2017.06.02

タイ語フォントの使い分け方

Yuta Umeki

こんにちは、Gear8 Thailandの梅木です。

実は僕はタイに住んでいながらタイ語が書けないし読めません(泣)。
でもWebサイトやパンフレットをタイ語でデザインしないといけない時には切っても切り離せないのがタイ語フォント問題。どういうフォントを使うのが良いのか、いつも頭を悩ませています。

そこで今回は弊社のタイ人デザイナーのアムに、タイ語フォントの使い分け方について聞いてみました。

 

▼目次

  1. タイ語フォントの使い分け方
  2. フォント・ミー・フアとフォント・マイミー・フア
  3. カーニング
  4. 使用例
  5. まとめ

1、タイ語フォントの基本

タイ語にも欧文フォントのように「セリフ体」や「サンセリフ体」というような基本的なフォントの種類があります。

欧文フォントのセリフ体にあたるのが「フォント・ミー・フア」そしてサンセリフ体にあたるのが「フォント・マイミー・フア」です。「フア」とはタイ語で「頭」という意味で、直訳すると「頭がついているフォント」と「頭がついていないフォント」と訳します。タイ語を見たことがある人はわかると思いますが、タイ文字のほとんどがマルから書き始めるのですが、そのマルが文字の中にあるかないかで大別することができます。

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2、「フォント・ミー・フア」と「フォント・マイミー・フア」

フォント・ミー・フア / 上品、落ち着きのある印象。

「フォント・ミー・フア(セリフ体)」は新聞、説明資料、雑誌など読ませるための長い文章の際に多く使用されるフォントです。

●フォント・マイミー・フア / ポップ、活気がある印象。

「フォント・マイミー・フア(サンセリフ体)」は広告、ポスターデザイン、ヘッドラインなどの短い文章の際に多く使用されるフォントです。

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3、カーニング

基本的にタイ語は子音字の上下左右に母音符号をつけてその組み合わせで発音を表記します。さらに声調記号(全部で5つ)が子音字の上についたりするので文字が読めない外国人にとってはカオスの世界です。そこでデザインをする際に問題になるのが母音のカーニングです。母音が文字の中に2つ入る場合に、母音の位置が高すぎたり、母音が重なってしまう場合がよくあります。きちんと文字が表示されていない場合にはカーニングをして調整する必要があります。また、デザインの時はきちんと表示されていても構築する際に文字が崩れてしまうこともあるので注意が必要です。

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4、使用例

●Basic serif style

教科書や正式な書類でよく使われるフォントスタイル。

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Credit:http://www.f0nt.com

●Thin sans-serif font

広告デザイン、ポスター、見出しなどでよく使われるフォントスタイル。

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Credit:http://www.f0nt.com

●Thick long serif font

新聞の見出し、選挙のポスターなどによく使われるフォントスタイル。

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Credit:http://www.f0nt.com

●Traditional Style

王室や仏教に関わる文章や道路の標識などでよく使われるフォント。

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Credit:http://www.f0nt.com

●Hand written style

ハンドクラフト製品や雑貨などでよく使われるフォント。

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Credit:http://www.f0nt.com

5、まとめ

どうでしたか?タイ語を見慣れていると、確かにそういう使い分けがされているなーと気がつくのですが、そもそもタイ文字を見慣れていないとあまり違いが分からないかもしれないですね。タイに来た際にはフォントのデザインに注目して街中の看板や広告を見てみると面白い発見があるかもしれません。

 

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Yuta Umeki

1988年熊本生まれ、札幌育ち。弘前大学在学中にタイ チェンマイ大学へ留学。

GEAR8では、自社メディアTrippino Hokkaidoのサービスリリースをきっかけに、2016年から2022年までタイ法人の立ち上げから運営を行ってきました。

2022年8月から拠点を札幌に移し、主に海外展開を担当しています。「誰も知らない、だからやる。」をモットーに未知へのチャレンジを続けています。少しでもクライアントや社会の役に立てるよう、GEAR8という組織を通じて貢献していきたいです。