2020.11.10

北海道食材✕台湾料理#1 とうきび蛋餅

Gear8

台湾人お馴染みのもちもち食感で包まれた、
北海道とうきびならではの甘さと香ばしさ。

 

こんにちは!プランナーの簡です。今回は台湾では定番の朝食「蛋餅(ダンビン)のレシピを紹介したいと思います。

コロナの影響で自分も台湾に帰れなくなりました。今まで知床へ行くより近いはずだった台湾はどんどん遠くなり、帰省できない日々を過ごすうちに故郷の味が恋しくなってきました。

そして多くの方々と同じように、外食を控えめにして、お家で料理する機会が増えてきました。『台湾の料理を食べたい時にどうしよう?』『そうだ!どうせ自炊するからおうちで昔からよく食べてきた台湾料理を作ろう!』と思いつきました。

今回は料理した時にちょうど旬の「北海道とうきび」を安く手に入れたので、台湾朝食の定番「蛋餅」の中でもさらにど定番の「とうきび蛋餅」を作ってみました。
※北海道ではとうもろこしのことを「とうきび」と呼んでます。

蛋餅は、もちもちで少し厚さがある柔らかい生地を卵と焼いて、好きな具材を入れて巻く食べ物です。台湾人は基本近所の朝食屋さんで蛋餅をテイクアウトして、お家か学校や職場で食べます。

手抜きしたい時には「業◯スーパー」で買える台湾直輸入冷凍蛋餅生地を使いますが、お家でパンケーキを焼くのがお好きな方には生地から作ることをおすすめします。

◎ 材料

■ コーン・・・・・・・・・・好きな量
■ 卵・・・・・・・・・・・・生地1枚に1個
■ サラダ油・・・・・・・・・適量

[生地](10枚分)
■ 中力粉・・・・・・・・・・400g
■ とうもろこしパウダー・・・大さじ2
■ 水・・・・・・・・・・・・650g
■ 刻みネギ・・・・・・・・・適量
■ 塩・・・・・・・・・・・・小さじ1
■ 卵・・・・・・・・・・・・2個

 

◎ 作り方

1. 生地を作ります。ボウルに中力粉、とうもろこしパウダー、水、刻みネギ、塩、溶き卵を入れて混ぜ合わせます。

2. 常温で30分程やすませます。

3. フライパンにサラダ油を入れ中弱火にし、キッチンペーパーで余分なサラダ油を拭き取ります。

4. 一旦コンロから離れたところで1/10の生地をお玉ですくって流し入れます。

5. フライパンを傾けて全体に広げます。生地が厚すぎると巻くときに破れやすいのでご注意ください。

6. 生地の縁が乾いてきて、真ん中も黄色くなってきたら裏返します。

7. 火が通ったら火から下ろして生地が完成です。

8. フライパンにサラダ油を入れ弱火にします。

9. 溶き卵とコーンを混ぜて入れます。

10. 9の上に生地を1枚乗せます。

11. 卵が焼けたら裏返します。

12. 三つ折りにしてよく焼いたら出来上がりです。

13. 好きなサイズにカットして、醬油やマヨネーズ等好きなソースをつけていただきます。

 

今回作った「とうきび蛋餅」と、台湾で食べたものとの一番の違いは、やっぱりコーンの味です。北海道産とうきびのほうがフレッシュで甘さを特に感じます。道産とうきびは、寒暖の差が激しいため糖分が蓄積しています。甘い味付けが好きな方は特に好きそうです。

そしてもちもちの生地と新鮮なコーンのシャキシャキの食感を同時に楽しめます。基本アメリカから輸入したコーンの缶詰を使ってる台湾のとうきび蛋餅とやっぱり違います。食材は鮮度が命とのことを改めて実感できました。

台湾に帰省するのを待ちきれずに、今回は「とうきび蛋餅」を作ってみました。しかし台湾現地では色んな蛋餅レシピがあり、パリパリタイプや今回のと同じ滑らかタイプ等があります。自分で作った蛋餅を食べても、「実家の隣の朝食屋の蛋餅を食べたいなー」との気持ちもまだあります。

2週間隔離しなくても台湾に帰省できるまで、とりあえず自分は健康でいて、北海道で揃えられる食材で色んな台湾料理に挑戦しようと思います。同じく台湾の味覚を恋しくなった方々も、ぜひ作ってみてください!

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Gear8卒業生による記事です。