タイでは、環境の強さや明るさに合わせて、押し出しの強いデザインが文化として根づいている印象を持ちました。
これは日本でそのまま活かすというよりも、
海外案件に携わるときに、現地の環境や価値観を理解したうえでデザインに取り組む、
そのような意識がとても大切だと思いました。
次回は、いよいよカンボジアに到着してからの出来事をお届けします
引き続きお楽しみに〜!