GEAR8でディレクターをしている梅木です。
久しぶりのJornalの記事を書きました。
慣れは感受性を鈍らせる
2025年4月、今期から取り組んでいる「国を越えた交流促進」を目的としたプロジェクト GLOCAL8 の一環で、カンボジアとタイの2カ国へ出張してきました。今回は、日本から若手デザイナーとエンジニア、2名のメンバーを同行しての出張でした。

彼らにとっては初めての海外出張。
空港に降り立った瞬間のリアクション、現地でのやり取り、目に映るものすべてを吸収しようとするまっすぐな姿勢を見て、自分がいつの間にか出来なくなっていた大切な姿勢をあらためて意識することができました。
何度も訪れている場所でも、見る視点を変えれば、感じることも変わってくる。
慣れは感受性を鈍らせてしまう。
感受性が鈍ると、チャンスをチャンスと気づけなくなる。
そんなことを思いました。
自分の「当たり前」を疑い続ける

少しづつ経験を重ねていくと、目の前の出来事を無意識のうちに過去の何らかのパターンに当てはめて効率的に答えを出してしまいがちです。
物事をある程度パターン化して捉えることは、業務を進めるうえで大切なスキルですし、失敗を減らす助けにもなります。
ただその一方で、新しい視点に出会うチャンスを自ら狭めてしまうこともあると思います。
経験はもちろん武器にもなりますが、壁にもなってしまう。
だからこそ、自分の中にある当たり前を疑う機会を意識的に持ち続けることが、
仕事や日々の生活をもっと面白く豊かにしてくれるんだと思います。
自分にとっても学びの場だった
今回のGLOCAL8は引率的な役割が大きいと思っていたのですが、蓋を開けてみると自分が1番感化されたのかもしれません。無意識にあった「慣れ」の存在に気がつき、このままじゃダメだという気づきがありました。
「知らないは、楽しい」を体現する
GLOCAL8は今回が初めての試みでしたが、今後もメンバーや国を変えながら、継続的に実施していく予定です。この取り組みを通して、それぞれが新しい視点をもつきっかけになるのではないかと思います。
ギアエイトが大切にしているフィロソフィー、
「知らないは楽しい」を皆んなで体現していけたらと思います。