現地でしか味わえない甘い誘惑、
台湾人が普段食べているアイスはどんなもの?
こんにちは!プランナーの簡です。台湾から北海道に移住して、真冬にアイスを食べる習慣がしっかり身につきました。夏にもアイスを食べて、台湾に帰ったら帰ったで暑くてすぐアイスを食べて、気付いたら年中アイスを食べています。
アイスをたくさん食べてきた甘党として、今回はあんまり知られていない台湾のアイス事情について、簡単に紹介したいと思います。
沖縄より南にある台湾は、”半年間は冬”といわれる北海道とは真逆で、半年間は夏です。南国の蒸し暑い気候ですので、台湾人はもちろんアイスが大好きです。ちなみに、北海道牛乳で作った濃厚な「ソフトクリーム(中国語:冰淇淋)」は、台湾人が北海道旅行するときに、絶対逃さないグルメの一つです。
観光客が大好きなマンゴーかき氷は台湾の代表的なアイスなんですが、実は台湾人はそんなに食べてないです。いい値段がするし、季節限定ですからね。では台湾人は普段どのようなアイスを食べているのでしょうか?台湾のスーパーでよく見かけるアイスは何でしょうか?気になりますよね。
アイス御三家
「台湾のアイスブランドと言えば?」と聞かれたら、多くの台湾人はこれから紹介する3つのブランドを答えます。なので、勝手に御三家と名づけました。笑
⋄ 小美(シァォメイ)
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70年以上の歴史がある、台湾最初のご当地アイスブランドです。昔からあるバニラアイスは一番人気です。牛乳より生クリームの味がします。パッケージもなんか台湾ぽいですね。
企業サイト:http://www.shaomei.com.tw/
⋄ 杜老爺(ドゥラオイェ)
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よく大きいサイズで買うお馴染みのブランドです。色んなフレーバーがありますが、チョコチップやレーズンが入ったのはよく食べました。南国ぽいトロピカルなマンゴーやドリアン味もあります。
企業サイト:https://www.duroyal.com.tw/
⋄ 義美(イーメイ)
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台湾人に愛されている老舗食品メーカーのアイスは美味しいです。台湾らしいタロイモや小豆、粉粿等を入れた固いアイスバーが人気です。単純なアイスよりスイーツ感覚で楽しめる商品が多いです。
企業サイト:https://www.imeifoods.com.tw/
台湾式アイス
一般的なアイスバー、ソフトクリーム、かき氷以外にも、台湾には独特のアイススイーツがいろいろあります。今度台湾に行ったら、定番のマンゴーかき氷のほか、ご当地アイススイーツもぜひ試してみてください!
⋄ 花生捲冰淇淋(ピーナッツアイスクリームクレープ)
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クレープのような伝統スイーツです。中力粉で作った薄い皮にすりピーナッツとアイス(タロイモ味が多い)とパクチーを載せて巻きます。パクチー苦手の方は「プーヤウシャンツァイ(パクチー抜き)」を伝えてください。
⋄ 叭噗(台湾式アイスクリーム)
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名称の由来は、昔の台湾ではラッパを鳴らしながらアイスクリームを売り歩いたことからです。一般的にアイスクリームはバター等を入れますが、叭噗(BaBu)は油を一切使わなくて、替りにタピオカ粉等の澱粉を入れます。ですので粘りがあり、溶けにくいのが特徴です。
⋄ 雞蛋冰(卵の形のアイスキャンディー)
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果物や小豆などの食材を砂糖を加えて煮込んで、卵の形のアルミ製容器に入れて凍らせたシンプルなアイススイーツです。味と食感は日本人も馴染みがありますが、形だけは独特です。都市部ではなかなか見かけないですが、田舎の市場や夜市に行ったらまだあります。
台湾人が普段食べているアイスについて紹介しましたが、気になるアイスはありましたか?どれもお手頃価格で美味しいので、早く現地で食べられるようになるといいですね!