お客さんの会社を自分ごととして考える。
社外からも頼られるディレクターの、等身大の仕事観
GEAR8では、社員同士がお互いの人となりを知るきっかけとして、デザイナーのアイリがランチをしながらインタビューをしていきます!
今回のゲストは、ディレクターの待島さん。
クールにディレクションをこなしながら、「なんでこんな優しいんだろう?」って、実は前から気になってたんです。
今回は、そんな待島さんに迫ってみました!

お昼休憩のお供は、会社の近くにある人気店「CURRY KITCHEN onion」。お昼休憩のお供は玉ねぎの旨みがギュッと詰まった「オニオンのビーフカレー」。

今日のお店、どうしてオニオンを選ばれたのですか?
待島:今日は暑いし、そばでもいいかなと思ったけど…やっぱりラッシーが飲みたくて、カレー!」(笑) 家族とも来たことあるし、LINEの友達登録もしてて、よく通知が来るんだ(笑)
アイリ:私もLINE登録してます!ポイント貯まるし、お得感ありますよね。


この日のメニューは、ビーフカレーにハンバーグをのせた「ハンバーブビーフカレー」。ラッシーは7月限定の「ゴロゴロ果肉の常夏生パインラッシー」。玉ねぎの甘みとスパイスが絶妙に溶け合った濃厚なビーフカレーに、ジューシーなハンバーグ。 パインの果肉がたっぷりのラッシーにはパイン飴も入っていて、食感も楽しい夏にぴったりの爽やかな一杯です!
遊び心が生む、期待以上の仕事
最近、仕事で「楽しい!」って思ったことありますか?
待島:コスモ建設さんのサイトリニューアルの時ですね。エンジニアさんがコスモ建設の自社キャラクター「おうちくん」を404ページに仕込んでくれたんですよ。リアルな描写のキャラだったんですが、AIでイラストを起こして、それを元にさらに調整してくれて。お客さんもすごく喜んでくれて、「こういう遊び心いいですね」って。
アイリ:すごい!クリエイターの魂ですね!
待島:予想通りのクオリティを出すのはもちろん大事。でも、それを超えて遊び心を加えてくれると印象に残るし、「またお願いしたい」って思ってもらえるんですよね。
アイリ:勉強になります!

言葉にして整理する、待島流のマイルール
仕事をするうえでの、自分だけのルールってありますか?
待島:クライアントさんのベンチマークを探したりする時に、「ぶつぶつと言葉にする」ってことかな。最初に「挑戦的」とか「信頼感」とか、イメージを声に出していくんです。そこからデザインの方向性を探っていく。
アイリ:自然とやってる感じですか?
待島:うん、自分が納得できるし、お客さんにもちゃんと説明できるようになるんですよね。
アイリ:自分の中でちゃんと筋道を立てていくんですね。
待島: そうそう。
チームで仕事をするときに意識していることって?
待島:「お客さんと話したことを、デザイナーやエンジニアにちゃんと伝えること」かな。
アイリ:確かに、背景を知るともっといいアイデアも出るし、興味を持って取り組めますよね。
待島:たとえば前に、アイリにレシピサイトを作ってもらった時、最初に「なんでこのレシピサイトを作ることになったのか」って話をしたよね。依頼の経緯とか、サイトを通して伝えたいこととかを話して、「だからこういうふうにしたいんです」っていう方向性を、できるだけチームのメンバーに分かりやすくまとめて伝えるようにしてるかな。ビジュアルにその想いが反映されているから、完成したデザインを見た時に「このデザインの意図はこうなんです」って言えるので説得力が高まるよね。
現場に足を運ぶ、寄り添うディレクター

クライアントさんに、「うちの社員みたいですね」って言われること、けっこうあるんですよ
アイリ:溶け込み…じゃないけど、ちゃんと理解してるからこそ、って感じですよね。
待島:「〇〇さんだったらこうじゃないですか?」とか、「この方が伝わりやすいと思うんですよね」って言うと、「まるでうちの社員みたいな話し方しますね」って言われたり(笑)
アイリ:それって、信頼されてる証拠ですね!
待島:目に見えないところの工事をしてる会社さんとか、文章で見ればわかった気になるけど、実際には本当の意味でわかってないことも多くて。やっぱり現場に行った方が自分自身も理解できるし、お客さんも「見てくれたんだ」「知ってくれたんだ」って喜んでくれるんだよね。
アイリ:昔は、食品系のクライアントさんの試食会をやって、他社と比較したりしてたこともあったって聞きました!
待島:あったあった!別の話だけど、この前うちの子どもが学校でもらったプリントで、北海道の治水を学ぶツアーの募集があったんだよね。一緒に行ってきたんだけど、いくつか回った中に望月寒川の放水路トンネルの見学もあって。そこの地下施設…もう地下神殿みたいなところを見たんですよ(笑)
アイリ:そんな場所があるんですね!?

待島:それを見て「あ、あのクライアントさんはこういう仕事もきっとやってるんだな」とか。見えない工夫がすごく気になるし、すごいなって思った!
本当に…航海士みたいですね!
(ちなみに「航海士」とは待島さんがWeb Designing という雑誌の取材にてウェブディレクターの例え話で出てきたお話ですぜひチェックしてみてください!)
待島:そういう知らない世界をのぞけたり、面白がりながら仕事をできるのがディレクターのいいところかな!
アイリ:好きって気持ちがないと、深掘りできないですもんね。
待島:うん。もっと言うと、そういう現場にデザイナーも一緒に行けると良いなって思う。現場に触れたデザインって、やっぱり説得力がある。
アイリ :普段あまり関わりがない業種とか、言葉だけで理解しようとすると、自分の偏見が混ざっちゃって正しく伝わらないこともありますもんね。
待島:そう。だから、ちゃんと自分の目で見て、聞いて、感じてそれを伝わる形にするのが、僕たちの役目かなって思います。
意外な素顔は、漫画・キャンプ・野球好き

休日は何をしてるのですか?
待島:漫画やYouTubeをよく見ますね。
最近は特に『サラリーマン金太郎』が好きで、暴走族のリーダーだった人があるゼネコンに入って、そこで出世していく話なんですけど、公式チャンネルで声優さんがアテレコしているのを最近よく見てます。あと、『キングダム』とか、他にも『ジャンプ+』というアプリでたくさん読んでます。『スラムダンク』も本誌で見てたので、ずーっと現役読者です(笑)」
アイリ:ジャンプ派なんですね!子どもの頃からの趣味が続いてるっていいですね!
待島:キャンプも行きますよ。今年はまだ行けてないけど。子どもが中学生になったので、部活の送り迎え、いわゆるパパ活もしていますね。
アイリ:本当のパパ活ですね(笑)。最近お忙しそうに見えるので、時間の使い方がすごいなあって思います。
待島:野球も最近一番好きで、アプリで試合を見ています
アイリ:ファイターズの推し選手は?
待島:箱推しです。今シーズンからめっちゃ見るようになりました。
息子と娘が2〜3年前から好きで!交流戦のセ・リーグ主催試合以外はほぼ全部見てますね。
アイリ:確かに待島さん、デスクで野球見てることもありますよね(笑)
仲間とともに、これからのGEAR8をつくる

メンバーが入れ替わって雰囲気も変わると思いますけど、これからのGear8はどう変わっていくと思いますか?
アイリ:もっと大きな会社になるとか、逆に雰囲気が変わっちゃうとか…ポジティブな面もマイナスな面も含めて。
待島:新しいメンバーが増えることで、新しいアイデアや考え方が増えてすごく期待しています。それが続くとクオリティも上がるし、社内でグッとデザイン力を上げていける感じがします。
プロジェクトのスタートの時からクライアントさんと関わっていることもあって、ディレクターが中心になりがちだけど、デザイナーもエンジニアも中心にいる会社になればいいな。デザイナーチームももっと人が増えて、役割も多様になっていくのが楽しみですね。たとえば、「○○○億円の売上を目指す」という売上の話だけというよりは、もっといい仕事ができる会社になっていく気がしてます。デザイナーもエンジニアもみんなが主役になって、思ったことを言い合える、良い会社になっていくんじゃないかな!
アイリ:確かに、リスペクトを持ちつつもなんでも言い合える雰囲気、それがGEAR8の他の会社と違うところですよね!
待島:そうですね。それもあって楽しみです!
アイリ:私は正直、ライバルが増えたみたいでちょっと怖いです(笑)
編集後記(by アイリ)

今回はディレクターとして大活躍している待島さんの美味しい幸せをシェアしました!
取材を通して待島さんが「まるでうちの社員みたい」って言われる理由が、今日少しだけわかった気がします。
お客さんのことを、決して他人事にしない姿勢。
自分が一番楽しんでいるからこそ、もっと知りたくなるし、もっと良くしたくなる。
その気持ちが、チームの空気まで自然と明るくしてくれるんだと思います。
そんな背中を、同じチームの一員としてこれからも見ていたいと思いました。
また一緒にランチ行きたいです〜〜!
次回はディレクターの石塚亜衣さん編です!お楽しみに!